2、3日前から鼻の調子が悪く、1日中グズグズな状態になっております(~_~;)
鼻炎持ちなので年中鼻の調子はよろしくないのですが、あまりひどいと集中力が著しく無くなってしまいます^^;
そんな状態ですが、ブログくらいはいつも通り書いていきたいと思います(^-^)
本日はメルセデス・ベンツ C250(W205)のスピーカー交換作業の紹介をいたします。
今回取り付けを行っていくスピーカーは フランスのブランド、フォーカルのメルセデス・ベンツ専用スピーカー交換キットの『PS 80 F for MB』です。
こちらのキットはメルセデス・ベンツにジャストフィットしつつ、音質がイマイチな原因を解消してくれるスピーカー交換キットとなっております。
ということで、早速交換作業を行っていきます。
まずはドアスピーカーを交換していきますのでドア内張りを取り外していきます。
ちなみにドア上部のミッドレンジスピーカーのグリルがブルメスター風になっておりますが、これはオーナー様が取り付けたカバーらしいです。
フォーカルのスピーカーキットはブルメスターサラウンドシステム車には非対応となっていますので、見た瞬間ちょっとびっくりしてしまいました^^;
その内張りを取り外すとスピーカーが、、、いません。
そう!W205のドアスピーカーはドア鉄板側ではなく、内張り側に取り付けられています。
↑こんな感じですね。
こちらのスピーカーを交換していきますので、まずは取り外します。
スピーカーは裏側からはめ込んであるので、ヘラなどを使って取り外します。
そして新しく取り付けるスピーカーははめ込みではなくバッフルを使って取り付けるのでそのために表のパネルを取り外します。
表側のパネルを取り外すとこんな感じです。
これで新たなスピーカーを取り付ける準備ができたのでこれからは取り付け作業です。
写真を撮ったつもりでしたが、スピーカーを取り付ける土台となるインナーバッフルを取り付ける写真が抜けておりました^^;
本来なら上の写真の前にインナーバッフルを取り付けた写真があって、それからスピーカー付きました!となる予定でしたが、いきなりスピーカーついております。
スピーカーがドアに付きましたらあとはスピーカーの周りにスポンジテープを貼り付け、外していたパネルを取り付けたら完成です!
スピーカーが付きましたので、キットに付属しているデッドニングシートをスピーカー周りに貼り付けていきます。
ちなみに、5cm幅くらいのシートが2枚、片ドア1枚ずつ張り付けれるように付属してきます。
こんな感じでスピーカー周りにデッドニングシートを貼り付けております。
もう少し量があってもいいんだけどなぁ、とは思いますが、付属している量ではスピーカー周りくらいしか貼れないですね。
これでミッドレンジスピーカー周りの作業はひと段落ですので次にツィーターを取り付けていきます。
ツィーターはサイドミラー内側にある三角パネルの部分に取り付けを行っていきます。
メルセデスのCクラスはいかにもツィーターが取り付けられていそうなスピーカーグリルがあるのですが 実はツィーターはなくて、パネルを取りはずして透かすと写真のように向こう側が透けて見えます。
こちらにフォーカルのツィーターを取り付けていきます。
写真ではちょっとわかりにくいかもしれませんが、フォーカルらしい逆ドーム型をしておりますので真ん中が凹んでおります。
そして素材はアルミ/マグネシウム製なので独特な光沢があります。
そのツィーターを三角パネル部に取り付けるのですが、なんとサイズがぴったりですので、とても綺麗に取り付けが可能なんです!
このぴったり感は取り付けを行う人間にとってはとてもありがたいです!
ツィーターを取り付けたパネルをドアに取り付けるとこんな感じになります。
わずかではありますが、ツィーターが透けて見えるのでいいですね♪
これでスピーカー自体の取り付けは終わったので、ツィーターとミッドレンジスピーカーの再生帯域を分けるためにパッシブネットワークをドアに取り付けます。
ちなみに黄色いのがそのパッシブネットワークです。
これでドアの作業は完成ですのであとは内張りを元通り組み付けて完成です。
最後に忘れてはいけないのがサブウーファー用のローパスフィルターです。
助手席足元に低音担当スピーカーであるサブウーファーがいますので、こちらのスピーカーケーブルにローパスフィルターを割り込ませます。
なぜローパスフィルターを取り付けるのかと言いますと、メルセデスベンツのサブウーファーはフルレンジ信号(低音から高音までの全帯域信号)が入力されています。
サブウーファーは低音担当ですので、苦手としている中音や高音の信号がサブウーファーに行かないようにローパスフィルターを取り付けるのです。
そうすることでサブウーファーが得意としている低音だけを鳴らすことができるようになりますので、低音のクオリティーが上がる!というわけです。
ローパスフィルターを割り込ませてそのまま転がしておくわけにもいきませんので、最後はきちんと固定をして動かないようにしてから、
パネルを組み付け、カーペットを元通りにしております。
これで全ての取り付け作業が終わりましたので、最後に純正オーディオの音質調整機能を使って全体の音を整えて納車させていただきました!
スピーカーは全てパネル内部への取り付けですので、スピーカーを交換しても見た目が変わることがありません。
もちろん助手席のカーペットも元通りにしていますから見た目はまったく変わりません。
納車の際にはスピーカー交換の音質向上を実感していただき、お帰りいただけました(^-^)
今回は熊本からご来店頂きました。
遠いところからスピーカー交換にお越しいただきありがとうございました!
と言った感じで、メルセデス・ベンツ C250(W205)のスピーカー交換作業でした。