本日はホンダ S660 のスピーカー交換をさせていただいた作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様はオーディオに特別こだわるわけではないけど、今よりもうちょっと音を良くしたい!ということでご相談をいただきました。
それならばスピーカー交換ですよ!とご提案をさせていただき、ご予算など含めたところでスピーカーをお選びいただきました。
それでは作業に取りかかっていきます。
まずは作業前の状態です。
スピーカーを交換していきますのでドア内張を取り外していきます。
先ほどの内張を取り外すとこのようになっております。
S660は2ドアスポーツカーですのでドアの縦は短いですが前後に長いドアですね。
そんなドアにホンダ車特有のスピーカーが取り付けられています。
こちらがそのスピーカーになります。
固定方法が上にビス1本で下側に爪が2ヶ所になっています。
組み付けの作業効率は良いのかもしれませんが、オーディオ的にはいかがなものでしょう?といつも思ってしまいます^^;
先ほどのスピーカーを取り外すとこのようになります。
下側が爪を引っ掛けて固定する方法になりますのでどうしてもスピーカー開口部が歪な形となっています。
純正スピーカーを取り外したところでここから取り付け作業です。
スピーカーを取り付けていく前にまずはスピーカー裏側の制振作業を行います。
今回は部分制振 ハイグレードをご依頼いただきましたのでまずはレアルシルトの上位版『匠』を貼り付けます。
そしてその上に吸音と拡散効果のあるディフュージョンを貼り付ければスピーカー裏側の制振作業の完了です。
スピーカー裏の制振が終わったところでお次にスピーカーを取り付けるための土台となるインナーバッフルを取り付けます。
インナーバッフルの取り付けができたところで次はスピーカーを取り付ける鉄板部分の制振を行います。
今回はサービスホール部の制振とスピーカー周りの施工を行いますので、まずは元々取り付けられていた防水ビニールを取り外します。
ビニールを取り外した後は貼り付け部をきれいに掃除して制振シートの貼り付けです。
今回はサービスホール部をレアルシルトのスタンダード版、そしてその他の鉄板部分とレアルシルトの縁をオーディオテクニカのブチル系制振シートを貼り付けております。
スピーカー取り付け部の制振作業が終わったところでスピーカーの取り付けです。
今回はカロッツェリアの『TS-C1730SII 』をお選びいただきました。
スピーカー取り付け後はインナーバッフルに付属してくる遮音スポンジをスピーカー周りに貼り付けて完成です。
後は内張を元通り組み付ければ完成なのですが、その前に内張の制振も行います。
ということで内張を裏返してまずは掃除をします。
そして制振シートの貼り付けです。
部分制振をご依頼いただきましたので振動しやすい場所を選び貼り付けをさせていただきました。
これで今回のドアの作業は全て完了ですので内張を組み付けて、
ドアスピーカー交換完了です!
インナーバッフルを使って内張内部にスピーカーを取り付けておりますので作業後は見た目が変わらずシンプルです。
ドアスピーカーの交換が終わったところでお次はツィーターの取り付けです。
今回はダッシュボード上に取り付けさせていただきました。
ダッシュボードに取り付ける際にはカロッツェリアのツィーターマウントは取り付けやすく、後から角度などの微調整ができるので良いですね。
これでスピーカー交換作業は全て完了致しましたので最後に、
純正オーディオに内蔵されている音質調整機能とスピーカーのパッシブクロスオーバーに内蔵されているツィーターアッテネーターを使って全体のバランスを整えてから納車させていただきました。
と言った感じで本日はホンダ S660 のスピーカー交換作業を紹介させていただきました。
最後にちょっと雑談
今日はお久しぶりのお客様がご来店いただきました。
お会いしたのは5年ぶり?6年ぶり?くらいの方です。
やっぱり顔馴染みの方とお会いすると嬉しいものですね(^^)