![](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6220340-705x563.jpg)
本日は スバル レガシィ S401 のスピーカー交換とアンプ交換をさせていただいた作業を紹介いたします。
こちらの車両はスピーカーが悪くなってしまったということでフロントとリアのスピーカー交換のご相談をメールでいただきました。
当初はメールでやり取りをさせていただいておりましたが、交換するスピーカーはやはり実際に聴いて決めていただきたいのでご来店いただき、スピーカーの試聴をしていただきました。
試聴をしていただきましてフロントスピーカーは決まったのですが、リアが取り付け条件が厳しいようでしたので実際に作業をしながらドア内部の状況を見て取り付けるスピーカーを相談させていただくことになりました。
そしてせっかくならということでアンプの交換までご依頼いただきました。
それでは作業を紹介していきます。
![スバルレガシィのフロントドア内張](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6180228.jpg)
まずはフロントから作業を始めていきます。
ということで作業前の状態です。
こちらの方のレガシィは以前、良く作業をさせていただきましたので懐かしい感じです。
![スバルレガシィのフロントドア内部](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6180230.jpg)
先ほどの内張を取り外すとこのようになっております。
ほぼドア全体に防水ビニールが取り付けられていますね。
そのビニールのバタつき防止のためかスポンジテープが表側、裏側両方にたくさん貼られていますね。
![スバルレガシィのフロントドアスピーカー](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6180234.jpg)
こちらが今回交換していくスピーカーです。
こちらの車両はマッキントッシュのサウンドオプションが付いておりますが、確かマッキンだけだったと思いますが、コアキシャルタイプのスピーカーが取り付けられています。
そして綺麗にエッジがなくなっております。
あまりに綺麗にエッジがないので最初エッジがなくなっていることに気がつきませんでした(^^;;
![スバルレガシィのフロントドアスピーカーを取り外し](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6180238.jpg)
エッジがダメになるとガサガサ鳴ったりビビリ音のような音がして、まともに音が鳴らなくなってしまいます。
確認まではしませんでしたが、こちらの車両も同じようにガサガサ鳴っていたかと思います。
ということでまずは綺麗にスピーカーを取り外します。
![スバルレガシィのフロントドアスピーカーにインナーバッフルを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6180241.jpg)
スピーカーを取り外したところでまずはオリジナルでインナーバッフルを作り、取り付けです。
![スバルレガシィのフロントドアスピーカー周りをデッドニング](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6180244.jpg)
そしてインナーバッフルを取り付けたあとはスピーカーの周りに制振シートを貼り付けて振動抑制します。
制振作業もドア全面に行う時には防水ビニールを全て取り外すのですが、今回はスピーカー周りだけですので一時的に剥がして、後から再貼り付けします。
![スバルレガシィのフロントドアスピーカー周りをデッドニング](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6180246.jpg)
防水ビニールを貼り直して完成です。
ちなみに今回は一部ビニールを切り取りましたので雨漏れしないようにアルミテープで補強しております。
![スバルレガシィのフロントドアにブラムのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6180263.jpg)
ここでいよいよスピーカーの取り付けです。
今回はフランスブランド ブラムのシグネチャーシリーズ『S165N45』をお選びいただきましたので取り付けております。
![スバルレガシィのフロントドアにブラムのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6180265.jpg)
最後にスピーカー周りに遮音スポンジの貼り付けとパッシブクロスオーバーをドア後方に取り付けてドアでの作業は完了です。
![スバルレガシィのフロントドアツィーター](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6180250.jpg)
次はツィーターの取り付けです。
ドアスピーカーはコアキシャルタイプでしたが、ミラー裏にもツィーターがあります。
今回はこちらの場所にブラムのツィーターを取り付けていきます。
![スバルレガシィのフロントドアツィーター](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6180252.jpg)
ということでまずは純正ツィーターを取り外します。
![スバルレガシィのフロントドアツィーターとブラムのツィーター](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6180255.jpg)
純正ツィーターを取り外したところでブラムのツィーターと並べてみます。
そうしますとありがたいことにほとんど同じサイズですね。
ただ、固定方法は違いますので少しパネルの方を加工して、
![スバルレガシィのサイドミラー部にブラムのツィーターを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6180258.jpg)
パネルにブラムのツィーター取り付け完了です!
