カーオーディオ基礎講座 第37回

こちらのページではカーオーディオ基礎講座といった形でカーオーディオの基礎知識や用語解説などを行っております。
カーオーディオは専門用語が多く、分かりにくいことが多いと思います。
そういった分かりにくいことや、これからカーオーディオを始めようと思っておられる方が疑問に思うことなどを出来るだけ分かりやすくお伝えしていこうと思っています。
分かりやすくお伝えすることを目指していますので厳密にはちょっと違うところもあるかと思いますが、まずは大きなイメージをつかんでいただきたいと思っておりますので、そういう気持ちで見ていただけたら幸いです。

それでは早速始めていきましょう!

シート下タイプパワードサブウーファー4種比較

カロッツェリアのシート下取付タイプのパワードサブウーファーのおすすめを紹介

今回はカロッツェリアから発売されているシート下に取り付けるタイプのパワードサブウーファー4機種を『どんな方にどれがおすすめなのか』を特徴を軽く踏まえながら紹介していこうと思います。

『パワード』がつくサブウーファーとは?

今回はカロッツェリアのシート下取り付けタイプのパワードサブウーファーについてお伝えしていくのですが、まずは名前に『パワード』がつくサブウーファーとはどういったものかご存知でしょうか?
『パワードサブウーファー』とはアンプが内蔵されてるタイプのサブウーファーになります。
ですのでシート下取り付けタイプのパワードサブウーファーというのはシート下に取り付け可能な高さとコンパクトさで、アンプがすでに内蔵されているタイプのサブウーファーということになります。

カロッツェリアのシート下取付タイプのパワードサブウーファー 4種

カロッツェリアからはこのシート下取り付けタイプのパワードサブウーファーが4種類も発売されていますので、この4種類を特徴を軽くお伝えしながらどういった方にどのサブウーファーがオススメなのかをお伝えしていこうと思います。
まずカロッツェリアから発売されている『シート下取り付けタイプのパワードサブウーファー』4種類ですが、

TS-WX130DA

TS-WX130DA

TS-WX400DA

TS-WX400DA

TS-WH500A

TS-WH500A

TS-WH1000A

TS-WH1000A

以上の4機種になります。

この4機種はどれもちょっとずつサイズが違うので車によってはシート下に入らないケースもあるかと思いますが、シート下に取り付けタイプとして発売されていますのでこの4機種を特徴を踏まえつつ、どう言った方にオススメなのかをお伝えしていきます。

TS-WX130DA

まず『TS-WX130DA』です。
こちらは4機種の中で一番お手頃価格なモデルになります。
ちなみにこちらの機種はオープンプライスとなっておりますが、当店では22,000円(税込)で販売しております。
このTS-WX130DAがコンパクトで1番お手頃価格ということもあってか、おそらく1番人気、1番販売台数の多い機種になると思います。
特徴につきましては、パワーはありませんが音質的な部分は価格の割にとてもバランスが良いです。
ですので、コストパフォーマンスを求める方や初めてサブウーファーを取り付ける。という方におすすめの機種になります。

TS-WX130DA と比較で紹介

と言った感じでまずはTS-WX130DAを紹介させていただきました。
このTS-WX130DAは1番人気、そしてお求めやすい価格、音質としてのバランスの良さ、がありますのであとの3機種についてはTS-WX130DAと比較する形で『音質タイプ』と『音量タイプ』をオススメ・紹介していこうと思います。

まずTS-WX130DAよりも音質を求めたい方には
『TS-WH1000A』(55,000円税込)がオススメになります。

次にTS-WX130DAよりも音量を求めたい方には
『TS-WX400DA』(33,000円税込)がオススメになります。

では残りの『TS-WH500A』(27,500円税込)ですが、このモデルは比較的音質に振ったモデルとなっています。
そうなると『TS-WH1000A』と方向が同じになってしまいます。
ですが、『TS-WH500A』の方がお手頃価格となりますので、TS-WX130DAよりも音質を求めていきたいけど『TS-WH1000A』を取り付けるだけの予算が無い。という方にオススメになります。

