
本日は スズキ ハスラー のフロントスピーカーを交換させていただいた作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様はちょくちょくお車で長距離移動をされるとのことで、その長い移動の間、少しでも快適に、楽しく過ごせるようになれば!ということでスピーカー交換のご相談でご来店いただきました。
せっかくお越しいただいたので当店にあるスピーカーを色々聴き比べていただき、交換するスピーカーと取り付け内容を選んでいただきました。
それでは早速作業を紹介していきます。

スピーカー交換ということなのでまずはドアから作業を始めていきます。
ということで作業前の状態です。

先程の状態から内張を外してドア内部の状態です。
ノーマルの状態ですのでよく見かけるスズキ車のドア内部。と言った感じです。

そしてこちらが今回交換していく純正スピーカーです。
これまたいつものスズキ純正スピーカーですね。

先程のスピーカーを交換なので早速取り外してしまいます。

スピーカー取り付け部がすっきりとしたところでまずはインナーバッフルの取り付けです。
今回はオリジナルで製作したインナーバッフルを取り付けております。
今回取り付けるスピーカーは海外製なので、カロッツェリアなどの既製インナーバッフルがそのまま使用できません。
加工して使うこともできるのですが、スズキ車用のものは加工に向きませんので今回はオリジナルで作らせていただいております。

インナーバッフルの取り付けが終わったら次はスピーカー周りの制振です。
ドアのほとんどの部分が防水シートで覆われていて、制振シートの貼り付け場所がなかったため、防水シートを部分的に剥がして貼り付けをさせていただきました。

制振シートを貼りえたら防水シートを戻してスピーカーの取り付けです。
今回はアメリカブランド ロックフォードの『P1675-S』をお選びいただきました。

スピーカーの固定が完了したらスピーカーの周りに遮音のスポンジを貼り付けてドアスピーカー交換完了です。

ちなみに作業後のドアはこのように仕上がりました。
少し補足ですが、制振作業を少し追加でご依頼いただきました。
その追加でサービスホールを少しでも塞がせていただこうかと思いましたが、ちょっと費用的に合わず(^^;; 代わりにスピーカー最寄りのサービスホール部分に被せるような感じで吸音シートを貼り付けさせていただきました。
こうすることで金額と効果の折り合いが良い感じでつけれたと思います。

最後に内張を元通りに組み付けてドアでの作業が完了となります。
見た目は変わっておりませんがしっかりとグレードアップです。

ドアでの作業が終わりましたのでお次にツィーターの交換です。
今回は見た目が変わらないように、すっきりとした見た目での仕上げとなっておりますのでダッシュボード上にある純正ツィーター位置にロックフォードのツィーターを取り付けていきます。

ということでまずはダッシュボードのパネルを取り外します。

取り外した後のダッシュボードが空っぽでしたが、ツィーターはパネルの方に取り付けられています。


ここで新しく取り付けるツィーターと並べてみました。
ロックフォードのツィーターは大きい方ではないと思いますが、スズキ純正が小さいため大きく見えてしまいますね。

ロックフォードのツィーターが比べると大きかったので取り付けがどうかなぁ、と思いましたが、パネルを少し加工したところ、純正位置に純正のビスを使って固定ができました。

ビスを使って固定しておりますので大丈夫なのですが、保険としていつものようにスポンジテープを貼り付けて2重に固定しております。

あとはパネルをダッシュボードに取り付けてツィーターの交換も完了です!
これにて今回ご依頼の作業は全て完了いたしましたので、

最後に純正オーディオの音質調整機能を使って全体のバランスを整えて終了です。

と言った感じで本日は スズキ ハスラー のフロントスピーカーをロックフォードに交換させていただいた作業紹介ブログでした。