本日はスバル レヴォーグのスピーカー交換とサイバーナビ取り付け作業を紹介したいと思います。
こちらのお車は仕事で使われているそうなのですが、かなりの距離を走られるようで、仕事の移動中も楽しめるようにとスピーカー交換のご依頼いただきました。
それでは早速作業をおこなっていきたいと思います。
スピーカー交換ですので内張を取り外して作業を行うのですが、まずは取り外す前の状態です。
納車されて間もないタイミングでの入庫でしたのでまだドア下部に保護シートが貼られたままの状態でした。
内張を取り外すとこのようになっています。
新しい車は綺麗なので作業しやすくて助かります。
内張の中でも年数が経つと意外と埃などが溜まってくるものなんですよ。
こちらが純正スピーカーです。
このスピーカーを取り外して、
カロッツェリアのTS-C1736Sを取り付けていきます。
こちらのスピーカーはツィーターがトヨタ車用になっているのですが、レヴォーグも対応しておりましたのでこちらのスピーカーをお選びいただきました。
ということでまずは純正スピーカーを取り外して、
カロッツェリアの木製インナーバッフルを取り付けます。
インナーバッフル取り付けの次はスピーカー周りを制振(デッドニング)します。
防水シートが広い範囲に貼り付けてありましたので、一部剥がして防水シートの下にも制振シートを貼り付けています。
制振シートを貼り付け・圧着が済めば防水シートを綺麗に元に戻しておきます。
制振作業が終わればスピーカーケーブルを接続してスピーカーをインナーバッフルに固定です。
そして付属の遮音スポンジをスピーカーの淵に貼り付ければあとはドア内張を組み付ければドアスピーカー取り付け完了です。
ドアスピーカーの取り付けが終わりましたので、次にツィーターを交換していきます。
レヴォーグはダッシュボード上に純正ツィーターが取り付けられていますので、まずはスピーカーグリルを取り外します。
純正ツィーターを取り外すとこんな感じです。
当たり前ですが穴が空きますね。
せっかくですので取り外した純正ツィーターとカロッツェリアのツィーターを並べて見ました。
カロッツェリアのツィーターの方がわずかにフレームが長くなっていますが、簡単にカット出来るようになっていますのでカットして対応です。
それ以外はほとんど同じ大きさとなっています。
ちなみにカロッツェリアのツィーターは4cm口径の『バランスドドームダイアフラム』を採用しているそうです。
バランスドドームと言われると「なんだ?」ってなりますが、大雑把に言ってしまうとドームとコーンを合わせたような形をしている振動板です。
あとは写真のようにフィルター回路が付いてくるのですが、今回はデジタルクロスオーバーを使ってマルチ接続となりますので、フィルターの出口でスピーカーケーブルをカットしております。
あとはスピーカーケーブルを新しく引き回して接続をしたのち、純正位置にツィーターを取り付けて純正グリルを元に戻せばツィーターの取り付けも完成です!
あとはサイバーナビの取り付けも同時にご依頼いただいていましたが、こちらは配線作業ばかりですので完成写真のみとなってます。
ちなみに取り付けたのは8インチサイズです。
ナビは大きな画面の方が見やすいですので、取り付け可能な範囲で大きな画面がいいですよね!
と言った感じで全ての作業が完了です!
ドアはインナーバッフルでの取り付けですので見た目の変化は無しで、
同じくツィーターも純正位置取り付けですので見た目が変わらずスッキリと取り付けが出来ております。
最後に今回取り付けたサイバーナビの調整機能を使ってしっかりと調整させていただきました。
ちなみに今回のスピーカー交換は『スピーカー取付 入門コース』がベースとなっておりますが、せっかくサイバーナビを取り付けるのでスピーカーケーブルをツィーター用に左右1本ずつ追加しましてネットワークモードでの接続をしております。
こうすることでリアスピーカーは鳴らせなくなってしまいますが、きっちり各スピーカーのタイムアライメントやクロスオーバーを設定することが出来るようになりますので、はっきりとした定位感や綺麗な位相で音楽が聴けるようになりますよ!
と言った感じで本日はスバル レヴォーグのスピーカー交換とサイバーナビ取り付け作業の紹介でした!
追伸。
本日、カーオーディオ基礎講座ページを更新しました。
基本的なことばかりお伝えしておりますが、時間があるときに見てくださいね(^ ^)