車のオーディオ用語として『DSP』であったり『プロセッサー』などという言葉を聞かれたことあるかと思います。ではDSPとはいったい何をしているユニットでしょうか? 一言で言ってしまえば『音を良くしています!』
ではどのようにして音を良くしているかと言いますと、DSPでは大きく分けて2つのことを行っています。
1つ目は、音楽再生に向いているとは言えない車内空間に対応するために音楽信号を補正する。
2つ目は、スピーカーが最良のパフォーマンスを発揮するために最適な音楽信号を作り出す。
以上の2つのことを行っているので結果として『音が良くなります』 それでは2つの音を良くする要素について少し詳しく説明していきたいと思います。
車内空間は狭かったり、リスナーから各スピーカーまでの距離が異なっていたり、スピーカーの取り付け場所が限られていたり、音を反射しやすいガラスに囲まれていたりと、決して音楽再生に向いている環境ではありません。
本来であればそう言った空間の環境を整えて音を良くしていく方がオーディオとしては正解なのですが、車の場合はそれら全てを整えていくことは不可能です。
ですので車内環境の方を整えていくのではなく その車内に適した音楽信号に補正することで、環境が整っている空間で聴いているのと同じような音が聴けるようにすることが現在のカーオーディオの主流です。
そして車内に適した音楽信号に補正するための機能がDSPには主に3つあります。
以上の3つの機能を複合的かつ上手に使うことで車内環境に適した音楽信号を作り出していきます。
もちろんその結果、良い音で楽しく音楽を聴くことができるようになります。
スピーカーにはそれぞれ得意な音域があります。ツィーターであれば高域、ミッドレンジであれば中域、ウーファーであれば低域、サブウーファーは超低域のようにそれぞれ得意な音域が分かれています。
ですので各スピーカーが最良のパフォーマンスを発揮するためには得意な音域の信号を送り出してあげる必要があります。通常はスピーカーに付属しているパッシブクロスオーバーネットワークがその音域の振り分けを行っているのですが、DSPの中にも同じ働きをしてくれる機能があります。
ここまではDSP(デジタルシグナルプロセッサー)の機能について説明してきましたが、続いてDSPの種類について少し紹介します。
DSPの種類として大まかに分類すると2つ種類があります。『アンプ一体型』と『アンプレス型』です。
文字どおりアンプ一体型は信号のコントロールをするDSPと音を増幅するアンプが一体となっています。
ですので先ほどの機能を使いながらそのままアンプで信号を増幅し、出力しますので1ユニットでスピーカーを鳴らすことができます。
それに対してアンプレス型は信号をコントロールするDSPのみのユニットですので音楽信号の補正を行った後、増幅していない信号を出力しますので追加で音を増幅するための外部アンプが必要になります。
『 アンプ一体型』の特徴はDSPとアンプが一体になっているので接続に必要となる配線がアンプレス型よりも少なくなり、1ユニットでスピーカーを鳴らすことができますのでシステムがコンパクトになります。また比較的金額もコンパクトになります。
『アンプレス型』の特徴は接続する外部アンプを自由に選べることです。すでにお持ちのアンプを活用することや、お気に入りの音色を奏でるアンプを接続して鳴らすことができるのがメリットです。そして音質重視のハイエンドモデルはほとんどがアンプレス型DSPです。
まとめると、手軽に音を良くしたい際にはアンプ一体型。音質重視でもっと良い音にしていきたいハイエンドシステムにはアンプレス型。がおすすめの選択肢となります。
83,600円(税込)
253,000円(税込)
209,000円(税込)
264,000円(税込)
DSPの取り付けは現状のシステム状況によりオススメする内容にかなり変動がありますので一概に金額がいくらで、日数がどれくらいというのをお伝えするのは難しいです。
また、取り付け内容の選択肢も広く、いろいろなパターンを選ぶことができますので
DSPの導入をご検討の際にはまずはご相談いただければと思います。
プロセッサー興味があるなぁ、取り付けてみたいなぁ、という方は
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