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本日は トヨタ クラウン のフロントスピーカーを交換させていただいた作業を紹介いたします。

こちらのオーナー様は新しくクラウンに乗り換えられたそうなのですが、オーディオの音質に今ひとつ満足できないとのことでご相談をいただきました。
音を良くするのであればやはりスピーカー交換がおすすめとなりますので、店内にてスピーカーを聴き比べていただき、交換するスピーカーをお選びいただきました。

それでは作業を紹介していきます。

トヨタクラウンのフロントドア内張

まずはドアから作業を始めていきます。
ということで作業前の状態です。

トヨタクラウンのフロントドア内部

先ほどの内張を取り外すとこのようになっております。
近頃のトヨタ車はサービスホールを樹脂パネルで塞いでいる車両が増えてきましたね。

トヨタクラウンのフロントドアスピーカー

こちらが今回交換していくスピーカーになります。
土台の形状はオーバル型(楕円)ですが、スピーカーの振動板は丸型です。
そして少し大きなサイズとなっております。
カタログ情報としては18cmとのことです。

トヨタクラウンのフロントドアスピーカーを取り外し

早速スピーカーの取り外しです。
ここから新しくスピーカーを取り付けていきます。

トヨタクラウンのフロントドアにオリジナルインナーバッフルを取り付け

まずはスピーカーを取り付けるための土台となるインナーバッフルを取り付けです。
新しい形状のスピーカーでしたので対応するインナーバッフルがありませんでした。
ということでMDFでオリジナルで製作しております。
このあとスピーカー周りに制振シートを貼り付けて、

トヨタクラウンのフロントドアにモレルのスピーカーを取り付け

スピーカーの取り付けです。
今回はモレルの『マキシモ ウルトラ 602Mk2』をお選びいただきました。
こちらのスピーカーは試聴機に導入してすぐはあまり人気がなかったですが、近頃ジワジワと人気(?)でちょくちょく選んでいただいているスピーカーになります。

スピーカーを取り付けたところでドアでの作業が完了ですので後は内張を組み付けて、

トヨタクラウンのフロントドアにモレルのスピーカーを取り付け

ドアでの作業は終了です。

トヨタクラウンのダッシュボード上のツィーター

ドアでの作業が終わったところでお次にダッシュボード上にあるツィーターを交換していきます。

トヨタクラウンのダッシュボード上のツィーター

グリルの上にレーダー探知機が取り付けられていましたが、一旦取り外してグリルを外せばスピーカーの登場です。
こちらの車両は6スピーカー使用なのでダッシュボードには9cmスピーカーが取り付けられています。
トヨタのカタログ的には9cmスコーカーとなっていました。
9cm というサイズもですが、スコーカーということなら高音はちょっと苦手ですよね。

トヨタクラウンのダッシュボード上のツィーター

こちらの交換なのでまずは取り外します。

トヨタクラウンのスコーカーとモレルのツィーターを比較

取り外したところで新しく取り付けるモレルのツィーターと並べてみました。
純正が9cmスコーカーでモレルが一般的なツィーターサイズなので並べるとそれなりにサイズが違いますね。
今回は見た目が変わらない取り付け方、純正位置にツィーターを取り付けていきますが、このままではうまい具合に取り付けができません。
なので、

トヨタクラウンのスコーカーとモレルのツィーターを比較

純正スコーカーと同じサイズのプレートを作ってプレートにツィーターを取り付けです。
これで純正位置に綺麗に取り付けることができます。

トヨタクラウンのダッシュボードにモレルのツィーターを取り付け

後は純正位置へツィーターを取り付ければダッシュボード上のスピーカーの交換も完了です!
これにて今回の作業は全て完了ですので、

トヨタクラウンのオーディオ音質調整

純正オーディオに内蔵されている音質調整機能を使って全体のバランスを整えて完成です。

トヨタ クラウン フロントスピーカー交換

といった感じで今回はトヨタ クラウン フロントスピーカーをモレルに交換させていただいた作業を紹介いたしました。

新しいクラウン、特に6スピーカーの車両は音質が今ひとつと感じられる方が多いようで、近頃ちょくちょく相談やお問い合わせをいただいております。
同じようにクラウンの純正オーディオの音質に不満がある方はお気軽にお問い合わせ、ご相談くださいね!

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