昨日は閉店時間後も少し作業をしていて遅くなってしまったので
帰宅して夕食後に自宅でブログを書こうかと考えておりましたら
夕食を食べ終えたらそのまま寝てしまってました(^^;;
ということで今日は火曜日で定休日ですが昨日書こうと思っていたブログを書いていきます♪
本日ご紹介するのはアウディ A4 です。
以前乗っていたお車で付けられていたフォーカルのスピーカーをお持ちとのことで、
そちらのスピーカーの取り付けをご依頼いただきました。
内容は、こだわらなくていいので取り付けだけお願いします。とのことでしたので
最低限必要となるインナーバッフルだけはオリジナルで製作させていただき取り付けを行いました。
では、作業の様子を紹介していきます。
まずはいつものようにドアの内張りを外していきます。
内張りを外せば純正スピーカーがいるのですが、撮っていたつもりでスピーカーが付いている状態の写真撮ってませんでした(^^;;
ということでスピーカーを外せば上の写真のような状態です。
ちなみに20cmくらいの大きなスピーカーが付いています。
20cmくらいなので新たに取り付けるフォーカルのスピーカーと並べると純正の方が一回り大きいですね!
フォーカルのサイズは16.5cmなので決してフォーカルが小さいわけではないんですよ。
純正のサイズが大きいのでこのままではフォーカルにとっては取り付け穴が大きすぎてスピーカーが付きませんし、
仮に取り付け穴がジャストサイズであったとしてもウィンドーレールがスピーカーの取り付け面に近いところにあるので
奥行きが足りないので取り付けができません。
ですので取り付け口径を合わせながら、取り付け奥行きを稼ぐために厚みを持たせたインナーバッフルを製作します。
途中まで出来上がったインナーバッフルと純正スピーカーを並べるとこんな感じ。
この状態でインナーバッフルは形が出来上がっているのであとは防水のために特殊塗料を塗りこんで黒くして仕上げます。
ちなみにですが、今回のお持ち込みのスピーカーは懐かしのアルファオーディオの取り扱い時のフォーカルでした♪
(当店のお持ち込み取り付けは正規代理店の取り扱い商品のみとさせていただいておりますのでよろしくお願いいたします)
インナーバッフルが出来上がったのでドアスピーカーの取り付け準備がほぼできましたので
次にツィーターの取り付けに移ります。
ツィーターは見えないところに取り付けて欲しい、というご要望でしたので純正位置への取り付けとなりました。
純正のツィーターはダッシュボード上の隅に取り付けられています。
車内からだと写真が撮り辛かったので外からフロントガラス越しに撮影してます。
取り外してフォーカルのツィーターと並べてみると
見た目から全然違いますね!
逆ドーム型なことと黄色というところがフォーカルらしい感じです♪
以前のお車に取り付けるときにステーを使われていたみたいで、ステーが同梱されていましたから
せっかくなのでステーを再利用させていただいて取り付けをさせていただきました。
ステーがジャストサイズでしたのでスッと取り付けれました。
純正のグリルを元に戻せば見た目は変わらず、でものぞき込めばうっすら黄色が見える、
主張しすぎず変えた感も味わえる絶妙な感じです!
あとはインナーバッフルに塗った塗料が乾くタイミングでインナーバッフルをドアに取り付けて、
スピーカーを取り付ければドアのスピーカー取り付けも完了です!
あとは写真がないですが純正のスピーカーケーブルのラインから信号を取り出して
パッシブネットワークに接続し、ドアのスピーカーとダッシュボード上のツィーターに信号を送り出すために
スピーカーケーブルを必要なだけ追加しています。
そして外したパネル類の組み付けをして、スピーカーの接続の確認、中古のスピーカーになるので
きちんと音がなっているかの確認を済ませてから、
パッシブネットワークに付いているツィーターのレベル調整機能と
ツィーターとドアのミッドバスの位相のつながりを確認、調整を行います。
パッシブで基本的な音を作ってから純正オーディオに内蔵されている調整機能を使って微調整を行いました。
これにて全ての作業が終わりましたのでお車納車させていただきました♪
スピーカーを取り付ける際にはもちろんこだわってドアの制振をしたりスピーカーケーブルを全て変えたりした方が
断然音は良くなりますが、音の出口であるスピーカーを変えるだけでも音は変わりますね♪
ご予算的なものもあったりするかもしれませんが、段階的にシステムアップしていき
音の変化を感じることもオーディオの楽しみ方の1つだと思います^_^