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本日はアウディ TT のスピーカー交換作業を紹介したいと思います。

こちらのオーナー様はお車乗り換えで、同時にスピーカー交換をしたいと思われたそうでご依頼をいただきました。
ということで早速作業の方に取り掛かっていきます。

アウディ TTドア内張

まずはスピーカー交換する前のドア内張ですね。
ドイツ車はシンプルな内張デザインの車が多いように思いますが、TTもシンプルなデザインでした。
凝ったデザインも好きですが、シンプルにまとまってるデザインも個人的には好きです。

アウディ TTのドア内部

TTはどうやらオーディオオプションでドア中程にミッドレンジがつくバージョンがあるようなのですが、こちらのTTは付いていないタイプでした。
なので内張はグリルっぽいデザインですが穴が空いておらず、ドア内部も取付穴を防水シートで塞がれている状態でした。
今回は2wayスピーカーの取り付けですからこの部分はそのままです。

アウディ TTの純正スピーカー

こちらが純正スピーカーです。
アウディはドアスピーカーが20cmが取り付けられていることもあるのですが、今回は16cmか17cmサイズでした。

アウディ TTの純正スピーカー取り外し

純正スピーカーを取り外すとこのようになっています。
すぐ後ろにウインドーレールがありますが、少し距離がありましたのでそれなりに奥行きのあるスピーカーでも取り付けが可能となっています。

アウディ TT用のインナーバッフル

先ほどスピーカーを取り外したスペースに新しくスピーカーを取り付けていきますので取り付け用にインナーバッフルを製作しました。
形は純正スピーカーとほぼ同じ形で作っています。
もちろん内径は取り付けスピーカーに合わせて開けていますよ。

アウディ TTにインナーバッフルを取り付け

出来上がったインナーバッフルを早速ドアに取り付け!
と同時にスピーカーケーブルも延長してスピーカー裏に引き回しています。

アウディ TTにイートンのスピーカー取り付け

インナーバッフルを取り付けて、スピーカーケーブルを引き回したらあとはスピーカーの取り付けです。
今回取り付けたスピーカーは当店の中古品、イートンのRSRー160 です。
こちらのスピーカーは長年中古品として店内で試聴できるようにしておりましたが、この度ついに嫁いでいきました!
試聴される方の中ではあまり人気のなかったスピーカーでしたが、地味ながらしっかりと実力を持っている好きなスピーカーだったので、嫁いでいって嬉しい反面、いなくなって寂しくもあります(^_^;)

アウディ TTのドアをデッドニング

スピーカーを取り付けた後にスピーカー周りを制振(デッドニング)です。
スピーカー周りとは言いつつもスピーカーを取り付けている土台が樹脂製パネルでしたのでその部分が気になりましたから樹脂の部分を重点的に制振しております。

これでドアの作業が終わりましたので次にツィーターを取り付けていきます。

アウディ TTの純正ツィーターとイートンのツィーター

TT の純正ツィーターはダッシュボード上にありましたので、取り外してイートンのツィーターと並べてみました。
純正は意外と大きいタイプでしたのでイートンと並べると純正の方が少し大きいくらいでした。

アウディ TTにイートンのツィーターを取り付け

実際に取り付けるとこうなります。
純正スピーカーグリルがあるのでイートンのツィーターグリルは不要ではあるのですが、接着されていて取り外すことができませんでしたのでイートンのグリルが付いたまま取り付けております。

これでスピーカー交換作業の全ての工程が終わりました!

アウディ TTのスピーカー交換作業

ドアもツィーターも純正位置取り付けですので作業が終わってパネルを戻せば見た目は変わらずスッキリとしています。

アウディ TTのスピーカー交換作業

見た目は変わらずともしっかりとスピーカー交換を行っておりますので音質はもちろん良くなっております(^ ^)

最後に純正オーディオの内蔵されている音質調整機能を使って全体を整えてから納車させていただきました!

アウディ TTのスピーカー交換作業

追伸。

アウディ TTのオーディオプレーヤー

取り付け作業が終わって、確認と音調整をしようと思って車に乗り込んでビックリ!
最初オーディオが無い!? って思ってしまいました(笑)

アウディ TTのオーディオプレーヤー

表示モニターがハンドルの向こう、通常速度などを表示しているモニターがオーディオやナビの表示も行う仕様でした!
ついにこうなったかぁ、とちょっと感心(?)してしまいました。

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