本日はトヨタ C-HR のスピーカー交換作業を紹介したいと思います。
C-HRは現行のプリウスと同じようにトヨタはフロントスピーカーの交換はしないように。と言われています。
その影響でディーラーはもちろんのこと量販店でもなかなかスピーカー交換をしてくれないそうです。
そう言った理由からこちらのオーナー様は当店にスピーカー交換の相談にご来店されました。
先ほどもお伝えしましたが、トヨタはスピーカーを交換しないように、とは言っていますが実際にスピーカー交換をして不具合や問題が発生したという話は聞いておりませんので問題なくスピーカー交換は出来ます。
ただ、やってはいけないと言われていることを行うのでもしかしたらフロントドアに関わる部分の保証は受けれなくなるかもしれませんよ、ということをお伝えさせていただき、了承していただきましたのでスピーカー交換をさせていただくことになりました。
ということでスピーカー交換作業を行っていきたいと思います。
フロントドアのスピーカーを交換していきますのでまずは内張を取り外すところから作業開始です!
内張を取り外すとプリウスと同じようにサービスホール部が樹脂パネルで塞がれていました。
樹脂パネルがベストとは思いませんが、サービスホールが空いたままより塞がれている方がオーディオ的には良いですのでこの仕様はありがたいです。
そして元々取り付けられている純正スピーカーがこちらです。
以前のトヨタ車とは少しだけフレームの形状が変わっていますが、取り付け穴位置などは元々のものと同じでした。
そのスピーカーはリベットで固定されていましたので、リベットを綺麗に取り外しました。
これで純正スピーカーの取り外しができましたのでここからは新しいスピーカーを取り付けていきます。
今回取り付けるスピーカーはこちらです。
カロッツェリアのカスタムフィットスピーカー、TS-C1730S です。
そしてそのスピーカーの土台となるインナーバッフル のUD-K521 です。
まずはスピーカーの土台となるインナーバッフルを取り付けます。
インナーバッフルの取り付けが出来たところでスピーカーの周りを制振(デッドニング)します。
今回はスピーカー取付入門コースでの取り付けですのでスピーカー周りのみとなっております。
スピーカー周りの制振まで終わればスピーカーケーブルを延長し、ドア内部に引き込んだあと、スピーカーと接続してスピーカーをインナーバッフルに取り付けです!
これにてドアスピーカーの交換は完了ですのであとは内張を元どおり組み付けます!
これでドアスピーカーの交換が終わりましたので次はツィーター取り付けを行っていきます。
C-HRの純正ツィーターはダッシュボード内に取り付けられています。
このツィーターを取り外してグリル内にカロッツェリアのツィーターを取り付けることも可能ですが、今回はダッシュボード上に出てくるように取り付けを行いました。
いきなりですがツィーターの取り付けも完了です!
純正のツィーターはダッシュボード内に残した状態としましたが、音は鳴らないように配線を外しておきました。
なぜ鳴らさないのにダッシュボード内に残したかと言いますと、完全に取り外してしまうと晴れの日などに真上から覗き込むとダッシュボード内が見えることがあるのでそれを防ぐために純正ツィーターは残した形としています。
これでスピーカー交換作業は終わりましたので最後に純正オーディオに内蔵されている音質調整機能を使って全体の音を整えてから納車させていただきました。
近頃のトヨタ車は純正オーディオがディスプレイオーディオになってスマホなどと接続ができるようになっているので使い勝手はいいように思いますが、オーディオ好きとしてはプレーヤーの交換が出来なくなっているのでなんだか寂しく思います。
でも全く何も出来ないわけではないので、オーディオ好き・音楽好きの方は可能な手段をとりながら少しでも楽しく音楽を楽しめるようにしていきたいですね(^^)
と言った感じで本日はトヨタ C-HR のフロントドアスピーカー交換作業の紹介でした!
最後に、フロントドアスピーカーの交換は出来るのですが、もしかしたら保証関係が受けれなくなる可能性もあります。
プリウス同様にC-HRにお乗りの方はスピーカー交換を行う場合はその辺も頭の片隅に入れて行ってくださいね(^^)