![](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB160853-705x563.jpg)
本日はメルセデス・ベンツ C200のフロントスピーカー交換作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様はもう少しオーディオの音が良くならないだろうか?と考えておられて、ネットで検索をされたところ当店を見つけていただきご来店いただきました。
オーディオの音を良くしたいということでしたらまずはスピーカー交換から!ということでスピーカーの交換をご依頼いただきました。
それでは作業に取りかかっていきます。
![メルセデスベンツC200の純正ドア内ばり](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB160827.jpg)
フロントドアスピーカーを交換していきますのでまずは内張を取り外すところから作業スタートです。
ということで内張を取り外す前の状態です。
![メルセデスベンツC200の純正ドア内部](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB160829.jpg)
内張を取り外すとこのようになっております。
ドア側は樹脂パネルで覆われている状態で、ミラー裏のパネルだけが残っている感じです。
![メルセデスベンツC200のミラー裏パネル](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB160831.jpg)
先ほど残っていたミラー裏のパネルにツィーターを取り付けていきますのでパネルを取り外します。
![メルセデスベンツC200のミラー裏パネル](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB160832.jpg)
先ほどのパネルを裏返すとツィーターがついております!
前期モデルはツィーターが無いことが多かったですが、こちらのお車は後期モデルということもあってかツィーター有りの車両です。
![メルセデス純正ツィーターとブラムツィーターを比較](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB160833.jpg)
すでに取り付けられていた純正ツィーターを取り外し、新しく取り付けを行うブラムのツィーターと並べてみました!
サイズ感はほとんど同じですが、ブラムの方が少しだけ小さいです。
ですので取り付けの際にはリングを取り付けて純正と同じ大きさにしてから取り付けを行います。
ということであとはツィーターをミラー裏パネルに組み付けて元どおりドアに組み付けたらツィーターの交換は完了です。
![メルセデスベンツC200のドア内部にツィーター用のパッシブクロスオーバーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB160834.jpg)
ツィーター本体の取り付けが終わったところでツィーター用のパッシブクロスオーバーを取り付けます。
ブラムのS100N24+ を取り付けているのですが、こちらのスピーカーはマイナーチェンジをしてからツィーター用とミッドレンジ用のパッシブが別体になっています。
ということで、ドア下部にちょうど良いスペースがありますのでそちらへツィーター用のパッシブクロスオーバーを取り付けます。
これにてツィーター関連の作業完了です。
![メルセデスベンツC200のドアミッドレンジスピーカーを交換](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB160835.jpg)
ツィーターが終わりましたのでお次はドア上部のミッドレンジの交換です。
交換するためにスピーカーが取り付けられている内張を裏返します。
そうするとほぼ全面に吸音のためと思われるフェルトがあります。
![メルセデスベンツC200のドアミッドレンジスピーカーを交換](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB160836.jpg)
吸音フェルトは作業の邪魔になりますので一旦取り外します。
そうするとミッドレンジがしっかりと見える状態となります。
![メルセデスベンツC200の純正スピーカー](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB160837.jpg)
近くで見るとこのようになっております。
![メルセデス純正スピーカーとブラムのスピーカーを比較](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB160838.jpg)
ミッドレンジが見える状態になれば取り外しは簡単ですので内張から取り外してブラムのスピーカーと並べてみました。
ブラムのS100N24+ はメルセデス・ベンツとBMWに対応しているスピーカーなのですが、基本的にはメルセデスベースで作られているように感じます。
というのがフレーム形状が同じですし、奥行きもほとんど同じ、もちろん固定方法も同じ形となっております。
![メルセデス純正スピーカーとブラムのスピーカーを比較](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB160840.jpg)
スピーカーを裏返すとこうなってます。
奥行きは同じくらいですが、やはりマグネットサイズやフレーム形状は違います。
少しブラムの方が大きいですがドアなどと干渉することなく取り付けが出来るのでさすが専用品ですね!
