本日は ＢＭＷ ５シリーズ のフロントスピーカーを交換させていただいた作業を紹介いたします。

こちらのオーナー様はスピーカーを交換してみたい！ということでご来店いただきました。
ご来店いただきましたので、おすすめを紹介しつつ実際にスピーカーを聴き比べて取り付けるスピーカーを選んでいただきました。

早速ですが作業を紹介していきます。

まずは作業前の状態です。

先ほどの内張を取り外すとドア内部はこのようになっております。
吸音のためと思いますが、フェルトが設置されていますね。

そしてこちらが純正スピーカーです。
いつも良く見かける純正スピーカーですね。

先ほどのスピーカーを取り外すとこのようになっております。
スピーカーを取り外すと穴が空いているタイプの車両は久しぶりですね。

スピーカーの取り外しが終わったところでまずはツィーターの交換を行なっていきます。
今回の車両はすでにツィーターが取り付けられている車両でした。
なのでそのままツィーター交換も可能なのですが、オーナー様のご希望でハーマンカードンロゴ付きのパネルを取り寄せさせていただきました。

純正ツィーターを取り外して新しく取り付けるオーディソンのツィーターと並べてみました。
オーディソンはＢＭＷ専用スピーカーなので純正と同じ形状で作られていますし、比較的シンプルな見た目をしています。
ということもあって言われないとどちらが純正なのかオーディソンなのかわからないですよね。
（右がオーディソンとなっております）

早速パネルに取り付けるとこのようになります。
純正と同形状なので綺麗に取り付けができております。
こうなればあとは車両に取り付けるとツィーターの取り付けが完了です。

ツィーターの交換が終わったところでお次はミッドレンジです。
こちらも純正とオーディソンを並べてみました。
専用品なので当たり前ですが、オーディソンのスピーカーは純正と同じ形状をしております。

表から見た形状は同じなのですが、裏側のマグネットはオーディソンの方がだいぶ大きく、しっかりとしたものになっております。
その分奥行きが深くなっているのですが、その奥行きが今回は少し問題でした。

というのが、スピーカーを取り外した際に裏側に見えていたウインドーレールとマグネットが接触してしまいました(^^;;
当たってしまっては取り付けができませんので急遽スペーサーを作ってスピーカー取り付け位置を少し前に動かして取り付けをさせていただきました。
とはいえ、スピーカーを取り付けてしまうとスペーサーが見えないですね。

レールが接触して少し焦りましたが、無事にスピーカー交換完了です。
作業後のドア内部はこのようになっております。

最後は内張を元通りに組み付けて今回の作業完了となります。

ツィーター取り付け部のパネルはハーマンのロゴ無しからロゴ有りに変わりましたので少し見た目が変わりましたが、それでも純正品ですので違和感なく取り付けできています。

最後は純正オーディオに内蔵されている音質調整機能を使って全体のバランスを整えて納車させていただきました。

といった感じで本日は ＢＭＷ ５シリーズ のフロントドアスピーカーをイタリアブランド オーディソンのスピーカーに交換させていただいた作業を紹介させていただきました。