本日はBMW 3シリーズツーリング(F31)のスピーカー交換作業を紹介したいと思います。
今回のお車はいつもとちょっと違いまして、すでにスピーカーは社外品に交換済み。
ですが、今ついているスピーカーが音が鳴ったり鳴らなかったりと不安定な状態だった為 スピーカーを交換することとなりました。
取り付けていくスピーカーはフランスのブランド、フォーカルのES100K。
取り付け内容が当店オリジナルセットです。
それでは早速作業に取り掛かっていきます。
まずは交換前のドア内張りです。
すでに社外のスピーカーが取り付けられているということで、ミラー裏のパネルにはツィーターが取り付け可能なパネルが装着済みです。
スピーカーが交換済みでも行う作業は同じですのでいつものように内張りを取り外します。
そうするといつもとちょっと違う社外スピーカーが現れます。
ちなみに既に取り付けられているスピーカーは当店での取り付けではなく、他店で取り付けをされていたものです。
内張りが外れたので、現在付いているスピーカーとパネルを取り外します。
ちなみに上の写真ではスピーカー裏が綺麗になっていますが、
スピーカーを取り外した時は吸音スポンジとその下に制振材が貼り付けてありました。
きちんと貼り付いているのならそんまま流用しようかと思ったのですが、確認したところあまりきちんと貼り付いておらず、簡単に剥がれてしまいました(~_~;)
ということで、左右とも綺麗に撤去しております。
もともとの吸音材を綺麗に撤去した後はいつもの吸音・拡散材、レアルシルトディフュージョンを貼り付けております。
ディフュージョンを貼り付けた後はオリジナルのバーチ製インナーバッフルを取り付けです。
そしてドア上部、スピーカー周りにオーディオテクニカのブチル系制振材を貼り付け、制振処理を行います。
ドア制振まででミッドレンジスピーカーを取り付ける準備がほとんどできましたので、ここで一旦ツィーターの交換にうつります。
まずはパネルを取り外した状態。
ツィーターは付いているのですが、黒いツィーターでしたのであまり目立たない状態です。
そのツィーターを取り外し、
フォーカルのツィーターを取り付けるとこうなりました。
フォーカルが黄色い振動板ですのではっきりとツィーターが付いていることがわかるようになりましたね。
もちろんグリル部分などは全く加工していないので、ツィーターの色が違うだけでこれだけ見え方が違うってことですね。
ツィーターの交換が終わりましたので次はドア内張りの制振処理です。
内張りをひっくり返してまずは作業前の状態です。
制振材を貼り終えるとこのようになります。
セット内容の制振は部分的なものですので全面ではありませんが、弱いところを選び貼り付けさせていただいています。
ご予算に余裕がある方は全面制振へのグレードアップもオススメですよ(^-^)
そして先ほどの写真で左下の部分は制振材を張っていなかったのですが、こちらにフォーカルのパッシブネットワークを設置してます。
逆さまの状態での設置となっていますが、ケーブルの向きなどを考えると逆さまが良いのでこのように取り付けさせていただいております。
そして最後はスピーカーケーブルを配線し、ツィーターパネルを元の位置に取り付けてミッドレンジスピーカーをインナーバッフルに固定したらスピーカー交換完成です。
あとは内張りを組み付ける際にパッシブネットワークにスピーカーケーブルを接続して、
内張りを組み付けたら作業完了です。
最後に純正オーディオに内蔵されている音質調整機能を使って全体の音を整えらたら全ての作業完了です!
当店ではBMWのスピーカー交換はブラムの方が人気ですが、フォーカルも良いスピーカーですので交換のご依頼お待ちしております(^-^)