
本日は 日産 セレナ のフロントドアを制振させていただいた作業を紹介いたします。
こちらのお車は以前、オーディオ取り付けをさせていただいた車両になります。
その時のブログはこちら↓
以前の作業ではユニットを取り付けるだけで、制振は行っておりませんでしたので、今回はやり残した(?)制振を行っていきます。
それでは作業を紹介していきます。

まずは作業前の状態です。
スピーカーはインナーバッフルで取り付けておりますので見た目はノーマルのままとなっております。

先程の内張を取り外すとドア内部はこのようになっております。
ぱっと見は純正の状態ですが、ドアスピーカーはダイアトーンの『DS-G500』が取り付けられております。

まずはスピーカーの背面部の鉄板に対して制振シートを貼り付けていきますのでサービスホール(大きな穴)を塞いでいた防水シートとスピーカーを取り外します。

制振シートを貼り付けていくためにしっかりと脱脂(掃除)をした後で全面にレアルシルトを貼り付けです。
といってもドア鉄板の中なのでよく見えないですね(^^;;

覗き込むとこんな感じで貼り付けをしております。

制振シートを貼り終えたら次にスピーカー背面部に音を拡散と吸音する効果のあるディフュージョンを貼り付ければスピーカー背面部の鉄板への制振作業が完成となります。

お次はスピーカーを取り付けている鉄板部分の制振です。
まず、サービスホール部分にレアルシルトの上位グレード『匠』を貼り付けて、残りの鉄板部分にオーディオテクニカのブチル系制振シートを貼り付けです。
こちらも全面への貼り付けとなっておりますので内張で隠れる部分に貼り付けをさせていただいております。

これにて今回ご依頼の制振作業は完了となりますので取り外していたスピーカーを取り付けて、内張を元通りに組み付けたら完成です。
作業後は以前取り付けをさせていただいたDSPを使って音のバランスを整えつつ、オーナー様のご要望を反映させた感じで調整をさせていただきました。

といった感じで本日は 日産 セレナ のフロントドアのスピーカー背面部とスピーカー取り付け部の鉄板全面に対して制振作業をさせていただいた作業を紹介いたしました。