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本日は トヨタ ランドクルーザー 80 のフロントスピーカーを交換させていただいた作業を紹介いたします。

こちらのオーナー様はもうちょっと良い音で音楽を楽しみたい!ということでスピーカー交換のご相談をいただきました。
ただ、ランクル80はスピーカー交換をするのが大変といいますか、取り付け条件が厳しいため取り付けるスピーカーが限定されてしまうことが難点です。
ですが、色々とお話をさせていただき、悩んでいただいた結果取り付けるスピーカーをお選びいただきました。

それでは作業を紹介いたします。

トヨタランドクルーザー80のドアにインナーバッフルを取り付け

紹介します、とは言ったものの、今回の取り付けはかなり悩みながら、色々考えながら行ったためほとんど写真を撮っていませんでした(^^;;
ということで流れを紹介しながらポツポツ写真を交えて紹介していきます。
まず、今回の車両はすでにカロッツェリアの少し古いFシリーズの16cmコアキシャルスピーカーが取り付けられていました。
すでに取り付けられているのであればカロッツェリアの16cmなら取り付け可能という判断で今回はCシリーズの16cmセパレートをお選びいただいておりました。
なのですが、ドアを開けてみるとスピーカーは一応付いてはいるのですが、後のウインドーレールに接触していて、隙間ができていたりときちんと取り付けができている状態ではありませんでした。
同じように取り付けてしまうと同じ結果になりますので、今回は急遽、インナーバッフルを作って後のクリアランスを確保しつつ、表側にも出過ぎない形で施工をさせていただきました。
ということで写真は急遽制作したインナーバッフルです。
写真だとわからないですが、変則的な形状になっています。

トヨタランドクルーザー80のドアにカロッツェリアのスピーカーを取り付け

お次はスピーカーの取り付けです。
後のクリアランスを確保しているのでウインドーレールに当たることなく、きっちりと取り付けできるようになっております。
ただ、スピーカーを手前に出すことで次の課題が発生します。
というのが、ランクル80のドア鉄板と内張までのスペースはとても狭く、手前に出すことでスピーカーが内張に接触してしまうようになります。

トヨタランドクルーザー80のドアにカロッツェリアのスピーカーを取り付け

ということで次に行ったのが内張のカットです。
スピーカーが取り付けられている部分の内張をカットしてスピーカーと内張が接触しないようにしております。
ただ、このままだと見た目が悪いので、カバーを取り付けたいところですが、カロッツェリアのCシリーズにはそのような付属品はありません。
ということでこれまた急遽、オリジナルでカバーを作成です!

トヨタランドクルーザー80のドアにカロッツェリアのスピーカーを取り付け

オリジナルのカバーは急遽作ったものなので、近くでまじまじと見られると粗が見えてしまいます(^^;;
それでも何も無いよりは圧倒的に見栄えが良いかと思います。
あとランクル80の難しいところがスピーカーの取り付け位置にあります。
通常はスピーカー裏のクリアランスが付属しているときは手前に出せば回避できますが、ランクルの場合にはスピーカーにダッシュボードが被る位置になりますので、手前に出しすぎるとスピーカーとダッシュボードが干渉してドアが閉められなくなってしまいます。
なので後のクリアランスも確保しながら、ダッシュボードに干渉しないところで手前に出して取り付けとなっております。

これでどうにか難関のドアスピーカー交換が完了です。

トヨタランドクルーザー80のドアにカロッツェリアのスピーカーを取り付け

あとはツィーターをダッシュボード上に設置をさせていただき完了です!

あとは音の調整を行って全体のバランスを整えて全ての作業が完了となります。

トヨタ ランドクルーザー80 スピーカー交換

と言った感じで今回は簡単ではありますが トヨタ ランドクルーザー80 のフロントスピーカーを交換させていただいた作業を紹介いたしました。

今回はすでにコアキシャルスピーカーが取り付けられている状態からセパレートへの交換でしたので、どれだけ変化を体感していただけるか少し不安でしたが、オーナー様には交換後の音の変化に満足していただけました。

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