ブログ

本日はフォルクスワーゲン トゥーラン のフロントスピーカー交換をさせていただいた作業を紹介いたします。

こちらのオーナー様は純正オーディオの音質改善をお考えになられてメールにてスピーカー交換のお問い合わせをいただきました。
お問い合わせ時にはスピーカー交換をされることをほぼ決められておられたようでしたので、取り付けるスピーカーの相談と細かなところの説明をさせていただいて作業のご依頼をいただきました。

それでは作業を紹介していきます。

フォルクスワーゲントゥーランのフロントドア内張

フロントスピーカーの交換ですのでまずはドアから作業を行なっていきます。

フォルクスワーゲントゥーランのフロントドア内部

先程の内張を外すとドア内部はこのようになっております。
一部樹脂パネルの部分はありますが、ほとんどの部分が鉄板で構成されておりますし、その鉄板も国産車と比べると厚めなので強度感たっぷりな感じです。

フォルクスワーゲントゥーランのフロントドアスピーカー
こちらが交換していく純正スピーカーになります。
少し大きいかな、と言った感じなので18cmタイプだと思われます。
サイズは少し違いますが、見た目としては一般的な純正スピーカーだなぁと言った感じですね。
フォルクスワーゲントゥーランのフロントドアスピーカーを取り外し

先程のスピーカーを交換なのでまずは取り外しです。
固定はリベットでしたのでリベットを壊して取り外しております。

フォルクスワーゲントゥーランのフロントドアにインナーバッフルを取り付け

スピーカーを外したところでまずはインナーバッフルの取り付けです。
サイズが違うということもありまして適合品がありませんのでMDFを使ってオリジナルで製作しております。
正面からの写真なのでわかりにくいですが、ベースで1枚。その上にもう1枚MDFを重ねて2枚構造です。
純正スピーカーが取り付け面からだいぶ手前に立ち上がっている形状でしたので合わせるようにインナーバッフルの立ち上げた形状にしております。
そして固定はリベットの穴を利用してボルトナットで6点でガッチリと固定しております。

フォルクスワーゲントゥーランのフロントドアにカロッツェリアのスピーカーを取り付け

インナーバッフルの取り付けが完了したら次はスピーカーの取り付けです。
今回はカロッツェリアの『TS-F1740S II 』をお選びいただきました。

フォルクスワーゲントゥーランのフロントドアにカロッツェリアのスピーカーを取り付け

スピーカー取り付け後はスピーカーの周りに遮音のためにスポンジを貼り付けて完成です。

フォルクスワーゲントゥーランのフロントドアにカロッツェリアのスピーカー周りをデッドニング

そしてスピーカーの周りの制振作業です。
今回はスピーカー取り付け入門コースが施工内容のベースとなっておりますのでスピーカー周りですが制振シートを貼り付けさせていただいております。
これでドア内部の作業は完了ですので、

フォルクスワーゲントゥーランのフロントドアにカロッツェリアのスピーカーを取り付け

ドアの内張を元通り組み付ければドアでの作業は完了です。

フォルクスワーゲントゥーランのフロントピラー

ドアが終わったところで次はツィーターの交換です。
今回は純正位置に取り付けて見た目が変わらないようにご依頼いただきましたのでまずは純正ツィーターが取り付けられているピラーを取り外していきます。

フォルクスワーゲントゥーランのフロントピラー

取り外すとこんな感じですね。
ツィーターが黒いので正面から見てもほとんどわからないですね。

フォルクスワーゲントゥーランのフロントピラーに取り付けられている純正ツィーター

ピラーを裏返すと純正ツィーターが取り付けられています。
少し珍しい固定方法でパネルに溶着されていました。

フォルクスワーゲントゥーランのフロントピラーに取り付けられている純正ツィーター

固定が溶着でしたので固定されている部分を綺麗にカットして取り外したところです。

フォルクスワーゲントゥーランのフロントピラーに取り付けられている純正ツィーターとカロッツェリアのツィーター

取り外した純正ツィーターと新しく取り付けるカロッツェリアの『TS-F1740S II 』のツィーターを並べてみました。
カロッツェリアのツィーターが小さいことはありますが、純正ツィーターは意外と大きかったです。

『TS-F1740S II 』フォルクスワーゲントゥーランのフロントピラーにカロッツェリアのツィーターを取り付け

大きなツィーターが取り付けられていた部分に小さいツィーターを取り付けることは比較的容易です。
とはいえサイズが違いますので少し工夫をして無事に取り付け完了です。

『TS-F1740S II 』フォルクスワーゲントゥーランのフロントピラーにカロッツェリアのツィーターを取り付け

先程の状態でも固定はできていたのですが、念の為スポンジテープで2重に固定です。
後はスポンジテープの場合は万が一外れてしまってもビビり音など異音が発生する可能性を下げてくれます。

フォルクスワーゲントゥーランのフロントピラーにカロッツェリアのツィーターを取り付け

パネルにツィーターを固定後に表側から見てみるとうっすらですがカロッツェリアのツィーターが見えるようになりました。
とはいえ、よく見ないと見えないですし、これくらいなら純正と見た目が変わらないと言えると思います。

フォルクスワーゲントゥーランのフロントピラーにカロッツェリアのツィーターを取り付け

ツィーター交換が完了したら後はピラーを車両に戻してツィーター交換作業も完了です。
これで今回ご依頼いただいた作業が全て完了です。

フォルクスワーゲントゥーランのオーディオ音質調整

作業が終わったら最後に純正オーディオに内蔵されている音質調整機能を使って全体のバランスを整えさせていただきました。

フォルクスワーゲン トゥーラン スピーカー交換

と言った感じで本日はフォルクスワーゲン トゥーラン のフロントスピーカー交換を紹介させていただきました。

追伸。
後日オーナー様から「クリアな音に変わりました」と嬉しい感想をいただけました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加