本日は先日から紹介しておりますＢＭＷ ２２０ｉ（Ｆ２２）の作業の続きを紹介していきます。
前回はフロントドアスピーカーでしたので今日はリアトレーのスピーカーとシート下のウーファー交換を紹介していきます。

まずはリアスピーカーです。
こちらのお車は２ドアだからなのかリアスピーカーはリアトレーに取り付けられていました。
こちらのグリルの中にスピーカーが取り付けられています。

リアトレーのスピーカーグリルを取り外すとスピーカーの登場です。
こちらの車両のオーディオはおそらく標準仕様ということでリアもツィーターはなく、ミッドレンジのみの状態でした。
ですが、おそらくツィーターが取り付けることが出来るだろうスペースは用意されていました。
今回はフロントと同じく２Ｗａｙセパレートスピーカーの取り付けをご希望されましたのでこの場所へツィーターを取り付けようかと思いましたが、グリル側に穴が空いておらず、ここにツィーターを取り付けると音が車内に届かなくなってしまいます。
このような状態なのでツィーターを取り付けるためのグリルがあるのだろうとパーツを問い合わせたところパーツは存在したのですが、国内に在庫がなく今回は断念させていただきました。

ツィーターもグリル内に取り付けようかと思いましたが、納期的に無理でしたので予定通りグリルの上にマウントを使って取り付けることにしました。
ということで改めてミッドレンジを交換していきます。
まずは取り外しをしてスピーカーケーブルを新しく引き込みます。
リアスピーカーもセパレートタイプならマルチで鳴らせばより良いのでしょうが、流石にＤＳＰのチャンネル数が足りませんでしたのでリアはパッシブクロスオーバーを使って鳴らすようにしております。

パッシブクロスオーバーをスピーカー裏に設置し、ミッドレンジと接続したらフロントと同じスピーカー、ブラムの『Ｓ１００Ｎ２４』を取り付けです。

そしてグリルを取り付け後にグリルの隅にツィーターを取り付けて完成です！
ちなみにＳ１００Ｎ２４にはツィーターマウントは付属しておりませんので別で専用マウントを取り寄せております。

これにてリアスピーカーの交換も完了です！

続きましてシート下ウーファーを交換していきます。
「シート下のどこにスピーカーがあるのですか？」と聞かれることがありますが、シート下部分に埋め込まれております。
シートが固定されている状態では見えにくいですが

シートの固定を外して浮かせるとよく見えるようになります。
このグリルの下にウーファーが取り付けられていますよ。

ということでグリルを取り外すとウーファー本体が見えてきます。
と言っても振動板が見えないのでスピーカーっぽくは見えないかもしれませんが^^;

車両に取り付けられている状態ではスピーカーの交換がしにくいのでスピーカーが取り付けられているベースごと車両から取り外します。
そうすると急にフロア鉄板が見えるようになります。

先程シート下から取り外したウーファーとそのベース部分になります。
このベース部分からウーファーを取り外したいのですが、こちら接着されていてすんなりとは取り外しができないです。

ちょっと乱暴ですがヘラなどを使ってウーファーとベース部分を分離します。

ウーファーの分離ができたところで新しく取り付けるウーファーの登場です。
今回はフロントとリアがブラムですのでシート下も同じくブラムのウーファーです。
こちらはＢＭＷ専用設計の『ＢＭ２００ＸＦ』です。
両方とも表側になっているのですが、少し違和感がありますよね。

ということで両方とも裏返すと純正の方は下向きに振動板が取り付けられていました。
そして１６cmくらいの振動板でした。
ブラムが２０cmなのでちょっと小さい振動板ですね。
ちなみにＢＭＷの純正でも２０cmタイプはありますので何かしらの区別？はあるようです。

純正とブラムを見比べたのであとはベース部分にブラムのウーファーを取り付けていくのですが、その前に

ベース部分を制振させていただきました。
いつもこのウーファーを交換しながらベース部分が気になっていました。
なので今回は実験的に制振をさせていただきました。

あとは内側に少し吸音材も入れさせてもらってます。
気になるのが効果だと思いますが、ちょっと失敗したのが、色々と作業した中に今回の作業もしましたので厳密な比較ができなかったです^^;
ただ、最後に調整をしている際の感触はいつもより良い感じでしたのでそれなりに効果は出ていると思います。

ベース部分の制振をさせていただいたあとはいよいよブラムのウーファーを取り付けです。
さすが専用品、ピッタリサイズです。

車両に取り付けるとこんな感じになります。

グリルを取り付けて、シートを固定したら全く見えなくなってしまいますのでもう１枚。

グリルを取り付ければ全く見えなくなってしまいます^^;
あとはシートを固定すればシート下のウーファーも交換完了となります。

あと少しで全ての作業が完了となりますが、今日のところはここまでとさせていただきます。
次に紹介するときには完成ですので完成が気になった方は次回も見てくださいね( ^ω^ )

と言った感じで本日はＢＭＷ ２２０ｉ（Ｆ２２）のリアスピーカーとシート下ウーファーの交換作業の紹介でした。