本日は スバル BRZ のフロントスピーカーを交換させていただいた作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様はお車のオーディオの音をもっと良くするためにスピーカー交換をしたい!ということでご相談・ご来店いただきました。
ご来店をして頂きましたので当店の試聴可能なスピーカーを聴き比べて頂き、取り付けるスピーカーを選んでいただきました。
その日はご予算もあるので少し抑えめの価格のスピーカーをお選びいただいたのですが、後日せっかくなので気に入ったものを取り付けたい!というご連絡をいただき、当初のご予算から少しオーバーとなりましたが、気に入ったものを取り付けさせていただくこととなりました。
それでは作業を紹介していきます。
まずは作業前の状態です。
形状としてはトヨタの86と同じですが、色の仕上げなどはちょっと違ってなんとなくBRZの方が大人な感じですね。
先ほどの内張を取り外すとドア内部はこのようになっております。
こちらが今回交換していくスピーカーになります。
先ほどのスピーカーを交換なのでまずは取り外してすっきりとした状態にします。
ここからが新しいスピーカーを取り付ける作業ですね。
まずはスピーカーを取り付ける際の土台となるインナーバッフルを取り付けます。
今回はカロッツェリアの鉄製インナーバッフルをおすすめさせていただきまして採用していただきました。
全てのケースで採用できるわけでは無いですが、使えるならとてもおすすめなオプションです!
お次にスピーカー周りに制振シートの貼り付けを行なっていきます。
ですが、スピーカー周りだけではシートの貼り付けのスペースが足りませんので防水シートを一部剥がしてこちらにも貼り付けを行なっていきます。
ということで貼り付けました。
スピーカー周りを中心に、あとはスピーカー上部のサービスホール部分も少し塞ぐ形で貼り付けをさせていただきました。
仕上げに防水シートを元通りに貼り付けて制振作業の完了です。
制振まで終わったところでいよいよスピーカーの取り付けです。
今回はダイアトーン の DS-G400 をお選びいただきました。
こちらのスピーカーは低音が少し軽いかな?というところはありますが、中・高音がキレイで音の奥行き感もありますのでおすすめなスピーカーとなっております。
スピーカー取り付け後はインナーバッフルに付属している遮音スポンジをスピーカー周りに貼り付けて完成です!
スピーカー交換後のドア内部はこのように仕上がりました。
あとは内張を元通りに組み付けて完成です。
見た目は変わっておりませんが、スピーカーはしっかりとグレードアップしております。
お次はダッシュボード上の純正スピーカー部分にツィーターを取り付けていきます。
まずはダッシュボードのパネルを取り外しです。
そうするとミッドレンジスピーカーが見えてきます。
今回はミッドレンジの部分にツィーターを取り付けていきますのでまずはミッドレンジを取り外します。
ミッドレンジを取り外したところで新しく取り付けるダイアトーンのツィーターを並べてみました。
ミッドレンジとツィーターなので流石にサイズはだいぶ違いますね。
これだけサイズが違うともちろんそのまま取り付けはできませんので、
ミッドレンジスピーカーと同じ形状でツィーターを取り付けるためのプレートを作りました。
こうすれば同じ場所に同じように取り付けができるようになります。
ということで早速ダッシュボード上にツィーターを取り付けです。
あとはカバーを取り付ければ、
ツィーターの交換も完了です!
ちなみにBRZの純正ツィーターはパネルの裏側に取り付けられています。
こちらは配線を抜いて鳴らないようにしております。
ちなみになりませんがパネルについたままとさせていただきました。
理由は、純正ツィーターを取り外してしまうとパネルを上から覗き込んだ時にダッシュボードの中が透けて見えてしまうからです。
滅多に覗き込むことはないと思いますが、やっぱりダッシュボードの中が透けて見えるのは見栄え的に宜しくはないですからね。
これでスピーカー交換作業が全て完了致しましたので最後に取り付けられていたプレーヤーの音質調整機能を使って全体のバランスを整えてから納車をさせていただきました。
といった感じで本日は スバル BRZ のフロントスピーカーをダイアトーンのスピーカーに交換させていただいた作業を紹介させていただきました。