本日はBMW 3シリーズ(F30)のスピーカー交換作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様はスピーカーを交換したいということで熊本からご来店されて、店内に設置しておりますBMW用のスピーカーを3種類試聴していただき、かなり熟考していただいた結果、取り付けるスピーカーをオーディソンに決定していただきました。
それでは作業に取りかかっていきます。
まずはいつものようにドア内張を取り外す前の状態です。
こちらはノーマルオーディオでしたのでドアは上部にミッドレンジのみ。
ツィーターは無しの状態です。
内張を取り外すとこのようになっております。
ちなみにミッドレンジは10cmのものになります。
そしてスピーカーを交換しますのでミッドレンジの取り外しと新たにツィーターを取り付けるためにミラー裏のパネルも取り外しております。
スピーカーを取り外したところをよく見るとスピーカー下部のところから黒いスジが見えると思います。
実はこちらのお車、スピーカーを固定する3点ビスのうち 1箇所フレームが割れておりました。
そのせいでスピーカーの固定が甘くなり雨水が侵入していたようです。
幸い激しい侵入ではなかったようでドア内部の腐食や水溜りなどはなかったですが、雨水の侵入の原因にもなるのでスピーカーフレームの強度はしっかりとして欲しいものですね^^;
全てのパネルを取り外し終えたところでツィーターの取り付けから始めていきます。
まずは取り付けるツィーターと今回新たに用意したツィーター取り付け用のパネルです。
パネルを裏返してツィーター取り付けです。
オーディソンのツィーターはBMW用に設計されていますのでぴったりと取り付けが可能です。
ツィーター取り付け後は付属のスポンジを取り付けて、車両に組み付けるとツィーター本体の取り付けは完了です!
ツィーター本体の取り付けができたところでお次はミッドレンジスピーカーを取り付けたいと思います。
と、その前に今回は制振や吸音もご依頼いただきましたのでミッドレンジ裏に吸音と拡散効果のあるレアルシルト ディフュージョンを貼り付けていきます。
貼り付け終えるとこのようになります。
ディフュージョンはこの見た目からチョコレート、と呼ばれる方もおられますが、個人的にはピラミッドというイメージなんですよね。(どっちでも良いですが^^; )
吸音材を貼り終えたらあとはスピーカーケーブルを接続してミッドレンジの取り付けです。
あとは同時にツィーター用のパッシブクロスオーバーも取り付けております。
これにてスピーカー交換は完了ですが、このあとスピーカー周りの制振作業を行なっていきます。
制振材を貼り終えるとこうなります。
ちなみに貼り付けているのはオーディオテクニカのブチル系制振材です。
これにてドアの作業は完了ですので仕上げに内張の制振作業を行います。
まずは素の状態です。
今回は内張部分制振スタンダードですので振動しやすい場所を選び貼り付けを行なっております。
あとは内張を組み付ければ全ての作業が完了です!
はい、内張を組み付けて完成です!
ミラー裏の部分はツィーターを取り付けるためにパネルを交換しておりますが、純正パネルを使用しておりますので違和感なく取り付けが出来ております。
BMWにお乗りの方は見た目が変わることを嫌われる方が多いのですが、純正パネルを使ってツィーターを取り付け、ミッドレンジもドアの内部に取り付ければ見た目を変えることなく音質向上が出来ますよ!
最後に純正オーディオに内蔵されている音質調整機能とパッシブクロスオーバーに内蔵されているツィーターのレベル調整を使って全体の音を整えてから納車させていただきました。
といった感じで本日はBMW 3シリーズ(F30)のスピーカー交換。
オーディソンのスピーカー取り付け作業を紹介させていただきました!
今回のオーナー様は熊本からのご来店でしたが、日帰りにて作業させていただきました!
プロセッサー取り付けなども行う本格的な作業は流石に日帰りは無理ですが、スピーカー交換 + ドア制振(デッドニング)でしたら日帰りも可能ですので県外の方からのご依頼もお待ちしております( ^ω^ )