本日はシトロエン C4 クーペ のフロントスピーカーを交換させていただいた作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様は当初、ビビリ音がするので制振作業をしてほしい。ということでお問い合わせいただきました。
ですが、ビビリ音は制振作業で改善しないこともあります。
というより全く違う理由、スピーカーが悪くなっていることでビビリ音が発生していることがありますので1度点検をさせていただくことになりました。
ということで作業前の事前点検ということでドアを開けさせていただいたところ、
ドアスピーカーが悪くなっていることが判明しました!
国産車では見かけなくなりましたが、一部輸入車ではスピーカーのエッジ部分にこの材質が使われていることがあります。
この材質、経年劣化でボロボロになってしまいます。
スピーカー以外にもビビリ音を発生させている原因はあるかもしれないですが、少なからず悪くなってしまったスピーカーがビビリ音を出しているのは間違いないので、スピーカーを交換させていただくことになりました。
ということで点検の際に対応するスピーカーを調べて、候補をご提案してその中から新しく取り付けるスピーカーを選んでいただきました。
点検の日にスピーカーを選んでいただきましたのでスピーカーを取り寄せ、後日交換作業です。
ということでここからが後日の交換作業の内容になります。
まずは内張を取り外すところからです。
先程の内張を取り外してドア内部の状態です。
とてもシンプルなドア内部ですね。
そしてこちらが交換するスピーカーです。
点検の日は左ドアを点検させていただきましたが、右ドアはぱっと見正常な感じですね。
とは言っても右側も悪くなっていましたね^^;
先程のスピーカーを交換ということですのでまずは取り外します。
スピーカー土台から作っていく方法もありましたが、今回は費用を抑えていくためにも土台は純正のものを再利用です。
そしてスピーカーを外すとわかるのですが、どうやら対応するスピーカーサイズが2種類設定されているようです。
16.5cmサイズと13cmかなぁ?というサイズの取り付け部が設定されていました。
13cmが取り付け可能なら13cmも選択肢にはなりますが、16cmが選べるならわざわざ13cmは選ばないですよね。
ということで今回選んでいただいたのはカロッツェリアの16cmコアキシャルスピーカーになります。
16cmのスピーカーで周りに少しだけスペースが余りましたので取り付け部はやはり16.5cm のようですね。
今回はセパレートスピーカーもご提案しましたが、コアキシャルタイプをお選びいただきました。
仕上げにスピーカーの周りに遮音スポンジの貼り付けです。
純正で大きなスポンジが設置されていましたが、だいぶ劣化してきたこともありました再利用はせず、新しいものを設置しました。
最後に内張を組み付けれドアスピーカー交換完了です。
最後に音出し確認と音の調整をさせていただき、納車させていただきました。
と言った感じで本日はシトロエン C4 クーペ のフロントドアスピーカーをカロッツェリアのコアキシャルスピーカーに交換させていただいた作業を紹介いたしました。