本日はBMW 2シリーズ(F22)のフロントドアスピーカー交換作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様は純正オーディオの音に不満をもたれておられて、スピーカー交換を検討されている。ということでご相談をいただきました。
いつものように実際に店内にてBMWに取り付け可能なスピーカーを試聴していただいたり、お話をさせていただきました。
オーナー様は純正に不満はあるものの、今よりも良くなるならそれほどこだわるわけではない。とのことで、いつものセパレートスピーカーではなくコアキシャルタイプのスピーカーをお選びいただきました。
ということで作業に取りかかっていきます。
まずはスピーカー交換前の純正の状態です。
いつものようにドア上部に10cmミッドレンジスピーカーがついているだけのドアになります。
内張を取り外すとこのような感じです。
純正スピーカーがこちらになります。
いつものBMW純正スピーカーですね。
スピーカー交換ですのでまずは純正スピーカーを取り外して、
新しく取り付けるスピーカーと比較します。
今回新しく取り付けるスピーカーはイタリアブランドのオーディソン『AP BMW X4E』です。
いつもはセパレートタイプを取り付けさせてもらってますので『K4E』ですが、今回はコアキシャルタイプということで『X4E』となっております。
すごく補足の話ですが、オーディソンから発売されているBMWスピーカーはタイプとフレームサイズ別で4種類あります。
コアキシャルタイプが頭に『X』がついて、セパレートタイプが『K』になります。
そしてフレームが大きな方は(ほとんどの車種はこちらです)末に『E』がついて、フレームが小さい方は(センタースピーカーなどはこちらが多いです)末に『M』がつきます。
具体的には『X4E』『X4M』『K4E』『K4M』の4種類になります。
全部10cmなのですが、少しややこしいですね^^;
表側を並べてみたので裏側も。
やはり純正よりもオーディソンの方がしっかりとしたマグネットがついていますし、フレームも純正は樹脂製に対してオーディソンはアルミ製ですのでしっかりとしております。
表裏を比較したところであとはスピーカーをドアに取り付けです。
BMW専用設計ですので綺麗に取り付けが完了です。
あとは元どおり内張を組み付ければ完成です!
今回はコアキシャルタイプのスピーカー取り付けですのでミラー裏のパネルも変えておりません。
ということはスピーカー交換前後で全く見た目が変わりません。
少し寂しい感じがしないこともないですが、見た目が崩れることがない。というのは安心できますよね!
最後に純正に内蔵されている音質調整機能を使って全体の音を整えてから納車させていただきました。
といった感じで本日はBMW 220i(F22)のフロントドアスピーカーをコアキシャルスピーカーに交換した作業の紹介でした。