本日はダイハツ タフトのオーディオ取り付け作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様は以前違うお車の取り付け作業をさせていただきましたが、今回お車を乗り換えられる。と言うことで新しいお車への取り付け作業をご依頼いただきました。
よくあるパターンとしましては以前のお車からオーディオシステムを載せ替え、と言う形なのですが、今回は全く新しいシステムを組むことでご相談いただきました。
システムの内容はご来店とメールにて相談させていただき、決めていただきました。
それでは取り付け作業の方に取りかかっていきます。
まずはドアスピーカーの交換から行っていきます。
と言うことで作業前の状態です。
今回はお車の納車日にそのまま入庫していただきましたので完全な(?)新車です。
先ほどの内張を取り外すとこのようになっています。
よく見る感じのシンプルなドアですね。
ドア左下に取り付けられているのが純正スピーカーですね。
ダイハツの純正スピーカーは薄型で鉄板に直接固定されている感じです。
先ほどの純正スピーカーを取り外すとこのようになります。
ここからがスピーカー取り付け作業です!
今回はスピーカーケーブルもご依頼いただきましたのでまずはスピーカーケーブルをドア内部に通していきます。
ドア内部にスピーカーケーブルを引き込む際には基本的には純正の通線チューブの中を通していきます。
そのほうが見た目が良いことはもちろんのこと、耐水性や耐久性が高くなりますから。
今回引き回しているケーブルはオーディオテクニカのレグザットシリーズ、AT-RX12 です。
レグザットシリーズのAT-RX12 は少し太い部類のケーブルですが、無事にドア内部に引き込み完了です!
もちろん先ほどのチューブはきれいに元に戻しております。
続きまして、作業後の写真ですが、スピーカー取り付け部の穴を拡大カットしております。
国産カスタムフィットスピーカーならそのままの内径でも取り付けは可能ですが、今回取り付けるスピーカーは海外製ですので穴の大きさが少し足りません。
なので拡大するためにカットいたしました。
そしてそのスピーカーを取り付けるためのインナーバッフルも制作し始めておりますのでインナーバッフル取り付け用の穴もたくさん開けております。
スピーカー取り付け部の開口が大きくなりましたので次はスピーカー背面部を制振していきます。
今回は『アウターパネル部分制振ハイグレード』をご依頼いただきましたのでまずはレアルシルトのハイブレード版『匠』を貼り付けております。
ちなみにスピーカー背面部のちょうど良いところにバーがありますのでバーの下に8割程度、バーの上に2割程度と言う感じで分けて貼り付けております。
『匠』を貼り終えたらその上に今度はレアルシルトの吸音・拡散材 ディフュージョンを貼り付けです。
ディフュージョンも『匠』と同じく分けて上下に貼り付けております。
これでスピーカー背面部の制振作業は完了です!
スピーカー背面の制振が終わりましたのでお次はスピーカーを取り付ける鉄板部、インナーパネルです。
と言いながらもこの作業の前にしれっとインナーバッフルを取り付けておりました^^;
今回のインナーバッフルは表側に3mmのアクリルプレート。
裏側にMDFで作ったリング。そしてその2つでドア鉄板を挟み込むようにして固定しております。
と言うのが、ダイハツ車は薄型のスピーカーで鉄板から内張までの距離が少ない車種が多いです。
鉄板から内張まで距離が少ないと厚みのあるインナーバッフルが作ることができず強度が出せなくなってしまいます。
そこで変則的ですが、ダイハツ車の場合はこのようなインナーバッフルを制作させていただくことが多いです。
これでインナーバッフルも終わりましたので次こそインナーパネルの制振です。
いきなりですが完成です!
今回のメニューは『インナーパネル サービスホール部 ハイグレード』です。
ハイグレードですのでサービスホールを塞ぐ制振材はレアルシルトの『匠』となっております。
そして『匠』を貼っただけでは縁が浮いてくることがありますのでオーディオテクニカのブチル系制振材で抑えています。
これでスピーカーケーブルを引き込み、インナーバッフル取り付け、ドア制振が終わりましたので後はスピーカーを取り付けます。
今回取り付けるスピーカーはフランスのブランド ブラムのシグネチャーシリーズ『WS 6N45』です。
ブラムは奥行きの深いスピーカーばかりですが、このスピーカーは薄型で作られています。(と言っても極薄ではなく一般的な厚みですが・・・)
今回はセットのスピーカーではなく、単品でスピーカーをお選びいただきましたのでS165.45ではなく『WS 6N45』となっております。
これでドアスピーカーの取り付けは完了しましたので後は内張を組み付けると完成です!
どうにかインナーバッフルでの取り付けができましたので内張を組み付けると見た目を変えることなく取り付けができております。
ドアスピーカー交換が終わりましたのでお次はツィーターです。
ツィーターの取り付けと言いましてもダッシュボード上への取り付けですのでドアと同じくオーディオテクニカのAT-RX12 を引き回してきて取り付けました。
今回のツィーターは当初S165N45セットに採用されているTS 20HR の予定でしたが、グレードアップしていただき、マルチックスシリーズのツィーター『TSM 25 S 45』をお選びいただきました。
ちなみにマルチックスは3種類のツィーターがあります。
その中で唯一ソフトドームタイプがあるのですが、今回のツィーターはそのソフトドームタイプになります。
おまけで左側はこのような感じになっております。
『TSM 25 S 45』はTS 20HR に比べると大きいですが、バカでかいわけではないので視界の邪魔をそれほどしていないと思います。
これにてスピーカー取り付け作業完了です!
スピーカー交換が終わったので後はナビゲーションの取り付けです。
ナビ取り付けはひたすら配線作業ですので取り付け後の写真です。
今回取り付けたナビはカロッツェリアから発売されたばかりのサイバーナビ『AVIC-CW911』です。
サイバーナビを取り付ける際には末尾にDCが付くネットワークスティック付きがお勧めですが今回はDC無しモデルとなってます。
ただ、今回は違うオプションを選んでいただきました。
それが常時電源のバッテリー直どりです。
デッキバッ直なんて言ったりしますが、このようにナビの常時電源をバッテリーから直接取り出して接続してあげることで内蔵アンプがいい仕事をしてくれるようになります!
地味なオプションですがお勧めですよ(^^)
これでオーディオ部分の取り付けは完了しましたので最後にドライブレコーダーの取り付けです。
ユピテルの指定店モデル『SN-TW81d』です。
前後2カメラタイプで本体にモニターがついていないのですっきりとした取り付けが可能なモデルです。
後は地味なことですが、今回のモデルからSDカードの定期的なフォーマットが不要になったようです!
ドライブレコーダーは取り付けてしまうとそのまま放置されることが多いと思います。
ただ、ずっと放置しているとSDカードが映像の上書きの繰り返してデータのゴミが内部に溜まるそうです。
そうするといざと言うときの映像が上手く撮れていないことがあるそうで、定期的なフォーマットが必要となります。
ですが、このモデルはその定期的なフォーマットが不要となるそうなのでありがたいですよね( ^ω^ )
当たり前ですが、後ろのカメラにもモニターは無いです!
と言った感じで今回ご依頼いただきました作業が全て終わりましたので最後に取り付けさせていただいたサイバーナビの調整機能を使って音質調整をさせていただきました。
言い忘れておりましたが、今回はサイバーナビですのでネットワークモードを使ったマルチ接続でスピーカー接続を行っております。
結果として明確な定位感やバランスを作ることができました!
本日はダイハツ タフトにカロッツェリアのサイバーナビ・ブラムのスピーカー・ユピテルのドライブレコーダーを取り付けさせていただいた作業の紹介でした!