本日はちょっとお知らせです。

先日、新発売されたカロッツェリアのスピーカー『ＴＳ－Ｖ１７４Ｓ』が届きました！
と言いつつも１週間前くらいに届いていましたが(^^;;
そしてまだ取り付けをしていないので聴けない状況です・・・
取り付けは近いうちにしまうのでもう少しお待ちを！

ということで今回は試聴ディスプレイに取り付けていた前モデル『ＴＳ－Ｖ１７３Ｓ』と見た目でわかる変更点を見比べてみました。

まずは箱から違いがありました。
僕の記憶が正しければ今までのＶシリーズは下の箱の形でした。
それが今回のＶシリーズは横長の箱に変わってました！
何かしら理由はあるのでしょうが、輸送箱を開けた瞬間に箱の形が変わっていることにびっくりしてしまいました。

箱を開けてまずはツィーターですね。
表側から見てわかる違いとしては振動板の形状ですね！
左の旧モデルは『デュアルアークリング』というリング形状だったのですが、新モデルは『バランスドーム』形状に変わりました。
そして振動板の色が変わっているのですが、旧モデルはアルミで、新モデルはチタンになったそうです。

そして取り付けをする際に気になっていたのが旧モデルの突起部です。
リング形状でセンターイコライザーがある関係で前方に飛び出していました。
これが純正位置に取り付ける際に障害になってたりしました。
それがドーム型になったことでイコライザーがなくなり、突起がなくなりました。
これで今まで純正位置に取り付けできなかった車種に全て対応できるわけではないですが、だいぶ対応車種が増えそうな気がします。

そしてダッシュボードに取り付ける際のマウントです。
ツィーター本体部分の形状は同じように見えるのですが、マウント部は少し変わってました。
少しツィーターの位置が高くなっていることと、マウントの設置面積が少し広くなっている感じです。
あとは首振りが新モデルから横方向にも調整できるようになりました。

あとは後ろ側ですね。
なんてことない違いですが、旧モデルは後が少し平たくなっていましたが、新モデルから完全に球面になりました。
そして表面の塗装が変わっていますね。
旧モデルはざらっとした感じですが、新モデルはツルッとした感じ、でも艶は抑えられている感じです。

ツィーターに関する見た目の違いはこんな感じでしょうか。

次はウーファーですね。
こちらも色々変わりましたね。
表から見て変わっているのが振動板の見た目とフレーム形状です。
振動板の材質は新旧ともにカーボンなのですが、繊維の編み方？が変わっているみたいです。
どちらの見た目が好みかは分かれそうですね。
フレームに関しては旧モデルはビスの固定部分が飛び出している形状でしたが、新モデルは丸型になりましたね。
このフレーム形状の変更で振動板の直径が大きくできたようです。
ちなみに測ってみたら３mm ほど振動板直径が大きくなっているようです。

フレームで言うと裏側も変わりました。
旧モデルはカロッツェリアのフラッグシップスピーカー『ＲＳ』シリーズのフレームを模した感じの形状でしたが、新モデルは新開発された形状のようですね。
ちなみに『トラスバスケットフレーム』と言うそうです。
技術的な詳しいことは分かりませんが、見た感じとしては新しいフレームはなかなか良さそうですね！

フレームついでにもう一つ。
新モデルは旧モデルに比べて取り付け奥行きが３mm 深くなりました。
３mm 深くなったことで取り付けが困難になる車両もあるかもしれないですが、深くなったことで振動板をより深い形状にすることができたそうで、結果としてより多くの空気を押すことができるようになるはずです。
まだ聴いていないので分かりませんが、これにより低音の密度感や量感などが増えるのではないかな？と思っています。

次はパッシブクロスオーバーネットワークです。
ツィーター用のハイパスフィルターを新旧で並べているのですが、ケース自体は同じものを採用しているようで、並べるとどちらが新モデルかわかりません^^;

なんですが、開けると中身は配置やコンデンサー容量など違いがありました。
コイルに関しては見ただけではわかりませんが、コンデンサーは旧モデル３.９μF から 新モデル３.３μF に変わっていました。

続いてウーファーです。
こちらもケースは同じで外観の違いはないです。

中身に関しては配置はほとんど同じですが、旧モデルにあった抵抗が新モデルではなくなって、コンデンサーの容量も旧モデル１２μF から新モデル２０μF に変わっていました。
あとはコイルの線径が太くなったようで、おっきなものになっていました。
線径が変わっているだけなのか、数値も変わっているのかはわかりませんが、かなり気合の入ったコイルに感じますね。

と言った感じで、今回は新しい試聴スピーカーが届きましたよ、そして新旧で見た目で変わったところを紹介させて頂きました。
近いうちに取り付けて試聴できるようにしますので、それまでお待ちくださいね！