本日はスマート フォーツーのスピーカー交換を紹介したいと思います。

こちらのお車は助手席側のスピーカーが音が鳴ったり鳴らなかったりしていたそうで、スピーカーが悪いのではないか？と言うことでスピーカー交換を検討されたそうです。
スピーカーを交換する際に純正スピーカーの正常なものに交換する方法もあるのですが、せっかくならば音が良くなるものに交換してみよう！と言うことでスピーカー交換の相談にご来店いただきました。

それでは作業に取りかかっていきます。

まずは作業前のドアの状態です。
２ドアなのでドアが前後に長いですが、この状態をみると普通のドアです。
ただ、フォーツーの内張の取り外し方はちょっと特殊です。

特殊、と言うのが内張を取り外すためにまずは外装のパネルを取り外す必要があるところです。
ですのでまずは外装パネルを取り外したところです。

外装パネルを外したらやっと内張を取り外せます。
内張を取り外すと一面防水シートで覆われている状態になります。
ちなみに、写真はとってないですが、この防水シートを取り外すとドアの骨組みだけになります！

そして今回交換するスピーカーがこちら。
内張側に固定されています。

そしてよく見ると何故かビスがマグネット部に固定されていました。
このビスの理由はよくわからないですが、スピーカーを交換するので大丈夫だと思います。

ちなみに純正スピーカーを取り外すとこのようになっております。

ここで今回取り付けを行うスピーカーの登場です。
セパレートタイプを取り付ける選択肢もあったのですが、今回は見た目を変えることなく取り付けが可能なコアキシャルタイプをお選びいただきました。
スピーカーはカロッツェリアのＴＳ－Ｃ１７３０です。

取り外した純正スピーカーとカロッツェリアのスピーカーが形状やサイズが似ていたのでそのまま取り付けが可能かな？ と思いましたが、ドア内張にあてがってみると少しサイズが違いましたのでそのサイズを合わせるためにインナーバッフル を作りました。

インナーバッフルのおかげでぴったりと取り付け完了です！

後はスピーカーケーブルを接続し、パッシブクロスオーバーを邪魔にならない場所へ固定したらスピーカー取り付け完了です！

後は先ほどの逆手順で内張と外装パネルを組み付ければ、

ドアスピーカー交換作業完成です！
コアキシャルスピーカーですので見た目は全く変わっておりませんが、しっかりと音は変わっております。

と言った感じで、本日はドア内張の取り外し方が少し特殊なスマート フォーツーのドアスピーカー交換作業を紹介いたしました。