今日はまた大量に何かが飛散していたみたいで、1日中 鼻がグズグズとする辛いイチニチでした。
そんな今日はホンダ ライフにフォーカルユートピアMの3Way取り付け作業の続きを紹介いたします。
すでに下準備が整っておりますので あとは実際に製作作業を行っていきます。
今回はツィーターとミッドハイをAピラー部分にダブルで取り付けを行っていきますので、まずはミッドハイの取り付け位置と角度を実際に車内で決めていきます。
出来るだけ目立たないように取り付けてほしいというオーナー様のご希望に応えるためにいろいろ悩みながらこの場所にミッドハイを取り付けることに決めました。
角度は運転席と助手席の真ん中、ほぼ水平に向けています。
そしてその上に見える穴がツィーターを取り付ける場所です。
ツィーターもつけた写真がないのですが、角度はやはり運転席と助手席の真ん中を目指しています。
そしてこの後、助手席側のピラーも取り付け位置と角度を決めています。
位置と角度が決まれば後はパテを使って形を作っていきます。
写真は一気に飛んでいますが、パテを盛った後、およその形に削っている状態です。
およその形が出来上がった段階で一度車に取り付けてイメージ通りの形になっているかを確認します。
今まででかなりの数のAピラー加工をしていますので車に付けなくても予定通りの形にはなるのですが、きちんと実車で確認することでより精度が高く、完成度の高いものが作ることができます。
ちなみに助手席側はこんな感じです。
ここからさらに形を整えていくとAピラー加工の完成です。
形が出来上がったものを並べるとこうなっています。
こうやって並べて よーく見るとわかるのですが、今回の加工は左右の取り付け位置を少し変えています。
目の錯覚で起きることなのですが、運転席と助手席を全く同じに取り付けると助手席側が少し高い位置に取り付けられているように見えることがあります。
オーナー様はその状態にならないようにしてほしいということでしたので、いつもなら左右同じに取り付けるところを、今回は左(助手席側)を少しだけ低い位置に取り付けています。
位置は左右で少し違いますが、スピーカーが向いている向きは同じになるようになっています。
最後の仕上げにスエード調の生地を張り付ければ完成です!
実際に車両に取り付けるとこのようになります。
出来るだけ目立たないように作ったつもりですが、やはりAピラーにダブルで取り付けるとそれなりに存在感が出ますね!
そしてミッドハイの周りにあるスペースはスピーカーを注文時に欠品していたグリルを後から取り付けるためのスペースです。
ツィーターの取り付けビスは黒色がいいと言われていたのですが、ちょうどいいサイズの黒色ビスがなかったので黒色に塗りました!
ツィーターのフレームが黒色ですのでビスも黒色になって存在を主張することがなくなりました。
ピラーが完成したので後はドアにミッドバス取り付けです。
以前のスピーカーを取り付けている時にアウターバッフルを製作していたので、そのままアウターバッフルを再利用で取り付けています。
以前のスピーカーよりユートピアMのグリルの方が少し外形が小さかったので隙間が空いてしまいましたが、スポンジテープで隙間埋めをしているので、目立たない状態になっています。
最後にグリルを取り付けて完成。
グリルの真ん中にはさりげなく(?)フォーカルのロゴがあります。
これにてユートピアMの3Wayを取り付ける作業が完了しましたので、最後に取り付けられているプロセッサー、ヘリックス DSP PRO マークII を使って音質調整をしたら完成です。
フォーカル ユートピアM はまだ新しいスピーカーですので、どんな音がするんだろうと気になっている方も多いのではないかと思いますので、音質調整をしていた時に感想をちょっと。
音の特徴は情報量が豊富で、空間が広く、スピード感がある音です!
空間表現は独特な感じもありますが広く、気持ちがいいです。
以前のユートピアは中・低域が少し柔らかいかな という感じでしたが、今回のユートピアMは以前のモデルよりもカチッと固めな音がします。
中・低域の鳴り方が変わったので以前に比べて方向性が変わったかな、というところもありますが やっぱり良いスピーカーですね♪
当店には試聴機がありませんが、オススメのスピーカーですよ(^ ^)
といった感じで、ホンダ ライフにフォーカルの新フラッグシップスピーカー ユートピアM を取り付けさせていただいた作業紹介でした!