本日はアルピーヌ A110 に外部アンプを取り付けさせていただいた作業を紹介いたします。
こちらのお車は以前スピーカー交換をさせていただいた車両で、今回はシステムアップのために外部アンプの取り付けを行うことになりました。
前回のスピーカー交換の際もでしたが、今回の取り付けるアンプも何度もお話をさせていただき、しっかりと打ち合わせをさせていただいてからの施工となりました。
それでは作業を紹介していきます。
アンプ取り付けですのでまずは電源の取り出しから行なっていきます。
A110はリアにエンジンがありますがバッテリーはフロントにあります。
ということでボンネットを開けた状態です。
ふと思ったのですが、リアエンジンの場合もボンネットという名称であっているのでしょうか?
フロントフード?とか言うのでしょうか?
名称はわかりませんが^^; フロントを開けると荷室になっています。
こちらのパネル類を取り外していくとバッテリーが見えてきます。
と言うことでパネル類を取り外した状態がこちらになります。
ワイパーの下あたりにバッテリーが取り付けられています。
バッテリーにアクセスできる状態になったらヒューズホルダーを取り付けて電源の取り出しです。
バッテリーにアクセスして電源を取り出すところまでは良かったのですが、車内に電源ケーブルを通して行こうと思った時に通線口がありませんでした・・・
それでもどこかに車内へと通じるところがあるはず!と探しているとやっと見つけました。
フェンダーカバーを外した中に車内へと通じるところがありました。
と言うことで無事に車内への通線が出来ました。
通線後は蓋をして完成です。
蓋にしっかりとアルピーヌと書いてあるところがいいですね!
電源ケーブルを車内まで引き込みましたので次に信号を取り出します。
以前の取り付けの際に助手席足元にパッシブクロスオーバーネットワークを取り付けさせていただきましたのでそこからスピーカー信号を取り出し、オーディオテクニカのハイローコンバーターでRCAケーブルに変換します。
ちなみに先程の助手席足元は金属プレートが取り付けられていますので、元に戻して仕舞えばパッシブやハイローコンバーターはほとんど見えません。
あとは電源ケーブルと合わせてRCAケーブルをアンプ取り付け部まで配線していきます。
と言うことでいきなりですがアンプの取り付け完了です!
今回取り付けさせていただいたアンプはカロッツェリアの『PRS-A900』です。
こちらのアンプは発売開始からかなり年数の経っていますが、いまだにこの価格のアンプの中ではおすすめのアンプとなっております。
その価格ですが、132,000円(税込)となっております。
10万円前後でおすすめのアンプは?と聞かれると1番に思いつくアンプとなっております。
そして取り付け場所なのですが、写真ではわかりにくいかもしれませんが、助手席の背面部となっております。
A110は2シーターで程よい取り付けスペースがなく、オーナー様と色々と検証した結果、こちらの場所への取り付けとなりました。
助手席は一番後ろまで下げることができなくなりますが、それでも制限がかかるのは僅かですので使用上はほぼ気になることはないかと思います。
ちなみに助手席を後ろまで下げるとこんな感じです。
シート幅よりアンプが少し広いので下げてもチラッと見えている状態です。
見えないようにカバーを作ることもできたのですが、オーナー様がケーブルなどが見えていた方がメカメカしていい!とおっしゃられましたのでカバーを作ることなく見える状態とさせていただきました。
アンプの取り付け作業が完了したしましたので最後に純正オーディオ内の調整機能とアンプのゲイン調整を行なって全体のバランスを整えてから納車させていただきました。
と言った感じで本日はアルピーヌ A110 へカロッツェリアの外部アンプ PRS-A900 を取り付けさせていただいた作業の紹介でした。
最後にちょっと雑談
今回アンプを取り付けさせていただいた場所には元々車検証入れが設置されていました。
A110は収納スペースが少ないからか車検証入れがマジックテープで助手席背面部に張り付くようになっていました!
車検証入れのこう言う設置方法もあったんですね!