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本日はBMW 235i(F22)にアンプ取り付けとスピーカーケーブル引き換えをさせていただいた作業を紹介いたします。

こちらのお車は他店でスピーカー交換やプロセッサー取り付けなどをされていて、なおかつオーナー様ご自身でもちょこちょことオーディオをいじってみたものの、思ったようにならなかったということで今回は当店に作業のご依頼を頂きました。

当初はプロセッサー取り付けのご相談だったのですが、すでにヘリックスDSP.2 が取り付けられていましたので、今回は既設のプロセッサーをいかしてアンプを追加し、スピーカーケーブルをマルチ接続にしてプロセッサーの音質調整機能をフルに使えるようにする作業となりました。

BMWスピーカー交換フォーカル

ということでまずはスピーカーケーブルを引き換えていくためにフロントドア内張りを取り外します。
そうするとすでに交換済みのフォーカル ES100K が表れます。
今までの状態はパッシブネットワークを通してツィーターとミッドレンジを鳴らすようになっていましたので、これを今回はツィーター、ミッドレンジの各スピーカーに1チャンネルずつアンプを接続するためにパッシブネットワークを取り外します。

BMWスピーカーケーブル引き換え、オーディオテクニカのAT110に交換

パッシブネットワークを取り外し、今までのスピーカーケーブルを取り除き、新たにオーディテクニカのAT−RS110に繋ぎかえています。
新しくつなげたスピーカーケーブルを純正チューブの中を通して車内に引き込み、トランクまで引き回していきます。

BMWシート下スピーカー

トランクまでスピーカーケーブルを引き回す途中でこちらのスピーカーケーブルも接続し直します。
BMW特有のシート下スピーカーです。
こちらのスピーカーをサブウーファーと言われる方もおられますが、個人的には鳴らしている帯域的にもミッドバスに近いのではないかと思っています。

BMWシート下スピーカー

シート下スピーカーもすでにフォーカルのBMW専用スピーカーに交換済みでした。

BMWシート下スピーカーケーブル接続

スピーカーの接続カプラーが専用品になっていますので、専用カプラーを利用し新たにAT−RS110を接続しています。
それと同時に、プロセッサーに入力する信号もこちらから取り出しております。
この後は先ほどのドアからのスピーカーケーブルと、シート下のスピーカーケーブルを合わせてトランクに向けて配線作業です。

BMWリアトレースピーカー

そしてもう一箇所スピーカーケーブルを接続しなおす部分があります。
リアトレーに取り付けられているスピーカーです。こちらのスピーカーもすでにイートンのBMW専用コアキシャルスピーカーに交換されていましたので、合わせて接続し直しです。
ちなみにこちらのスピーカーケーブルはカナレの4S8です。

BMWリアトレースピーカー

ケーブルを接続し直してグリルを取り付けるとこのようになっています。
接続し直したスピーカーケーブルをトランクまで引き回せばプロセッサーとアンプ取り付けに必要となるケーブルが全てトランクに揃いますので後は接続です。

BMWトランクにプロセッサーとアンプ取り付け

トランク奥にプロセッサーとアンプ3枚を並べて取り付けさせていただきました。
新設したアンプが右側にあるヘリックス G−FOUR です。
4チャンネルのAB級アンプで、55,000円とお手軽な価格ながら音質がいいですので、お手軽価格なアンプをお探しの方にはこちらのアンプをおススメさせていただいています。
そして左奥に見える小さなアンプは既設されていたモスコニの2チャンネルアンプです。
G−FOURでツィーターとミッドレンジを、モスコニでシート下スピーカーとリアスピーカーを鳴らすように接続させていただきました。
後は左手前に見えるのがこれまた既設されていたヘリックスのプロセッサー DSP.2 です。
DSP.2 は8チャンネルプロセッサーですので、フロント2Wayプラスシート下、リアスピーカーの8つのスピーカーをぴったり鳴らすことができますよ。

これで取り付け作業はすべて終わりましたので、アンプのゲイン調整やプロセッサーを使った音質調整を行って納車させていただきました。

納車の際にはオーナー様に『音が良くなりました』と嬉しいお言葉をいただきました(^ ^)

BMW235i アンプ取り付けとスピーカーケーブル引き換え作業

本日は BMW 235i のアンプ取り付け、スピーカーケーブル引き換え作業の紹介でした!

追伸。

BBSホイールとブレンボブレーキキャリパー。憧れる組み合わせですね♪

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