先程の3種の特徴をもう少し

では次に先程の3機種の特徴をもう少し詳しくお伝えしていきます。
その比較するポイントとしましては

低音の『音質』

低音の『音量』

この2点を主に比較しながらお伝えしていきます。

TS-WH1000A

まずお伝えするのが『TS-WH1000A』です。
こちらはTS-WX130DAに比べると音質が良いユニットになります。
音のスピード感だったり再生帯域の広さが特徴となっています。
ただ、音量につきましては4機種の中で一番小さいモデルになりますので、それなりに音量を求める方にはあまりオススメできないかもしれないです。

TS-WX400DA

次にお伝えするのが『TS-WX400DA』です。
こちらのモデルは4機種の中で一番音量を大きく鳴らすことが出来るモデルになります。
通常はシート下タイプのパワードサブウーファーはそれほど音量が大きくならないので、トランクなど遠い場所に取り付けると物足りなさを感じることが多いのですが、『TS-WX400DA』はトランクに設置をしてもそれなりに音量があるので大丈夫なモデルになります。
ただ、ユニットの高さが他のモデルよりも少し高いのでシート下へ取り付ける際には設置ができない車種もあるのがちょっとした難点かもしれないです。

TS-WH500A

最後にお伝えするのが『TS-WH500A』です。
こちらの機種は『TS-WX130DA』と比べた際に音質は少し良くて、音量についてはほとんど同じモデルになります。
価格については『TS-WX130DA』より少しお高い27,500円(税込)となっております。(+5,500円税込)
『TS-WH500A』は『TS-WX130DA』と比べた際に性能的にも価格的にも近いモデルになってしまうので、特徴的にはちょっと薄いモデルとなってしまいうというところが難点かもしれないです。

以上が簡単ではありますが、カロッツェリアから発売されているシート下取り付けタイプのパワードサブウーファー4機種のオススメと特徴をお伝えさせていただきました。

最後に少し注意点を

最後に少し余談と言いますか、注意点なのですが、
基本的にシート下に取り付けるタイプのパワードサブウーファーはユニットが小型化されていますし、アンプの出力もそれほど大きくありません。
結果として低音の音量がそんなに大きく出ません。
なのでシート下ではなく、トランクなど遠い場所への取り付けはあまりお勧めしてないです。
距離が遠くなると耳に届くまで間に音が減衰してしまうので体感的に音量が小さくなってしまい、せっかく低音を補いたいと思ってサブウーファーを取り付けたのにそれほど補えない。ということになる可能性があるからです。
それでもトランクに取り付けたい!という方はトライしてみる分にはいいのですが^^;
その場合にはシート下タイプの中でも音量が大きく鳴らせる『TS-WX400DA』を選ばれることをオススメします。
ただ、ガンガン低音を鳴らしたい方にとっては『TS-WX400DA』を選んでもちょっと物足りない。ということはあると思います。
ですが、一般的な低音の量感が欲しい方だったら『TS-WX400DA』を取り付ければトランクへの取り付けでもしっかりと活躍してくれます。(ただセダンタイプだと車内とトランクの空間が別れているので『TS-WX400DA』でも力不足になると思います)

と言った感じで、カロッツェリアから発売されているシート下取り付けタイプのパワードサブウーファー 4種類についてお伝えさせていただきました。
普段はカーオーディオの基本的な知識だったりちょっとした雑学的なところをお伝えしておりますので、今回の内容が面白かったな、と思われた方はまた次回も見ていただけると嬉しいです(^ ^)

動画もあります

文字を読み込んでいくことが苦手な方のために動画も用意しております。
(内容は当ページとほとんど同じとなっておりますが、お伝えする順序が多少前後しています)

第36回 スピーカーとパッシブクロスオーバーの組み合わせについて

前回、ツィーターとウーファーの組み合わせについてお伝えしたのですが、よく考えてみたらお伝えしている内容がデジタルクロスオーバーネットワークを使ったマルチ接続前提の感じでお伝えしていたかと思います。
なので今回はデジタルクロスオーバーではなくてパッシブクロスオーバーネットワークについての内容を、難しい話や細かなところはとりあえず抜きにして、簡単なところをさらっとお伝えしていきます。

第36回はこちら

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