本日は スズキ ジムニーシエラ のフロントスピーカーを交換させていただいた作業を紹介いたします。

こちらのオーナー様は今より音質をあげたい！ということでご相談をいただきました。
音を良くするのでしたらやはりスピーカー交換からがおすすめとなりますので、スピーカー交換のご提案、そして取り付けについてのご提案などをさせていただきました。

取り付け内容については少し悩まれるところもありましたが、最終的にご納得いただきスピーカー交換のご依頼をいただきました

それでは作業を紹介していきます。

まずは作業前の状態です。
作業前なので当たり前ですが通常の見た目となっております。

先程の内張を取り外すとこのようになっております。
ジムニーシエラのドア内部はとてもシンプルですね。

そしてこちらが今回交換していく純正スピーカーになります。
取付部のサイズは１３cmが取り付け出来そうなのですが、ついているスピーカーは１０cmのコンパクトなサイズになっております。
そしてツィーターもリアスピーカーも無いのでフロント１０cmの２スピーカーとなっております。

先程のスピーカーを交換するのでまずは取り外してすっきりとした状態にします。
すっきりとしたところでここから新しくスピーカーを取り付けるための作業を行っていきます。

まずはスピーカー背面部の制振を行います。
今回は部分制振ということでスピーカーの真裏部分にレアルシルトのノーマルバージョン、青色を貼り付けます。

次に先程の制振シートの上に音を拡散と吸音するレアルシルトディフュージョンを貼り付ければスピーカー裏の制振作業が完了です。

次にスピーカーケーブルの通線です。
今回はスピーカーをバイアンプ接続するのと、ツィーターをドアに取り付けますので２本ドア内部に引き込みました。
その引き込んだケーブルはオーディオテクニカのＡＴ－ＲＳ１１０です。

続きましてインナーバッフルの取り付けです。
こちらはカロッツェリアのものですが、こちらを使うことで１６cmスピーカーの取り付けが可能となります！

インナーバッフルの取り付けの次は制振作業を再び行っていきます。
スピーカーが取り付けられている鉄板部、こちらを当店ではインナーパネルと呼ばせていただいておりますが、こちらに空いている大きな穴、サービスホールを塞いでいきます。

施工後はこのように仕上がりました。
補足になりますが、今回はスピーカー取付 入門コースをベースに制振をサービスホール部分の制振を追加していただいております。
ですのでサービスホール部に追加でスピーカー周りへの制振シートの貼り付けを行っております。
とはいえ、今回はバランスを見て、スピーカー周りにとらわれず、比較的全体的に施工をさせていただきました。

制振作業まで終わったところでいよいよスピーカーの取り付けです。
今回はカロッツェリアの『Ｃシリーズ』１６cmをお選びいただきました。

仕上げにスピーカー周りに遮音スポンジを貼り付けて完成です。

スピーカーの取り付けもできましたのであとは内張を取り付ければ！ということ露ですが、その前に内張も制振していきます。

今回は部分制振をご依頼いただきましたので振動しやすい場所を選びつつ、バランスを見ながら制振シートの貼り付けをさせていただきました。
これであとは内張を組み付ければドアのウーファーの交換は完了となります。

続いてツィーターの取り付けですが、今回はカロッツェリアから発売されているサイドミラー裏側のパネル部分にツィーターを取り付けるキットをお選びいただきました。
パネルごと交換することになりますので少し見た目は変わりますが、パネルとツィーターが一体となっているデザインですので違和感は少ないかと思います。

最後にツィーターのパネルを組み付ければドアスピーカー交換プラスツィーターの追加が完了です！
ツィーターを取り付けた部分は少し見た目が変わっておりますが、全体的にはほぼ変わらず、すっきりとスピーカー交換完了です！

そのツィーター取り付け部ですが、どうですか？違和感少ないかと思います。

ただ、少し問題がありまして、ドアを閉めるとエアコン吹き出し口近くに取り付けているドリンクホルダーと少しかぶってしまいます。
当たったりは無いのですが、こちらにドリンクを入れてしまうとツィーターがかなり隠れてしまいます・・・
その点をオーナー様はかなり悩まれていましたが、最終的にこのパネルを使った取り付けをお選びいただきました。

スピーカー交換後は音の調整をさせていただきました。
今回のナビがパナソニック製でタイムアライメント機能が内蔵されていました。
そしてリアスピーカーを追加する予定はないとのことでしたのでリア分の出力をツィーターに当てさせていただき、フロント出力でドアウーファー、リア出力でツィーターのバイアンプ接続とさせていただきました。
こうすることでより細かな音の調整が可能となりますので、リアスピーカーがなっていなくても良い方にはおすすめの接続方法ですよ！

と言った感じで本日は スズキ ジムニーシエラ のフロントにカロッツェリアのスピーカーを取り付けさせていただき、ドアの制振、バイアンプ接続をさせていただいた作業の紹介でした。