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本日はメルセデス・ベンツ C200 のフロントスピーカー交換を行なった作業を紹介したいと思います。

こちらのオーナー様は車内でもうちょっといい感じで音楽が聴きたい!ということでスピーカー交換のご相談にご来店いただきました。
当店ではメルセデス用のスピーカーとしてマッチとフォーカル、ブラムの3種類をおすすめさせていただいております。
おすすめさせていただいているのでその3種は試聴できるようにしておりましたので、早速聴いていただきました。
ちなみに、フォーカルだけは実際に取り付けるスピーカーは80mmタイプですが、当店においておりますスピーカーは10cmタイプですので少し鳴り方は違いますが、参考になりますので聴いていただきました。

その結果、ブラムのスピーカーをお選びいただきましたので取り付けを行なっていきます。

メルセデスベンツC200のフロントドア内張

ドアスピーカーを交換していきますのでまずは内張を取り外すところから作業がスタートです。

メルセデスベンツC200のフロントドアスピーカー

ちなみにこちらのC200は後期になります。
当店で作業させていただくのは前期が多いのでいつもはミラー裏のパネルはツィーターが無いのですが、後期からは標準で取り付けられているのか、今のところ全車ツィーターがあります。
ということで、今回のお車もツィーターが取り付けられている状態でした。

メルセデスC200のドア内張内部

先程の内張を取り外すとこのようになります。
いつものようにスピーカーはドアにはなく、内張に取り付けられているパターンです。

メルセデスC200のミラー裏パネル

ドア内張の取り外しができたところでまずはツィーターから交換していきます。
ということで純正ツィーターが取り付けられているミラー裏のパネルです。

メルセデスC200の純正ツィーターとブラムのツィーター

パネルからツィーターを取り外しましたので新しく取り付けるブラムのツィーターと並べて見ました。
細部はほぼ同じなのですが、ブラムの方が少しだけ小ぶりです。

メルセデスC200のパネルにブラムのツィーターを取り付け

ブラムのツィーターの方が小ぶりなのでそのまま取り付けると固定ができませんので、一回り外径を大きくするためにアクリルリングを取り付けて純正位置に固定します。
この状態になればあとはパネルをドアに、

メルセデスC200のパネルにブラムのツィーターを取り付け

取り付ければツィーターの交換は完了です。
うっすらシルバーのリングは見えるものの、ほとんどツィーターが見えないのが少し寂しいです^^;

メルセデスC200のドア内張裏側

ツィーターの交換が終わったところでお次にドア上部にあるミッドレンジの交換をします。

メルセデスC200のドア内張裏側

純正の状態でフェルトが取り付けられているのですが、作業がしにくいですので一旦取り外します。
そうすると純正ミッドレンジスピーカーがよく見えるようになります。

メルセデスC200の純正ミッドレンジスピーカーを取り外し

先程の純正スピーカーを取り外すとこのようになります。
スピーカーグリルを裏側から見ることがないので少し面白いですよね。

メルセデス純正スピーカーとブラムのスピーカー

純正スピーカーを取り外しましたので新しく取り付けるブラムのスピーカーと並べてみます。
ブラムのスピーカーはメルセデスベンツ用に設計されているので外径サイズは同じになっています。
ただ、外径は同じでも振動板は純正がペーパーなのに対してブラムはカーボンになっています。
車好きの方はカーボン柄が好きな方が多いように思いますので、この振動板をかっこよく思われる方が多いですね(^^)

メルセデス純正スピーカーとブラムのスピーカー

表側から見ると振動板素材の違いくらいしか見当たらないかもしれませんが、裏側はマグネットサイズがだいぶ違います。
そしてフレーム形状と材質が違いますので強度もかなり違ってきます。

メルセデスC200のドア内張をデッドニング

スピーカー本体を見比べたところでスピーカーの取り付けです!
あとは内張の部分的な制振作業とローパスフィルターを取り付けております。
これでミッドレンジスピーカー交換は終わりましたので、

メルセデスC200のドア内張をデッドニング

最後に外していたフェルトを元に戻してから、

メルセデスC200のドアスピーカー交換

内張を組み付けたらドアスピーカー交換作業完了です!
見た目は変わっておりませんがスピーカーは交換済みです!
メルセデスにお乗りの方はこのドアデザインが気に入っている。という方が多いですので、見た目を変えることなく音質アップできるのはいいですよね^ ^

メルセデスの純正サブウーファー

ドアスピーカー交換と合わせてもうひと作業です。
それは純正のサブウーファーにローパスフィルターを取り付ける作業です。
ということでまずは助手席足元奥にあるサブウーファーにアクセスします。

メルセデスC200の純正サブウーファーにローパスフィルターを取り付け

次にアンプからサブウーファーにつながっている信号線の間にコイルを取り付けです。
このコイルがローパスフィルターの役割を果たしてくれます。

メルセデスC200の純正サブウーファーにローパスフィルターを取り付け

コイル自体は両面テープで固定しているのですが、保険としてスポンジテープでさらに固定しております。
これにて助手席側のサブウーファーへローパスフィルター取り付け完了です。

メルセデスC200の純正サブウーファーにローパスフィルターを取り付け

続いてもう一つ、運転席側の純正サブウーファーです。
前期モデルは助手席のみでしたが、後期モデルは運転席の足元にもサブウーファーが取り付けられています。

メルセデスC200の純正サブウーファーにローパスフィルターを取り付け

こちらも信号ラインの間にローパスフィルターを取り付けです。
運転席は意外とスペースがないのでローパスフィルターの取り付け場所に困りますが、アクセルペダルの裏がちょうど空いていますのでそちらへ両面テープで固定しております。

メルセデスC200の純正サブウーファーにローパスフィルターを取り付け

作業後はカーペットを取り付けると全く見えない状態になります。
これにて全ての作業が完了しましたので、

メルセデスC200の純正オーディオ音質調整

最後に純正オーディオに内蔵されている音質調整機能を使って全体の音を整えてから納車させていただきました。
納車の際にはオーナー様の奥様から「音が良くなった」と合格をいただきました。

メルセデスベンツ C200 フロントスピーカー交換

と言った感じで本日はメルセデスベンツ C200 のフロントドアスピーカー交換とサブウーファーへのローパスフィルター取り付け作業について紹介させていただきました。

メルセデスベンツC200

写真を整理していたらやっぱりこのアングル。
どんだけこのアングルが好きなんでしょうね、僕は 笑

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