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今日は西日本を台風が通過してますね!
福岡は思っていたほどの影響はなかったですが、直撃している地域はどうだったのでしょうか?
いつも思いますが、台風被害がなく通り過ぎてくれるといいです。

そんな今日はちょっと雑談的な話ですが、
昨日の夜は営業時間後に突然常連さんと2人で試聴会を始めてました!

その試聴会は常連さんの
「自分の車に付けてるスピーカーを試聴ディスプレイに付けて聴いてみたいんだよね」
という一言で始まりました。

こちらの常連さんは今のスピーカーを買われる際にディスプレイではなく、すでに取り付け済みの車両を試聴した結果、スピーカーを気に入って購入していただいていましたので、ご自身が付けられているスピーカーをディスプレイで『聴き比べ』したことがなく、他のスピーカーと同条件で聴き比べをしてみたい。ということと、今のスピーカーをボックスに取り付けて鳴らした際にどんな音になるのか確かめてみたい。
と、やっぱりオーディオ好きならそこは興味がわきますよね!ということで、半ば悪ノリ(?)のような勢いでお車からスピーカーを取り外し、店内のディスプレイに取り付けて試聴会を行いました!

ちなみに僕もこのスピーカーをディスプレイで聴いたことがなかったので興味があったというところもあります。


さすがに営業時間が終わってからスピーカーを取り付けるボードを新規に制作する時間はありませんから、既存のボードでサイズが合いそうなものを使って取り付けました。

フラックス RC261 スピーカー

その結果、ツィーターがあと僅かにサイズが合わず、ちょっと飛び出した状態になっています^^;
ちなみに試聴を始めたスピーカーはドイツのブランド、フラックスのリファレンスシリーズ RC261 です。
現在はモデルチェンジしてすでに廃番商品ですが、当時のフラックスの最上位スピーカーです。


ツィーターは少し飛び出してますが、これで取り付けが出来た!
ということで早速音出しをして試聴開始。

音が鳴った瞬間の感想は…
上質!!
ちょっとビックリでした。車に取り付けているときはちょっときついところがあるというか、ピーキーな感じもあったのですが、ボックスで鳴らすとどこもキツくない。むしろ優しい!

このスピーカーのオーナーである常連さんも「こんな鳴り方するんだね」とビックリされていました。
そしてちょっと興味深いコメントが「このスピーカーは色を感じないというか、モノクロな感じがする!」と言われていました。
いつもはディスプレイのスピーカー達が奏でる音に色を感じられているそうですが、このスピーカーは無色というわけでもなく、白黒に感じるとのことでした。
もちろん白黒がダメとか、悪い、といった意味ではなくそんな風に感じるスピーカーだということでした。

ドイツ製スピーカー聴き比べ

常連さんのコメントばかりを借りていても申し訳ないので、僕の感想も少しだけ。
一言で言ってしまえば第一印象と同じで上質。そして上品。
音は早いのに硬さは感じさせず、滑らかに速さを持ったスピーカーでした。
低域部分には少しクセがある感じで、超高域はそれほど伸びていないのかもしれませんが、気になるレベルではありませんでした。
そして良い意味で普通な音。ずっと聴いていられる、聴いていたい、そんな音でした。

とても良い勉強をさせていただきました( ^ ^ )

追伸
フラックスのリファレンスシリーズはパッシブネットワークが凝った作りになっておりまして、ツィーターのアッテネーターだけでなく、スロープ特性の調整も可能となっています。

フラックスリファレンスシリーズパッシブネットワーク

さすがにこれをボックス用に合わせていく時間はありませんでしたので、とりあえずツィーターのアッテネーターのみの調整で試聴会を行っていました!

このパッシブをきちんと合わせた時にどれほど伸び代があるんだろう?と楽しみになるスピーカーでしたよ( ^ ^ )

追伸2
昨日はお借りしているRSオーディオに、ブラックス、イートン、そして常連さんのフラックスとドイツ祭りな試聴ボードになっておりました(笑)

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