あとはこちらを車両に取り付ければ、
![スバルレガシィのフロントドアスピーカーをブラムのスピーカーに交換](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6220346.jpg)
見た目は変わりませんがブラムのシグネチャーシリーズのスピーカーに交換完了です!
![スバルレガシィのフロントドアツィーターとブラムのツィーター](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6220352.jpg)
ツィーターも綺麗にパネル内に収まっております。
これでフロントの作業は完了なので次はリアドアのスピーカーを交換していきます。
![スバルレガシィのリアドア内張](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6170196.jpg)
ということでここからはリアドアの作業です。
![スバルレガシィのリアドア内部](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6170199.jpg)
内張を取り外すとフロントと似たような感じになっていますね。
![スバルレガシィのリアドアスピーカー](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6170202.jpg)
リアスピーカーもフロント同じでエッジ部分が綺麗になくなっていますね^^;
ただ、リアはフロントとは違い、コアキシャルスピーカーのみの構成となっています。
![スバルレガシィのリアドアスピーカーを取り外し](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6170203.jpg)
リアスピーカーも交換ということでまずは取り外します。
![スバルレガシィのリアドアにインナーバッフルを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6170207.jpg)
スピーカーの取り外しが終わったところで新しいスピーカーを取り付けるためにインナーバッフルをオリジナルで製作し、取り付けです。
![スバルレガシィのリアドアのスピーカー周りをデッドニング](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6170214.jpg)
インナーバッフルの取り付けが終われば、フロントと同様に防水シートを剥がしてスピーカーの周りを制振します。
![スバルレガシィのリアドアにブラムのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6170215.jpg)
スピーカー周りの制振まで終わったところでスピーカーの取り付けです。
今回はリアスピーカーにブラムの10cmスピーカー『S100N24』を取り付けさせていただきました。
理由としましては、フロントスピーカーを最初に決めていただきまして、そのスピーカーと同ブランドでリアスピーカーも、ということになりました。
ただ、レガシィのリアドアが奥行きなど取り付け条件がかなり厳しく、ブラムで該当するのが同じシリーズなら10cm、エントリーシリーズなら13cmもギリギリ対応しそうでしたが、そこは同シリーズを選ばれて10cmとなりました。
![スバルレガシィのリアドアにブラムのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6170218.jpg)
仕上げにスピーカーの周りに遮音スポンジを貼り付けてリアドアスピーカーの交換も完了です。
![スバルレガシィのリアドアにブラムのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6170225.jpg)
作業完了してリアドア全体を見るとこのようになりました。
![スバルレガシィのリアドアにブラムのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6220360.jpg)
内張を組み付ければ見た目を変えることなくスピーカーの交換完了です。
![スバルレガシィのシート下に取り付けられるいるアンプをザプコに交換](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6220334.jpg)
スピーカーの交換が終わったところで仕上げにアンプの取り付けです。
こちらの車両はマッキントッシュのオプションがついておりましたのでシート下にマッキンのアンプが取り付けられていました。
せっかくならアンプも交換したい!とのご希望でアンプをお選びいただき、今回は必要になるチャンネル数などからアメリカブランドのザプコのエントリーシリーズの5チャンネルアンプをお選びいただきました。
近頃は4チャンネルアンプが主流なのでエントリークラスから5チャンネル以上の多チャンネルアンプのラインナップがあるのはありがたいです。
ただ、サイズはちょっと大きくなってしまいましたので後ろに飛び出しておりますが、ほとんど後部座席に人が乗ることはないとのことでこのような取り付けとなりました。
![スバルレガシィのシート下に取り付けられるいるアンプをザプコに交換](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6220370.jpg)
シートを取り付けるとこんな感じで後ろに飛び出てしまってます。
![スバルレガシィのオーディオ音質調整](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6220357.jpg)
これにて全ての取り付け作業が完了しましたので最後にアンプのゲインやプレーヤーの調整機能を使って全体のバランスを整えさせていただきました。
![スバル レガシィ S401 スピーカーとアンプ交換](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/08/Q6220340.jpg)
といった感じで本日はスバル レガシィ S401 のフロント、リアスピーカーの交換とシート下に取り付けられているマッキントッシュのアンプをザプコのアンプに交換させていただいた作業の紹介でした。
こちらのお車、年式的に少し古い車になってしまいます。
ですが、とても綺麗に乗られておられますし、やはり限定車ということもありますので今後も長く乗り続けていただきたいなぁ、と思ったお車でした。