本日は 日産 セレナ のフロントスピーカー取り付け、トランクにＤＳＰとアンプを接続させていただいた作業を紹介いたします。

こちらのオーナー様は取り付けを行いたいユニットは一式お持ちの状態で、その上、ＤＳＰとアンプはすでに取り付けをしているのであとは接続をしてほしい！というご要望でお越しいただきました。

ということで早速ですが作業を紹介していきます。

まずはフロントのドアスピーカーから交換していきたいと思います。
ということで作業前の状態です。
基本的には通常の状態なのですが、この時点で少し違和感がありました。

というのが内張を取り外してはっきりとしました！
というのが、スピーカーがいつもの純正スピーカーではありませんでした。

よく見ると中心にツィーターがあるコアキシャルタイプのスピーカーです！
取付部が純正と同じなのでおそらく純正オプションかと思います。
当店で作業をさせていただくお車でこのような純正オプションが付いていることがほとんどありませんのでちょっとびっくりしてしまいました。

とはいえ、スピーカーを交換しますので取り外します。
すっきりとしたところで新しくスピーカーを取り付けていきます。

まずはスピーカーケーブルをドア内部に引き込みます。
今回はオーディオテクニカの『ＡＴ－ＲＳ１８０Ｐ』をお選びいただきましたのでトランクまで届く長さでドア内部に引き込んでおります。

次にインナーバッフルの取り付けです。
今回のインナーバッフルはオリジナルで制作されたものですが、こちらも以前使っていたものがあるのでそれを再利用してください。というご依頼のため、再利用となりました。
ただ、少しダメージがありましたのでそこを修正させて頂き、仕上げに防水の塗装を塗り直させて頂きました。
ダメージがあるとはいえ、状態は良い方でしたので修正したことでまたしばらくは問題なく使用していけると思います。

続いてスピーカーの取り付けです。
今回は少し懐かしいスピーカー、ダイアトーンの『ＤＳ－Ｇ５００』を取り付けさせて頂きました。

そして仕上げに遮音スポンジをスピーカーの周りに貼り付けて完成です。

今回はスピーカーの取り付けのみで、ドアの制振はまた改めて行うことを計画されているそうです。

続いてツィーターの取り付けですが、こちらはすでにピラーに取り付けられていました。
ちょうど良い中古があったのでそちらを利用されているとのことでしたので、同じ車種で同じスピーカーのピラーがあるのは珍しいことだと思いますので、すごいなぁ！とは思っておりましたが、スピーカーケーブルを接続の際に外してみたら、少し形状が違いましたので元々は違うスピーカーが付いていた様です。
それでもぱっと見では分からないくらいのことですので良い買い物をされたと思います。

これでスピーカーの取り付け、スピーカーケーブルの接続が完了しましたので次は電源を取り出したいと思います。

次に電源の取り出しです。
エンジンルームのバッテリーから電源を取り出し、トランクまで引き回していきます。
と、エンジンルームを開けてちょっとびっくり！
オプティマバッテリーのイエロートップが取り付けられていました。

バッテリーから電源を取り出し、車内まで入れ込んだらあとはスピーカーに接続したスピーカーケーブルとナビから音声信号を取り出したスピーカーケーブルと合わせてトランクまで引き回していきます。

ケーブル類をトランクまで引き回して接続していくのですが、ご来店の際にはすでにユニットは取り付けられていました。
ですので必要に応じてユニットを取り外しなど行い、ケーブルをＤＳＰとアンプに接続していきます。
ケーブルを全て接続したら完成なのですが、

トランクボードを取り付けた後にこれまたすでに完成済みのサブウーファーを接続して完成です。
ちなみにトランク下からスピーカーケーブルを上に出す際に隙間が全くなかったので、トランクボードを外す際の取手部分からケーブルを出させて頂きました。
少し見た目は悪いですが、車両ダメージはないので元に戻しやすいですよね。

これで今回の取り付け作業は全て完了です！
最後にスピーカーやＤＳＰ、アンプの動作確認を行い、問題ないことを確認してから、アンプのゲイン調整やＤＳＰを使った音質調整をさせて頂き完成です！

と言った感じで本日は 日産 セレナ のフロントドアスピーカーを交換させて頂き、トランクに設置済みのＤＳＰとアンプ取り付けの接続、そしてトランク上部にサブウーファーボックスを置いて、音質調整をさせていただいた作業を紹介いたしました。