本日は 日産 スカイライン のフロントスピーカーを交換させていただいた作業を紹介いたします。

こちらのオーナー様はスピーカー交換をご検討中ということでご相談いただきました。
スピーカーを交換するのであれば新しく取り付けるスピーカーは実際に音を聴き比べて決めていただくことをおすすめさせていただいておりますのでいつものように店内試聴機で聴き比べをしていただきました。
その結果、今回はモレルの『マキシモ ウルトラ ６０２ ＭｋII 』をお選びいただきました。

それでは作業を紹介していきます。

まずは作業前の状態です。
スカイラインといえばスポーツカーといったイメージだったのですが、近頃のスカイラインは上質なセダンと言った感じでドア内張のデザインは少し凝った感じになってますね。

そのスカイラインのドアなのですが、スピーカーは３Wａｙ構成が取り付け可能になっています。
ということでまずはドア下部のウーファー部。

先程のウーファーの上方、ドアの中ほどにミッドレンジ部。

サイドミラー内側部分にツィーター部。となっております。
３Ｗａｙの取り付け部が純正で用意されているとスピーカーの選択肢が広がるので良いですよね！

先程の内張を取り外すとドア内部はこのようになっております。
日産のセダンはサービスホールが鉄板で塞がれているケースがあるのでオーディオ的には良いですよね。

こちらが純正ウーファーになります。
２０ｃｍくらいのスピーカーが取り付けできそうなスペースにいつもの１６ｃｍくらいのスピーカーが取り付けられています。
サウンドオプション付きの車両の場合にはいつものサイズではなく、２０ｃｍくらいのスピーカーが取り付けられるようです。

このいつものサイズのスピーカーを交換していきますのでまずはスピーカーを取り外します。
と、取り外したところでまずはツィーターの取り付けから行なっていきます。

サイドミラー部分にツィーターを取り付けていきますのでまずはパネルごとドアから取り外します。

パネルを裏返してちょっと残念。
スカイラインのオーディオは標準の場合、ミラー裏にツィーターは取り付けられておらず、ウーファーとミッドレンジのみで２Ｗａｙとなっております。
なのでツィーター裏のパネル部分はスポンジテープが貼られていました。

ツィーターが無いのであれば新しく取り付けていくだけですのでまずはスポンジテープを剥がしてしまいます。
そして横に置いているのが新しく取り付けるマキシモ ウルトラのツィーターになります。
純正サイズよりちょっと大きいのですが、サイズを測ってみたところ取り付けは可能な様子です。

ということで少し加工をしながらミラー裏のパネルにツィーターを取り付けです！

パネルにツィーターが取り付けできればあとは取り外しと逆手順でパネルをドアに取り付けたらツィーターの取り付け完了です！

ツィーターの取り付けが終わったところで次にウーファーの取り付けです。
ということでまずは純正スピーカーを取り外した場所へインナーバッフルを取り付けます。

続きましてスピーカー周りの制振です。
今回は２０ｃｍスピーカー用の開口部が空いているのでそれを埋めるために樹脂パネルが取り付けられていて、その上にインナーバッフルを取り付けておりますので土台の樹脂パネルを中心に貼り付けを行いました。

スピーカー周りの制振まで終わったところでいよいよスピーカーの取り付けです。
モレルのマキシモ ウルトラ は振動板がグレーな感じなので黒色が多いスピーカーの中では少し目を引く存在ですよね！
スピーカーを取り付けたところで基本的なスピーカー交換作業は完了です！
あとは内張を組み付けるだけなのですが、ここで１つ気がつきました。

作業完了後のドア内部全体を見るとこんな感じで仕上がりました。

最後に内張を組み付けて作業完了です！
補足になりますが、純正のミッドレンジは内張側に固定されていました。
スピーカーケーブルを接続すれば鳴らすことも可能ですが、そうすると全体のバランスが崩れてしまいますのでスピーカーケーブルを接続しない状態で音が鳴らないようにしております。

ツィーターもあるべき場所に取り付けができましたし、パネル内なので見た目のバランスも崩れず取り付けできております。

最後に純正オーディオに内蔵されている音質調整機能を使って全体のバランスを整えてから納車させていただきました。

と言った感じで本日は日産 スカイライン フロントスピーカー交換作業を紹介させていただきました。

最後にちょっとお知らせです
今年はあと１ヶ月半あるのですが、１１月に入ってからバタバタと作業予約が入りまして年内の予約が埋まってしまいました。
もしかすると年末ギリギリは軽い作業でしたら施工可能かもしれませんが、基本的には今から予約をしていただきますと来年２月ごろになるかと思います。
結構お待たせすることになりますので施工をご検討中の方はお早めにご相談をよろしくお願いいたしますm(_ _)m