常連のお客様から新しくサブウーファーを入手したのでボックスを作って欲しい。
というご要望でサブウーファーボックス製作のご依頼を受けましたので制作開始です!
開始と言いながらほぼ形は出来上がっています。
ここに至るまでにユニットの推奨容量、取り付け場所を考慮して
ボックスの容量とサイズを決めていきます。
そしてそのサイズになるように必要な木を切ってパーツを作ります。
ちなみに標準的なサブウーファーボックス製作はMDFの18mmを使用して作ります。
MDFってよく聞くけどなんだろ?って思ってる方もおられるかもしれないので
この機会にちょっと説明しますと、
Medium density fiberboard(ミディアム・デンシティ・ファインボード)の略で、
木を細かく砕いたものを更に蒸煮し更に繊維を細かくし、それを接着剤で固めたものです。
長所は木を細かくしているので木目がなく、均一性が高いこと、
そして加工がしやすいことです。
欠点は水分を吸収しやすいので水に弱いということです。
そのMDFにも2種類ありまして、
一般的な白いMDFのレイクパインと
あまり一般的ではない黒っぽいスターウッドとがあります。
黒っぽいスターウッドの方が密度が高いので重たく、
強度も少し高めです。
ですので当店では音に関わるようなところは極力スターウッドを使用しています!
と言うそんなスターウッドMDFの18mmを使って今回もサブウーファーボックスを製作しています。
今回のお客さまは音がいいのはもちろんの事!見た目もこだわりたい!と言う方なので
今回はアクセントをつけるためにもリングを付ける予定です♪
今日はボックスの形ができましたので
明日は外側にカーペット生地を貼り付けていきたいと思います^_^