本日はBMW 523i のフロントスピーカー交換とアンプ内蔵プロセッサー(DSP)を取り付けさせていただいた作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様はあまり予算はかけられないけども今よりも音を良くしたい!というご希望でご来店いただきました。
それでしたらやはりスピーカー交換がおすすめですのでBMW用スピーカーを3種類聴き比べをしていただき今回はオーディソンをお選びいただきました。
そして同時にプロセッサー(DSP)も取り付けてみたい、どんな風に変わるのか体験してみたい。ということでアンプ内蔵プロセッサーも同時にご依頼いただきました。
今回はご予算が決まっておりましたので出来るだけお手頃に取り付けが出来るもの、ということでカロッツェリアのDEQー1000Aをお選びいただきました。
それでは作業の方に取り掛かっていきます。
まずはスピーカーの交換から行っていきますので内張を取り外していきます。
この5シリーズのドア内張はちょっと取り外しにくくて苦労するんですよね^^;
今回はミラー裏にすでにツィーターが付いている車両になります。
内張を無事に取り外すとこのようになります。
5シリーズは内張を取り外すとドアにスピーカーがありませんので内張側に取り付けられているモデルになります。
ミラー裏に取り付けられているツィーターも交換していきますのでミラー裏パネルも取り外します。
内張とパネルが取り外しできたところでまずはツィーターから交換していきますのでパネルから純正ツィーターを取り外します。
取り外した純正ツィーターと新しく取り付けるツィーターを並べてみました。
ここで急なお知らせですが、今回取り付ける予定だったオーディソンのスピーカーが注文した際に欠品中であることが判明しました。
そこでオーナー様と相談の結果、オーディソンの入荷を待つよりも早くスピーカー交換をしたい!ということでしたので取り付けるスピーカーを別のものへ変更して作業させていただきました。
その変更したスピーカーはドイツブランドのマッチから発売されている『MS 42C-BMW.1』です。
ですので新しく取り付ける右側のツィーターはマッチの物になります。
並べてみた感じですと、専用品ですので大きさは同じなのはもちろんのことですが、振動板の前にガードするグリルがないことと振動板が艶有りか艶無しか、と言った感じで結構似ている感じの作りでした。
あとはツィーターをパネルに組み付けて、パネルをドアに戻したらツィーター本体の交換は完了です。
ツィーターの交換が終わったところでお次にパッシブクロスオーバーを取り付けます。
サイズは小柄でしたが、それっぽい外観になっております。
そして先ほどのパッシブをドア内部の空いたスペースへ取り付け完了です。
ツィーター交換とパッシブ取り付けが終わりましたのでお次はミッドレンジの交換をしていきます。
まずは純正の状態です。
内張側に取り付けられている状態です。
取り外すとこんな感じです。
内張側からボルトが出ていて、そこにナットで固定する形になっています。
ツィーターと同じようにミッドレンジも純正とマッチのものを並べてみました。
表側は振動板の素材が違うことと、マッチのロゴが入っているくらいで大きな違いは見えないかもしれないですね^^;
裏側に関してはマッチの方がマグネットが少し大きいですね!
必ずしもそうだというわけではないですが、やっぱりマグネットが大きい方が良い音がしそうに見えます!
あとは純正スピーカーと同じようにドア内張に固定したらスピーカー本体の交換は完了です!
最後に内張を元どおりに組み付けたらスピーカー交換作業完了です!
スピーカーの交換が終わったところでお次にアンプ内蔵プロセッサーを取り付けていきます。
とは言いましてもプロセッサー取り付けは配線作業ばかりですのでお見せするところもないので^^; 取り付け完了後の状態です。
今回はグローブボックスの下側に吊り下げるような形で取り付けをさせていただきました。
写真は屈んで覗き込むようにして撮影していますので見えますが、普通に乗り込んでしまえばほとんど見えることはありません。
ちなみにですが、こちらのカロッツェリアのアンプ内蔵プロセッサーは4チャンネルアンプ内蔵となっております。
ですので今回はドアスピーカー左右で2チャンネル、シート下ウーファー左右で2チャンネルという振り分けとなっております。
リアスピーカーは接続したままですので鳴ってはいますがプロセッサーでのコントロールはしていない状態となっております。
最後は今回取り付けさせていただきましたカロッツェリアのプロセッサーを使ってフロントのみですが音の調整をさせていただいてから納車させていただきました。
と言った感じで、本日はBMW 523i のフロントドアスピーカー交換とアンプ内蔵プロセッサーの取り付け作業の紹介でした!