本日は フェラーリ F355 スパイダー のスピーカーとプレーヤーを交換させていただいた作業を紹介いたします。
こちらの方は作業のご依頼はそれほど頻繁ではないのですが、お付き合い自体は長い方で、今回はお車を購入されたということでスピーカーを交換して欲しい!とスピーカーをお持ち込みでご依頼をいただきました。
ということで早速ですが作業を紹介していきます。
まずは作業前のドアの状態です。
今回は左ハンドルの車両なので左側の作業を紹介していきます。
内張がついている状態では「どこにスピーカーがあるんだろう?」といった感じでした。
内張を取り外すとよく見かける場所にスピーカーが取り付けられていました。
取り付けられていたスピーカーは純正ではなく、社外品のコアキシャルタイプに交換されていました。
交換なので早速取り外しです。
社外スピーカーがついていたので元々の状態がどのようになっていたのかわかりませんが、ちょっと変わった感じの取り付け方ですね。
早速ですが、新しいスピーカーの取り付けです。
今回のスピーカーはオーナー様調べでこちらのスピーカーが取り付けできるらしい!ということでお持ちいただいたアルパインのスピーカーになっております。
スピーカー取り付け後はスピーカー周りに遮音のためのスポンジも貼り付けです。
これでドアスピーカーの交換は完了です。
最後に内張を元通りに組み付けてドアでの作業は完了です。
内張を取り付けるとまた「どこにスピーカーがあるんだ?」といった状態になっております。
お次はツィーターの交換です。
これまたどこに着いているんだ?といった感じですが、思わぬところでエアコンの吹き出し口横に取り付けられています。
ということでエアコン吹き出し口を取り外してツィーターが見えてきた状態です。
ツィーターを外す際によくよくみて気がついたのですが、純正ツィーターがタイラップで強引に固定されていました(^^;;
固定の爪が折れていたせいかもしれないですが、もうちょっと違った固定方法がなかったものでしょうか・・・
先ほどのツィーターを取り外してすっきりした状態です。
純正ツィーターを取り外したところでお次は新しくアルパインのツィーターを取り付けていきます。
ただ、写真の状態ではマウント部が邪魔になりますので取り外してツィーター本体だけにします。
ということでツィーターをマウントから外した時に気が付きましたが、マウントの中、ツィーターの背面部に吸音材が入っていました。
どうやらマウントがツィーターのエンクロージャーになっているような感じです。
エンクロージャーになっているのであれば、取り外してしまうと音質的に問題がありそうです。
とはいえ、付属のマウントではうまい具合に取り付けができませんので、
急遽、背面がフラットなケースを作りました。
なんとなくエンクロージャー的な仕事ができるように、そして取り付けがしやすいようにさせていただきました。
急造ケースにツィーターを取り付けるとこのようになります。
もちろん吸音材も入れておきました。
ケースができてしまえばあとは純正位置に取り付けです。
ツィーター自体も少し大きくなっていますのでギリギリのサイズでしたが、無事に取り付け完了です。
最後にエアコン吹き出し口を取り付ければ、見た目変わりませんがアルパインのツィーターに交換しております。
ツィーターもここについていると知らないと気がつかないかもですね。
これにてスピーカーの交換は完了です!
スピーカー交換が終わったところで仕上げにプレーヤーの交換です。
こちらもオーナー様にお持ちいただいたユニットになります。
コンチネンタルのプレーヤーでしたが、国内では馴染みがないプレーヤーですね。
でも見た目的に違和感なく、すっきりと馴染んでいます。
といった感じで本日は フェラーリ F355 スパイダー のスピーカーとプレーヤーを交換させていただいた作業を紹介いたしました。
最後にちょっと余談
跳ね馬のエンブレム、憧れますねぇ!
とはいえ、跳ね馬のエンブレムがついた車に乗っている自分が全くイメージできないですけどね笑