ブログ

本日はフォルクスワーゲン ゴルフ にDSPと外部アンプ、サブウーファーを取り付けさせて頂いた作業を紹介いたします。

こちらのお車は以前、フロントスピーカーを交換させていただいておりました。
その時のブログはこちら↓

以前の作業では極力スピーカーを取り付けるだけ、取り付け内容はシンプルにすることでトータルの予算を抑え、その分スピーカーをちょっと良いものをお選びいただいておりました。
そして今回はそこからステップアップの作業となります。

それでは作業を紹介していきます。

フォルクスワーゲンゴルフのフロントドア内張

今回もまずはドアから作業を始めていきます。

フォルクスワーゲンゴルフのフロントドア内部

先ほどの内張を取り外すとこのようになっております。
前回は極力シンプルにスピーカーを交換でしたので見た目もシンプルに仕上がっております。
今回はDSPを取り付けてフロント2Wayをデジタルクロスオーバーで制御していきますので前回取り付けたパッシブクロスオーバーの取り外しと、スピーカーケーブルを新しく引き回していきます。

フォルクスワーゲンゴルフのフロントドアスピーカー

前回の作業で取り付けさせていただいていたのはドイツ ブラックス の グラフィックシリーズウーファー GL6 です。

フォルクスワーゲンゴルフのフロントドア内部にスピーカーケーブルを通線

先ほどのスピーカーを取り外してスピーカーケーブルをドア内部に通していきます。
今回はオーディオテクニカの『AT-RS180P』を通しております。

フォルクスワーゲンゴルフのフロントドアにスピーカーを取り付け

スピーカーケーブルを通し終えたらスピーカーと接続し、元の状態に戻します。
この時、以前取り付けていたパッシブクロスオーバーネットワークも取り外しておりますので作業開始時よりさらにシンプルな見た目になりました。
これでドアでの作業は今回は終了ですので、内張を組みつけて完了です。

フォルクスワーゲンゴルフのダッシュボード上にツィーターを取り付け

ドアの作業が終わったあとはダッシュボード上のツィーターもパッシブクロスオーバーを取り外してスピーカーケーブルを引き換えます。
余談ですが、グラフィックシリーズのツィーター『GL1』にはマウントが付属しておりません。
なので通常なら加工して取り付けるか、パネルに穴あけをして取り付けるようになります。
となると色々とハードルが高くなりますのでオリジナルでダッシュボードに取り付ける用のマウントを作っております。
前回の作業時にそのマウントを使っていたのですが、ゴルフと相性が悪かったようで、今回は完了版に交換させていただきました。

これでスピーカー側のケーブルは交換・接続し直しが出来ましたのでアンプ取り付け予定場所のトランクまでケーブルを引き回していきます。

フォルクスワーゲンゴルフのトランクにDSPとアンプを取り付け

トランクまでケーブルを引き回したところでDSPとアンプの取り付けです。
間がなくていきなり取り付け完了状態ですが、
今回は純正オーディオからの信号をアンプが搭載されていないDSP単体モデルの ヘリックス『DSPーPRO MK3』に接続し、DSP内でクロスオーバーやタイムアライメントの音の調整後、ヘリックスの4chアンプ『C-FOUR』へ接続しております。
『C-FOUR』で増幅された信号はスピーカーケーブルを通ってフロント左右のツィーター・ウーファーへと送られ、音を鳴らすようになります。

フロントスピーカーがブラックスの2番機『グラフィックシリーズ』
DSPがヘリックスの2番機『DSPーPRO MK3』
外部アンプがヘリックスの最上位『C-FOUR』とオーディオテック・フィッシャー社仕様になってきました。
個人的にはコスパの高い仕様だと思っております。

そして左手前にあるアンプがカロッツェリアの『PRS-D800』です。
こちらはサブウーファーを鳴らすために取り付けております。

最後に補足ですが、今回の取り付けはトランク上部にボックスを作ってDSP、アンプを取り付けております。
トランク下部に取り付ける方法もあったのですが、いつ車両を乗り換えるかわからない、と言うことでしたので出来るだけ簡易に、乗り換え時に現状復帰がしやすいように、と言うことからトランク上部への取り付けとなりました。

フォルクスワーゲンゴルフのトランクにDSPとアンプを取り付け

そして取り付けスペースを広く取らせていただいたのは今後のシステムアップをしやすいように、と言うこともありますが、蓋をつけて仕舞えば上に荷物が乗せやすくするためです。
これでトランク上部へのDSPとアンプの取り付けが完了です。

ダイアトーンのサブウーファー

最後に取り付けるのがサブウーファーになります。
今回はダイアトーンの『SW-G50』をお選びいただきました。
サブウーファーを選ぶ際、フロントスピーカーと同じブランド、同じグレードで設定があれば一番おすすめなのですが、フロントスピーカーのグラフィックシリーズにはサブウーファーの設定がありません。
最上位のマトリックスシリーズにはサブウーファーがありますのでこちらも紹介はさせていただきましたが、さすがにそこまでじゃなくてもいいです。と言うことで今回はダイアトーンを採用することになりました。

こちらのサブウーファー『SW-G50』は能率が高くなく、耐入力も低いです。
結果として音量、音圧が大きく出せません。
なので「サブウーファーはガツンと鳴らしたい!」とおっしゃられる方にはおすすめできないです。
ですが、音のスピードが速く、音色にクセが少ないので色々なスピーカーに合わせやすいクオリティの高いサブウーファーとなっています。
そしてクオリティの高いサブウーファーの中では比較的手の出しやすい価格帯ということもおすすめしやすいポイントです。

ダイアトーンのサブウーファー

そういえばもう1点欠点(?)がありまして、裏側のマグネットがとても大きく、サイズの割に重たいです。
この重さがオーディオ好きとしては良い音を奏でそう!と期待させてくれるのですが、重量増加を気にされる方にとってはデメリットかと思います。

ダイアトーンのサブウーファー用ボックス製作

先ほどのサブウーファーを取り付けるためのボックスを製作し、

ダイアトーンのサブウーファー用ボックス製作

取り付けです!
この時点で迂闊に持ち上げようとすると腰を痛めてしまいそうな重量となっています。

フォルクスワーゲンゴルフのトランクにサブウーファーボックスを取り付け

最後に先ほどのDSPとアンプを収納しているボックスの上に取り付けて完成です。
今回はサブウーファーをいざという時に取り外せるようにマジックテープでの固定とさせていただきました。
音質的にはボックスがガチっと固定した方が良いですが、そうすると簡単には取り外せなくなってしまいますからね。

サブウーファーを取り付けたところで今回の作業は全て完了です。
最後にアンプのゲインを調整し、DSPでフロント2Way + サブウーファーの音質調整をさせていただきました。

フォルクスワーゲン ゴルフ DSPとアンプとサブウーファーの取り付け

といった感じで今回は フォルクスワーゲン ゴルフ にヘリックスのDSP『DSP-PRO MK3』とヘリックスの4chアンプ『C-FOUR』とダイアトーンのサブウーファー『SW-G50』の取り付け、そしてサブウーファー用のアンプでカロッツェリアの『PRS-D800』を取り付けさせていただいた作業を紹介いたしました。

納車の際にオーナー様に音の変化を聴いていただきましたが、「こんなに変わるんですね」と驚き、喜んでいただけたようです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加