本日は先日から紹介しております トヨタ マークX の作業の続きを紹介していきます。
前回まででドアとAピラーの作業まで終了しましたので次はトランク部分になります。
それでは早速紹介していきます。
今回の作業はトランク下部のスペアタイアスペースも使ってフラットに、出来るだけ積載量を確保する作り方となります。
ですのでトランク下部の部分を取り除いたところから作業開始です。
ここから固定の仕方はどうするのか? どのように配置したら一番綺麗に収まるのか? 今後の作業性はどうか? 音質的に最良のケーブルラインを確保するためにはどうしたら良いか? 今後のシステムアップや拡張性はキープできるのか? などなど色々なことを考えながらまずは頭の中で設計をしていきます。
この設計作業が楽しいといえばとても楽しいのですが、ずっと考えながら行いますので頭だけが疲れ切ってしまいます^^;
考え抜いて出来上がったのものがこんな感じになっております。
ロックフォードのでっかい2チャンネルアンプが2枚とモノラルアンプが1枚。
枚数だけ見るとアンプ3枚なのでそれほどでもない感じですが、1つ1つがでかいのでなかなか苦労しました^^;
そして後々はもう1枚追加したい!と事前にオーナー様がおっしゃられていましたのでその時に大幅に作り替えることなく取り付けができるように、といったことも考えてあります。
横から見るとこんな感じです。
正面から見ているとアンプが3枚あるように見えにくかったですが、最下部に1枚。
少しずらして2段目にもう1枚。
そして再度にずれて3段目にもう1枚。といった構造になっております。
反対側から見えるとカロッツェリアの『TS-HX900PRS』のパッシブクロスオーバーと電源を分岐するためのヒューズブロックとアースブロックを取り付けております。
今回はフロント用のアンプが4チャンネルだけですのでドアスピーカーで2チャンネル。『TS-HX900PRS』用で2チャンネルとなっております。
そのためハイレンジユニット用のパッシブクロスオーバーを使っています。
電源はバッテリーから4Gのケーブルを1組引き回してきて、ブロックを使って8Gで各アンプへ接続をしております。
先程の正面写真がアンプの蓋を外した状態でしたが、アンプのゲイン調整後に取り付けるとこのようになります。
でかいアンプは取り付けが大変ですが、存在感があってかっこいいですね!
そしてトランクの一番奥にいるユニットが各アンプへ信号を送り出すプロセッサー『DEQーP01II』です。
『DEQーP01II』はだいぶ懐かしいプロセッサーとなってしまいましたが、オーナー様が壊れるまでは使いたい!というこだわりで取り付けをさせていただきました。
そしてプロセッサーの右隣に取り付けていた黒いボックスにはキッカーのサブウーファーを取り付けております。
こちらの前車からの乗せ替えユニットになります。
今回はボックスを新規に作って取り付けをさせていただきました。
セダンの場合はトランクにサブウーファーを取り付けるとどうしても音が車内に届きにくくなってしまうのですが、マークXはリアシートにリクライニング機能がついていまして、リクライニングを一番起こすとリアトレーとシートの間にそれなりの隙間ができます。
普段はこの隙間を埋めるパネルがついているのですが、今回は取り外してしまって音抜けが良くなるようにさせていただきました。
写真じゃ伝わりにくいですが、上から覗き込むとこんな感じです。
リアシートを起こしていれば車内側からしっかりとサブウーファーが見えますよ。
といった感じで取り付けをさせていただきましたが、最後は蓋を取り付けて完成です!
せっかくのアンプが見えなくなるのは少し寂しいですが、蓋をすることで上に荷物を乗せることができますので積載量はそれなりにキープできております。
蓋をしてしまうと熱が溜まってしまわないかと心配されていましたので今回は蓋にファンを取り付けさせていただきました。
2つ取り付けて1つを吸気用。もう1つを排気用にして空気が回るようにしております。
と言った感じで本日はトヨタ マークX のトランクを加工してプロセッサー、アンプ、サブウーファーなどを取り付けた作業を紹介させていただきました。
次で最後になる予定ですが、プレーヤー部分の紹介と再度全体の紹介、そして細かなところも少し紹介させていただければと思っております。
最後にちょっと雑談
梅雨明けしたと思ったらすぐに暑くなりましたねぇ!
晴れると屋根が焼けてその熱気が降りてきますのでどうしても気温は外よりも上がりがちですが、今日は39℃までいってました・・・
湿度がない分まだいいのですが、この状態が続くと思うとキツイですね^^;