本日はBMW 7シリーズにユピテルのドライブレコーダーを取り付けた作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様はドライブレコーダーを取り付けたい。ということでご相談をいただきました。
ご希望の内容などをお伺いして今回はユピテルの『SN-TW70d』を取り付けさせていただくことになりました。
『SN-TW70d』は前方を録画するカメラと後方を録画するカメラのセットになっております。
ドラレコの取り付けはひたすら配線作業ですので完成時の写真のみですが、
車両に取り付けるとこのようになります。
カメラの映像としては車両の中心に取り付ける一番自然で見やすい映像となるのですが、BMWの場合はミラーの付け根の部分に車両のセンサーなどがありますので取り付けが出来ません。
ですので今回は視界の邪魔にならないように助手席側に取り付けました。
後方のリアカメラはガラス上部、中央に取り付けました。
リアガラスには開閉式のシェードがありますのでカメラが干渉しないが心配でしたが、ギリギリのところで当たらずに開閉ができました。
これにて取り付けは完了です!
これでブログを終わってしまうとちょっと短いと思いますので、今回は僕なりのドライブレコーダーの選び方のポイントを考えてみました。
(あくまで個人的な選び方のポイントになりますし、ドラレコに詳しいわけでは無いので参考程度に見てください)
最近、色々ありますのでドライブレコーダーを取り付けたい。と思われる方が増えてきました。
ですが、なんとなくドライブレコーダーは取り付けたいけど、どれがいいのかわからないし、どんなタイプが良いのかもわからない。という方が多いように思います。
各メーカーから何種類も発売されていますし、メーカーもいくつもありますので現在販売されている種類は相当豊富だと思います。
そんな中から選ぶ際にポイントとなるのが
1.撮影したいもの
2.撮影性能
3.サイズ
細かな部分を考えるとポイントはもっと増えるかと思いますが、大きく分けると上記の3点になると思います。
では順番にポイントを考えていこうと思います。
まずは『撮影したいもの』ですが、
一番シンプルなのが、前方だけ撮影したいパターンです。
この場合は自分が信号無視をしていなかった証拠や脇道から飛び出してきた映像を撮影したパターンになると思います。
なので、もっとも重要となる部分かと思います。
次に、前後を撮影したいパターンです。
この場合は先程の前方の映像に加えて、煽り運転などの後方の映像を移したいパターンになると思います。
煽り運転がニュースで取り上げられてからはこのタイプの人気が高まっていますね。
あとは警察の不当な取り締まりに言い返したいため。というワイルドな理由で前後カメラタイプを取り付けている。という方もおられました^^;
果たしてそれが正しい使い方なのかはわかりませんが・・・
次に360° を撮影したいパターンです。
これは車内の様子や前後だけでなく左右などの広い範囲を撮影したいパターンです。
360° を撮影しているとほとんど全ての方向を撮影できますので1番情報量を多くすることができます。
ただ、後方が少し小さくなるのが欠点ですが。
でもその欠点を補うためにリアカメラをついたしたモデルもありますので、そうなると最強の組み合わせと言えると思います。
あとは駐車監視機能などを付けると車上荒らしの証拠にもなる可能性があります。(ただ、SDカードを抜き取られていなければですが・・・)
上記のようにまずは何を撮影したいのか?というところを考えていただくとシンプルにフロントだけなのか、フロント、リアの2カメラなのか、360° カメラなのか、というところがなんとなく絞れてくると思います。
次に撮影性能です。
まず数字で出ているので分かりやすいのが撮影画素数です。
これは100万画素とか200万画素などと言われていますが、わかりやすくいうと200万画素がおよそフルハイビジョンの画素数になります。
そして家庭になるテレビの最も多いのがフルハイビジョンだと思いますので、そのテレビで撮影映像を見たとしても十分な画素数があることになります。
そう思えば200万画素あればほとんどの方にとっては十分な性能だと思います。
100万画素のタイプでも何かあった際の証拠映像としては十分な解像度にはなっていると思います。
近頃は800万画素タイプのドラレコも出ていますが、これは4K相当の画素数になりますので、そこまでの画素数が必要となる方は少ないのでは無いかと思います^^;
撮影性能でもう一つ気にして欲しいところが暗いところの撮影性能です。
通常のドライブレコーダーはどうしても暗所が苦手です。
全く映らないわけでは無いですが、ノイズが出やすくなります。
それに対して近頃は暗所にも強いモデルも出てきていますので、夜間ドライブなどが多い方はそういった暗所性能の高いモデルを選ばれていた方が良いと思います。
最後にサイズです。
リアカメラについては小型なものばかりですのでそれほど気になることは無いかと思いますが、フロントカメラは視界に入りますのでサイズは重要な要素になると思います。
まぁ、ちょっとくらい視界に入っても気にしない!という方はサイズは気にならないかと思いますが。
視界に入ると気になってしまう。という方はモニターレスタイプなどが良いです。
モニターがないのでサイズが小さくなって、視界に入ってくる量を最小限にすることができます。
逆に少し気をつけて欲しいのが360° カメラです。
これ自体のサイズが大きくなりやすいのもありますし、360° 出来るだけ広い範囲を撮影するためにはルームミラーなどを避ける必要がありますのでルームミラーより低い位置に取り付ける必要があります。
そうするとそれなりに存在感が出てきますのでその辺りは覚悟して取り付ける必要があると思います。
と言った感じでだいぶ駆け足でしたが、ドライブレコーダーを選ぶ際のポイント(独断と偏見でお伝えしております)でした。
これが全てではないですが、参考に考えてもらうと嬉しいです( ^ω^ )
今日は作業よりそれ以外の部分が長くなりましたが、BMW 7シリーズにドライブレコーダーを取り付けさせていただいた作業の紹介でした。