本日は ＢＭＷ ４２０ｉ のフロントスピーカー交換作業を紹介いたします。

こちらのオーナー様はスピーカー交換をお願いしたいということでメールでお問い合わせをいただきました。
その時点で取り付けご希望のスピーカーはほとんど決まっている状態だったのですが、ご来店いただいた際にＢＭＷ用としておすすめさせていただいているスピーカー３種を聴き比べていただき、最終的に当初からご希望されていたオーディソンのスピーカーをお選びいただきました。

それでは作業を紹介していきます。

まずは作業前の状態です。
近頃のＢＭＷは１０cmミッドレンジスピーカーの取り付け位置が少し車両後方よりになりましたね。
個人的にはなんとなく違和感のある場所なのですが、色々と考えての場所なのだと思います。

近寄ってみるとこんな感じです。
ちょうどドアの取手部分の横になります。
以前の場所だと運転席に座ると取っ手でスピーカーが隠れてしまうことがありましたのでそういう意味ではこの場所は良いのでしょうね。

そしてサイドミラーの内側パネルのところにツィーターが取り付けられています。
以前のモデルコードが『Ｆ』の時にはツィーターが取り付けられている車両が少なかったですが、近頃の『Ｇ』になってからはオプションセットの中にサウンドオプションが含まれていることが多いようでツィーターが最初から取り付けられている車両をよくみるようになりました。
このツィーターが取り付けられている車両が増えたことでオーディオの音に不満を持たれる方は少なくなったように思いますが、それでも一定数のご相談はありますのでやはり純正ではイマイチという方がそれなりにおられるようですね。

先程の内張を取り外すとこのようになります。
内張を取り外すとミッドレンジスピーカーがよく見えるようになりますが、やはりこの場所にスピーカーがあると見た目的には違和感ですね^^;
そしてちょっと気になったのがドア左下部分。
１６cm、１７cmくらいのスピーカーが取り付けできそうなスペースがありました。
サウンドオプションでここにスピーカーを取り付ける構想があったのでしょうか？

話が少し脱線しましたが、まずはツィーターから交換していきます。
ということでミラー裏のパネルを取り外します。

そしてパネルを裏返すと純正ツィーターが見えてきます。
こちらを取り外して、

新しくオーディソンのツィーターを取り付けです！
オーディソンのツィーターはＢＭＷ専用設計になっていますのでピッタリと取り付け可能ですよ。

ツィーターの交換が終わって表側から見るとこのようになります。
と言ってもほぼ見えないですね・・・

ツィーターを交換したところでお次にミッドレンジスピーカーを交換です。
まずは純正の状態ですが、こちらのミッドレンジを取り外して、

オーディソンのミッドレンジスピーカーの取り付けです！
取り付けが完了してしまえば至って普通の見た目なのですが、オーディソンのスピーカーは純正よりも少しマグネットが大きい関係で取り付け位置を少し前に出して取り付けをしております。
そしてそれだけではまだちょっと干渉してしまいましたので今回は支障のない範囲でドアパネル側を削って加工をし、取り付けをしております。
これにてスピーカー交換作業は完了ですので、

最後に内張を元通り組み付けて作業完了です。
ドア内部は少し加工しておりますが内張の中で完結しておりますので見た目の変化はありません。

もちろんツィーターも違和感なしです！
うまい具合に光が差し込むとオーディソンのツィーターが透けて見えますが黒色のツィーターでシンプルなので違和感ないですよ。

最後に純正オーディオに内蔵されている音質調整機能を使って全体のバランスを整えてから納車させていただきました。

と言った感じで本日はＢＭＷ ４２０ｉ のフロントスピーカーを純正からオーディソンに交換した作業を紹介させていただきました。