本日はシトロエン C5 X のタイヤハウスに静音作業をさせていただいた内容を紹介いたします。
こちらのオーナー様はロードノイズを静かにしたいというご希望でご相談をいただきました。
以前、同じ車両でタイヤハウスへの静音作業を行なったブログをご覧になられたそうで、同じような施工をご希望とのことでした。
そこで、前回施工させていただいたオーナー様のご感想などをお伝えさせていただき、その上でタイヤハウスの施工を行うこととなりました。
それでは作業を紹介していきます。
まずはフロントから作業を行なっていきます。
タイヤハウス内部の樹脂パネルを取り外して樹脂パネルに対して施工を行います。
なので樹脂パネルを取り外すためにジャッキアップをしてタイヤを外しております。
樹脂パネルを取り外して掃除をし終えたところです。
ちなみにですが、C5Xの樹脂パネルはぐるっとタイヤを覆うような形状になっておりますので平均的なパネルよりも1.5倍くらいの面積となっております。
先ほどの状態からまずは制振シートの貼り付けです。
今回は施工材料のグレードアップをしていただきましたので、いつもより厚み、重量があるモデルとなっております。
ただ、少し残念なのは見た目が変わらないので写真ではどのグレードの素材なのかの判断が出来ないことですね(^^;;
お次に制振シートの上に遮音シートの貼り付けです。
こちらもグレードアップしていただいておりますので厚みがあるタイプとなっております。
これでシートの貼り付け完了です。
あとはパネルを車両に組み付けてフロント側の施工完了です!
次は後ろのタイヤハウスです。
取り外したパネルがこちらになります。
リアもフロントと似た感じで、平均的なサイズよりも面積が広いです。
まずは制振シートの貼り付けです。
もちろんフロントと同じ厚みのあるバージョンです。
仕上げに遮音シートの貼り付けです。
これでパネル側の施工完了です。
パネルを組み付ける前に車両側も少し施工をしていこうと思います。
フロントは貼り付けスペースがなかったことと、弱い部分がほとんどなかったのでパネルのみとさせていただきましたが、リアはスペースもありますし、弱い箇所もありましたのでおまけ程度ですが貼り付けていきます。
ということで、リアタイヤハウスの前方側です。
そして後方側です。
車体側にも貼り終えたら最後にパネルを車体に取り付けてリア側も完成となります。
といった感じで、今回はオーディオの作業はなく、静音作業のみでしたが シトロエン C5 X のタイヤハウスに対して静音作業をさせていただいた内容を紹介させていただきました。
追伸
後日、オーナー様から感想をいただきました。
結果から言えば、施工の効果に満足いただけたそうです。
そして静かになったように感じられたのはありますが、どちらかというと騒音が遠くなったように感じられて、車内で会話がしやすくなったとのことでした。
正直申しまして、タイヤハウスへの施工は効果がでやすい車両、出にくい車両があります。
ですが、ロードノイズを少しでも抑えたい!という方はご相談いただけたらと思います。