![メルセデスベンツC200のドア内ばりをデッドニング](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB160842.jpg)
あとはブラムのミッドレンジを内張に取り付けるのですが、その前にスピーカー周辺の制振を行います。
貼り付けているのはオーディオテクニカのブチル制振シートです。
![メルセデスベンツC200のドア内張にブラムのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB160843.jpg)
制振が終わったところにブラムのミッドレンジスピーカーを取り付けです。
合わせてスピーカーの右下あたりにミッドレンジ用のパッシブクロスオーバーを取り付けております。
と言ってもパッシブは貼り付けた後にカーペットを上に貼り付けてますのでよく見えない状態となっております。
![メルセデスベンツC200のドア内張にブラムのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB160849.jpg)
スピーカーの取り付けまで終わればあとは純正のフェルトを元に戻してドアに内張を組み付けたら完成です!
![メルセデスベンツC200のスピーカー交換](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB160853.jpg)
ツィーター、ミッドレンジ共に純正位置への取り付けですので交換後は見た目が変わらずスッキリしております。
メルセデスにお乗りの方は見た目が変わることを嫌われる方が多いですので、見た目が変わらずにスピーカー交換出来るのは良いですね!
これでドアスピーカーの交換は終わったのですが、もうひと作業。
![メルセデスベンツC200の助手席足元にあるサブウーファー](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB150814.jpg)
サブウーファーへのローパスフィルター取り付けです。
こちらのサブウーファーは助手席足元の奥に取り付けられています。
普段は見えないですが、カーペットなどを取り外してアクセスしていきます。
![メルセデスベンツC200の助手席足元にあるサブウーファーにローパスフィルター取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB150815.jpg)
サブウーファーにローパスフィルターを取り付ける、とは言いましたが、実際にはサブウーファーユニットにローパスフィルターを取り付けるわけではなく、ユニットに接続されているスピーカーケーブルの間に割り込む形で取り付けを行います。
![メルセデスベンツC200の助手席足元にあるサブウーファーにローパスフィルター取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB150816.jpg)
ローパスフィルターを取り付けたあとはフィルターが動かないようにスポンジテープで押さえておきます。
これで助手席側のサブウーファーにローパスフィルター取り付け完了です。
![メルセデスベンツC200の運転席足元にあるサブウーファーにローパスフィルター取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB150817.jpg)
お次はこちらです。
Cクラスの前期モデルは助手席にしかサブウーファーがなかったのですが、後期モデルは運転席にもサブウーファーが取り付けられています。
![メルセデスベンツC200の運転席足元にあるサブウーファーにローパスフィルター取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB150818.jpg)
どこかと言いますと、ペダルの奥の方にチラッと見えているのがサブウーファーになります。
![メルセデスベンツC200の運転席足元にあるサブウーファーにローパスフィルター取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB150819.jpg)
もちろんさっきの状態では作業が出来ませんので運転席もカーペットを取り外してしっかりとユニットが見える状態にします。
![メルセデスベンツC200の運転席足元にあるサブウーファーにローパスフィルター取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB150820.jpg)
そして運転席側もスピーカーケーブルにローパスフィルターを割り込ませます。
運転席は助手席ほど大きなスペースがなかったのでアクセルペダル裏側のスペースにローパスフィルター取り付けました。
これであとはカーペットを元に戻せばローパスフィルターの取り付けも完成です!
![メルセデスベンツの音質調整](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB160858.jpg)
ローパスフィルターの取り付けまで完了したところで今回の作業は全て完了ですので最後に純正オーディオの音質調整機能を使って全体の音を整えさせていただきました。
![メルセデスベンツCクラスのスピーカー交換作業](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2020/12/RB160848.jpg)
と言った感じで本日はメルセデス・ベンツ C200のフロントドアにブラムのスピーカーを取り付けさせていただいた作業の紹介でした!
スピーカー交換前と後の試聴動画を撮らせていただきました!
後期モデルは初めてではなかったのですが、サブウーファーへのローパスフィルター取り付けは初めてでしたので音源とらせていただきました。
動画ですので変化はわかりにくいかもしれませんが気になる方は参考までにみてくださいね( ^ω^ )
最後に、
今回の作業はセットメニューの『メルセデス・ベンツ専用 スピーカー交換 ブラムセット』で行っております!