本日は スバル インプレッサ のフロントスピーカーを交換させてたいだいた作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様はすでにサイバーナビを取り付けられておられて、そこから音質向上をさせていきたい!ということでご相談いただきました。
当初はナビがサイバーナビなのでカロッツェリアのモデルチェンジしたばかりのスピーカーを使っての音質向上をお考えでした。ですが、色々とお話をさせていただく中で、当店の中古在庫のTS-Z900PRSを紹介させていただきましたところ、こちらを取り付けさせていただくことになりました。
それでは作業を紹介していきます。
スピーカー交換ということでまずはドアから作業を始めていきます。
ということで作業前の状態です。
先ほどの状態から内張を取り外すと内部はこのようになっております。
そしてこちらが今回交換していくスピーカーです。
オーバルタイプの大きなスピーカーが取り付けられています。
交換なのでまずはすっきりと取り外しです。
スピーカーを取り外したところでまずはスピーカーケーブルの通線です。
今回はオーディオテクニカのAT-RS110をドア内部に新しく通しております。
ちなみに今後、DSPの導入も検討されておられましたのでシート下に取り付けた場合に対応できる長さでスピーカーケーブルを通船させていただきました。
スピーカーケーブルを通し終えたところでお次にインナーバッフルの取り付けです。
今回は取り付けるスピーカーがカロッツェリアということもありますので鉄製のインナーバッフルをお勧めさせていただき、採用していただきました。
通常のインナーバッフルより少々値段は上がりますが、音質向上効果があり、耐久性がありますので個人的にはお値段以上の価値があるのではないかと思っております。
インナーバッフルの取り付けができたら次にスピーカーの取り付けです。
ということでTS-Z900PRSのウーファーを取り付けております。
今まではVシリーズのウーファーと見た目が大変似ていましたが、Vシリーズがリニューアルしたことで見た目が変わりましたのでこれで見た目の違いができましたね。
スピーカーを取り付け後はインナーバッフルに付属の遮音スポンジを貼り付けです。
オーバルタイプの場合には少し変わった感じのスポンジが付属しています。
変わっていると言ってもダメなわけではなく、より効果的な形状になっていると思います。
今回はドアに関してはスピーカー交換のみで、シンプルな内容とさせていただきました。
今後、システムアップとして徐々に取り組んでいきたい。というオーナー様のご希望となっております。
最後に内張を元通りに組み付けたらドアでの作業が完了となります。
見た目は変わっておりませんが、スピーカーのクオリティはグッと上がっております。
お次はツィーターとミッドレンジがコアキシャル構造になっている、ハイレンジユニットの取り付けです。
当初は純正位置への取り付けをご希望されていましたが、流石に大きくて取り付けができなさそうでしたのでピラーを加工して取り付けさせていただくことになりました。
ということでまずは加工前の状態ですね。
そしていきなりですが、ハイレンジユニットを取り付けるマウント部の完成です。
まだ仕上げの生地を貼り付けておりませんが、形が出来上がったところですね。
今回は出来るだけ埋め込んで、視界の邪魔になりにくいように。というご希望でしたので取り付け位置や埋め込み具合をかなり吟味しながら作らせていただきました。
仕上げの生地を貼り付けるとこのようになりました。
いつもは元のピラーと同系色の生地を貼り付けさせていただきますが、元々の色が黒色のピラーでした。
黒色の生地はどうしても色褪せしやすいので、そのことをお伝えさせていただきましたところ、今回はルーフの色に合わせる形で色を選ばせていただきました。
写真の記事の色も色褪せするのですが、色褪せが目立たないです。よく見ないとわからないくらいな感じです。
ピラーにスピーカーを取り付けて、ピラーを車両に組み付けるとハイレンジユニットの取り付けも完了となります。
ハイレンジユニットが大きいのでどうしても少しフロントガラスと被りますが、それでもギリギリ許容内ではないかと思います。
ちなみに左側はほぼ被りなしです。
これでスピーカー交換作業の完了です!
ちょっと補足の話ですが、パッシブクロスオーバーネットワークを運転席下に左右分を取り付けさせていただきました。
こうしておくことでもしDSPを追加の際にはこちらを取り外して同じ場所にDSPを取り付ければ良い。との考えからです。
DSPを取り付けなかった場合には? ちょっとスピーカーケーブルを長くしているのがもったいなかったかな、と言った感じですね(^^;;
と言った感じで今回の取り付け作業が全て完了しましたので最後に、
取り付けられているサイバーナビの音質調整機能を使って全体のバランスを整えさせていただきました。
もちろんスピーカーの接続はネットワークモードに切り替えて、フロントアンプのチャンネルはハイレンジユニット、リアアンプのチャンネルはドアウーファーに繋いでおります。
と言った感じで本日は スバル インプレッサ のフロントにカロッツェリアのTS-Z900PRSを取り付けさせていただいた作業を紹介させていただきました。