 
		本日は アルピーヌ A110 のフロントスピーカーを交換させていただいた作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様はもうちょっと音を良くしたいからスピーカーを交換したい!ということでご相談にご来店いただきました。
せっかくご来店いただきましたので店内にて試聴可能なスピーカーを一通り聴き比べていただきましたところ、気に入っていただけるスピーカーがありましたのでそちらを取り付けさせていただくことになりました。
それでは作業を紹介していきます。

まずはドアから作業を始めていきます。
ということで作業前のドアの状態です。
フランス車はドアデザインがちょっと洒落た車が多いですよね。

ちなみにこちらがフロントドアスピーカーになります。
開口が大きいので中のスピーカーがよく見えますね。

先程の内張を取り外すとドア内部はこのようになっております。
ドアの中は比較的シンプルな見た目ですね。

そしてこちらが今回交換していくスピーカーです。
この振動板を見るとわかる人にはわかると思いますが、フランスブランド フォーカル製のスピーカーとなっております。
標準かオプションなのかはわかりませんが、フォーカルのスピーカーがついているのはちょっと贅沢な気もします。
サウンドオプションがついている車両は標準オーディオと比べるとスピーカーが違うことは多いですが、それほど大きな違いを感じられないことが多いです。
ですが、こちらはしっかりとフォーカルが作っているんだろうな!と感じさせてくれるスピーカーになっていますね。

とはいえ交換になりますのでまずは取り外してすっきりとさせます。

スピーカーを取り外したところでまずはスピーカーケーブルをドア内部に通していきます。
今回はオーディオテクニカの AT-RS110 をドア内部に通しております。

続いてスピーカー裏の制振です。
まずはレアルシルトをスピーカー裏に貼り付けです。

仕上げにレアルシルトのディフュージョンを貼り付けてスピーカー裏の制振作業が完了となります。

お次はスピーカーを取り付ける鉄板部分の制振です。
今回はサービスホール部分とスピーカー周りに対して施工をさせていただきました。

制振作業が終わりましたのでお次にインナーバッフルの取り付けです。
カロッツェリアの木製インナーバッフルを使用しておりますが、今回取り付けるスピーカーは海外製ですので内径をスピーカーに合わせて拡大加工しております。

ここまで来ればいよいよスピーカーの取り付けです。
今回はドイツの人気ブランド ブラックス のグラフィックシリーズをお選びいただきました。
ただ、こちらは当店に在庫がありました中古品となっております。

仕上げにスピーカー周りにスポンジテープを貼り付けて完成です!

最後に内張を元通りに組み付けてドアでの作業は完了です!
ぱっと見の見た目は変わりないですが、スピーカーの開口部が大きいので正面から見るとスピーカーが変わっているのことがわかります。

ドアが終わりましたのでお次はツィーターの交換です。
純正の状態ではダッシュボード上に取り付けられています。
少しですが角度がつけられていていい感じですよね。

とはいえ交換なので取り外します。

取り外したところで純正とブラックス グラフィック のツィーターを並べてみました。
純正が小さいわけではないのですが、グラフィックのツィーターが少し大きめなので純正が小さく見えてしまいますね。
流石に大きさが違いますので純正位置に同じように取り付けることができません。

ということで新しくマウントを制作して取り付けさせていただきました。
もちろん純正と同じとはいきませんが、同じ場所に似た感じで取り付けさせていただきました。

ちなみに左側はこのような感じに仕上がっております。
これで今回の作業が終わりましたので最後に

純正オーディオに内蔵されている音質調整機能を使ってバランスを整えて完成です。

といった感じで本日は アルピーヌ A110 のフロントスピーカーを ブラックス グラフィックシリーズ に交換させていただいた作業を紹介させていただきました。
追伸
明日(11月1日)土曜は私用のためお休みさせていただきます。
















