
本日は シトロエン C5 X のフロント左右のスピーカーとダッシュボード上のセンタースピーカーを交換させていただいた作業を紹介いたします。
こちらのお車は以前、タイヤハウスの静音作業をさせていただいておりました。
その時のブログはこちら↓
今回はオーディオのグレードアップということでスピーカーの交換をご依頼いただきました。
新しく取り付けるスピーカーに関してはすでにある程度のところまで絞っておられましたので、最終的な決定をするためにお話をさせていただきましてお選びいただきました。
それでは早速作業を紹介していきます。

まずはフロントドアのスピーカーを交換することから作業を始めていきます。
ということで作業前の状態です。

先程の内張を取り外すとドア内部はこのようになっております。
写真ではちょっとわかりづらいですが、ドアスピーカーの土台の形状が変わった形で、角度がついております。

そのスピーカーがこちらになります。
正面から見ると普通な感じですが、土台部分が菱形のような感じになっておりまして、さらに上向きにそこそこの角度がついております。

とはいえ、交換なのでまずは取り外してすっきりとした状態にします。

いきなりですが、インナーバッフルをオリジナルで制作し、取り付けです。
土台部分は純正と同じように菱形っぽい形状にして、純正ほどではないですが上向きに角度をつけさせていただきました。

インナーバッフルの取り付けが終わったところでスピーカー周りの制振を行い、スピーカーの取り付けです。
今回は車両と同じフランスのブランド ブラムのライブシリーズのスピーカーをお選びいただきました。
フランス車やイタリア車にお乗りの方は同じ国のスピーカーで合わせたい!とおっしゃられる方がたまにおられます。
同じ国で合わせる必要はないのですが、揃えることにこだわりを感じますのでそれはそれで良い選択だなぁって思ってしまいます。

スピーカー取り付け後はスピーカーの周りにスポンジテープを貼り付けて完成です。

作業後のドア内部はこのように仕上がりました。

最後に内張を組み付ければドアでの作業は完了となります。
スピーカーは交換しておりますが、見た目はそのままの状態です。

お次はツィーターの交換です。
見た目を変えずに取り付けをご希望されましたので純正ツィーターを取り外して同じ場所にブラムのツィーターを取り付けていきます。

ということでまずはピラーを取り外してツィーターを取り外していきます。

ツィーターを取り外したところで純正ツィーターとブラムのツィーターを並べてみました。
新しく取り付けるブラムのツィーターの方が一回り大きいですね。
ということで同じ場所に同じように取り付けができないので、ピラーの方を少しカット加工をして取り付けです。
カットしている写真は取り付け後の写真を撮り損ねておりましたが、無事に純正位置に見た目を変えることなく取り付けができました。
これにてフロントスピーカーの交換が終わりましたのでお次はセンタースピーカーを交換していきます。

こちらがそのセンタースピーカーになります。
ダッシュボードの中央部、運転席から見るとモニターの陰になって見えないですがきちんと取り付けられております。

ダッシュボードのカバーを取り外すとこのようにスピーカーが見えてきます。
近頃はセンタースピーカーといえば8cmくらいのサイズが多いのですが、C5 X は5cmくらいの少し小ぶりなスピーカーが取り付けられていました。

そのセンタースピーカーを今回は ブラム の ライブシリーズ 50mm フルレンジスピーカー『LFR 52』を取り付けさせていただきました。
と言ってもスポンジテープまで貼っているのでなんのスピーカーかほとんどわからないですね(^^;;

最後にパネルを元通りに組み付けてセンタースピーカーの交換も完了です!
これにて全ての作業が完了しましたので、

最後に純正オーディオに内蔵されている音質調整機能を使って全体のバランスを整えて納車させていただきました。

と言った感じで本日は シトロエン C5 X のフロントスピーカーとセンタースピーカーを車両と同じ国のスピーカー、ブラムのライブシリーズに交換させていただいた作業を紹介いたしました。