
本日は トヨタ エスティマ のフロントスピーカーを交換させていただいた作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様はすでにフロントスピーカーを交換済みとのことでしたが、もうちょっとよくしたいということでご相談をいただきました。
色々とスピーカーを聴き比べていただいたり、相談をさせていただきまして取り付けるスピーカーを決定していただきました。
それでは作業を紹介していきます。

まずは作業前の状態です。

先程の内張を取り外すとドア内部はこのようになっております。
トヨタ車としては少し懐かしい感じのドア内部ですね。

そしてこちらが以前交換されていたスピーカー、カロッツェリアのFシリーズのコアキシャルになります。

スピーカーを取り外す前にあまりよろしくないものを見つけてしまいました。
というのが、スピーカー周りに貼られているスポンジテープがスピーカーのエッジ部分を押してしまっていました。
この状態でも音はなりますが、あまりよろしい状態ではないですね(^^;;

とはいえ、交換しますので取り外してスッキリとさせます。

ここからが新しいスピーカーを取り付ける作業となりますが、まずは制振作業から。
ということでスピーカー背面部の部分制振でs。
まずはレアルシルトを貼り付けて、

仕上げに音の拡散と吸音をしてくれるディフュージョンを貼り付けてドアスピーカー裏の制振が完成です。

お次はスピーカー取り付け部の鉄板になります。
ですが、今回は通常の制振作業ではないです。
というのが、オーナー様がロードノイズも少し気になるので低減させたいとのことでしたので、こちらに関しては静音メニューの制振をさせていただくことになりました。
ということで全面に制振シートを貼り付けさせていただいたのですが、仕上がり写真を撮り忘れていたようです・・・

制振の仕上がり写真がないので少し飛びますが、制振が終わっところにスピーカーの取り付けです。
今回はドイツブランドのヘリックス『P62C』をお選びいただきました。
ちなみにこちらのスピーカーはすでに販売終了しておりますが、当店の試聴機を購入していただきました。

仕上げにスピーカー周りにスポンジテープの貼り付けです。
元々のスポンジテープが再利用可能でしたので再利用させていただいております。
ですが、エッジの乗らないように気をつけて貼り付けをさせていただいております!

最後は内張を元通りに組み付けてドアでの作業完了となります。

後はツィーターの取り付けです。
結果的にはダッシュボード上に取り付けをさせていただきましたが、ピラーに取り付けるパターンや違う場所に取り付けるパターンなどいくつかの候補をご検討いただき、熟考の結果上の画像のようにダッシュボード上に取り付けることを選んでいただきました。

これで今回の作業が全て完了いたしましたので最後に取り付けられているナビゲーションに内蔵の音質調整機能を使って、全体のバランスを整えて完成です。

といった感じで本日は トヨタ エスティマ のフロントスピーカーをカロッツェリアのコアキシャルからヘリックスのセパレートタイプに交換させていただいた作業の紹介でした。