![](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/11/Q9240193-705x563.jpg)
本日は BMW X1(F48)のフロントドアスピーカーを交換させていただいた作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様は以前、メールにてスピーカー交換のお問い合わせをいただいておりました。
その際は検討・保留と言った感じでしたが、改めてスピーカー交換のご相談をいただき、実際にご来店いただいてスピーカーの試聴等をしていただきました。
メールにて施工内容などはお話させていただいておりましたが、音の違いに関してはやはり実際に聴いていただかなければわからないこともあります。
実際にスピーカーを聴き比べていただいた結果、音の違いを把握、納得していただ気、スピーカー交換のご依頼をいただきました。
それでは作業を紹介していきます。
![BMWX1のフロントドア内張](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/11/Q9230136.jpg)
まずは作業前の状態です。
![BMWX1のフロントドア内張](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/11/Q9230140.jpg)
こちらのお車はノーマルオーディオでしたのでミラー裏にツィーターはなく、ドアスピーカーはドア上部付近の10cmミッドレンジのみとなっていました。
![BMWX1のフロントドア内部](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/11/Q9230143.jpg)
先ほどの内張を取り外すとドア内部はこのようになっております。
ドア内部の大半が防水シートで覆われておりますので見た目的にはかなりシンプルな感じですね。
![BMWX1のフロントドアスピーカー](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/11/Q9230147.jpg)
こちらが先ほどお伝えしていました10cmミッドレンジになります。
形状としてはいつものスピーカーですね。
![BMWX1のフロントドアスピーカーを取り外し](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/11/Q9230150.jpg)
先ほどのスピーカーを交換していきますのでまずは取り外します。
ミッドレンジを取り外してすっきりとしたところで、まずはツィーターの取り付けから行なっていきます。
![BMWX1のサイドミラー裏のツィーター取り付けパネル](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/11/Q9230152.jpg)
元々サイドミラーの内側に取り付けられていたパネルを取り外します。
そして同じ場所に取り付けるパネルで、ツィーター取り付けスペースがあるハーマンカードンサウンドオプション用のものを用意させていただきました。
ツィーターが表側に出てきても良いのであればこちらのパネルを用意する必要はないのですが、当店にスピーカー交換をご依頼の方はほとんどが見た目ができるだけ変わらないほうが良い、とおっしゃられますのでよくこちらのパーツを用意させていただきます。
写真のように並べてみてしまうと見た目が違うのは はっきりわかりますが、ハーマンのパネルも純正パーツですので、見た目的には違和感はありません。
![BMWX1のサイドミラー裏側のパネルにブラムのツィーターを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/11/Q9230156.jpg)
早速ですが、先ほどのハーマンのパネルに新しいツィーターの取り付けです。
今回は試聴の結果、ブラムのスピーカーをお選びいただきました。
ということでブラムのツィーターが保護グリル越しにうっすらと見えております。
パネルにツィーターを取り付けることができたら、あとはパネルごと車両に取り付ければツィーターの取り付けはひと段落です。
![BMWX1のドアスピーカー裏にオーディオテクニカの吸音シートを貼り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/11/Q9230158.jpg)
ツィーターがひと段落したところでお次にミッドレンジ関連の作業を行なっていきます。
ということでまずはミッドレンジの裏にオーディオテクニカの吸音シートを貼り付けます。
地味な見た目をしておりますのでちょっとわかりにくいかもしれないですが、スピーカーの真裏に貼り付けた状態になります。
![BMWX1のドアにインナーバッフルを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/11/Q9230162.jpg)
吸音シートの次はインナーバッフルの取り付けです。
インナーバッフルとはなんですか?とたまに聞かれることがありますが、スピーカーをドアに取り付けるための土台や純正スピーカーと形状が違うスピーカーを純正位置に取り付けるためのアタッチメントのような役割をするものです。
インナーバッフルではわかりづらくても、土台やアタッチメントと聞くとイメージがしやすいかと思います。
![BMWX1のドアをデッドニング](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/11/Q9230166.jpg)
インナーバッフルの次はスピーカー周りの制振です。
スピーカー周りといっても大半が防水シートで覆われていますのでスピーカーの周りが中心となりますが、全体的にはドア上部に対して施工している感じですね。
![BMWX1のドアをにブラムのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/11/Q9230169.jpg)
ドアの制振作業まで終わったところでいよいよミッドレンジスピーカーの取り付けです。
こちらはBMWやMINI、そしてメルセデスなどのドアスピーカーに最適なブラムの『S100N24』です。
![BMWX1のドアをにブラムのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/11/Q9230172.jpg)
スピーカー取り付け後はスピーカーの周りに遮音のためにスポンジテープを貼り付けてスピーカー取り付け完了です。
![BMWX1のドアをにブラムのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/11/Q9230174.jpg)
作業後のドア全体像はこんな感じになっております。
あとは内張を組み付ければ、といったところなのですがその前に、
![BMWX1のドア内張のデッドニング](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/11/Q9230176.jpg)
内張の制振作業も行なっていきます。
ということでまずは内張の裏側に制振シートを貼り付けるために内張を裏返した状態です。
純正の状態でも吸音のためと思われるフェルトが設置されていました。
![BMWX1のドア内張のデッドニング](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/11/Q9230179.jpg)
フェルトがあること自体は良いのですが、制振シートを貼り付けるのには邪魔になりますので一旦取り外しです。
![BMWX1のドア内張のデッドニング](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/11/Q9230182.jpg)
そして貼り付けです。
基本的には振動しやすそうな場所を選んで貼り付けをさせていただいております。
![BMWX1のドア内張のデッドニング](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/11/Q9230186.jpg)
最後に純正で取り付けられていたフェルトを元に戻して内張の制振作業完了です。
これで今回の作業は全て完了なので、内張を組み付ければ、
![BMWX1のフロントドアにブラムのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/11/Q9240204.jpg)
ドアスピーカーをブラムに交換完了です。
ぱっと見の見た目はほとんど変わらずです。
![BMWX1のフロントドアにブラムのスピーカーを取り付け](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/11/Q9240211.jpg)
サイドミラー裏側の部分だけパネルを交換しておりますので見た目が変わっておりますが、純正パネルなので違和感はないと思います。
そしてさりげない感じでブラムのツィーターが見えますね。
![BMWX1のオーディオ音質調整](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/11/Q9240218.jpg)
最後に純正オーディオに内蔵されている音質調整機能とツィーターのパッシブクロスオーバーのアッテネーターを使って全体のバランスを整えて終了です。
![BMW X1(F48)フロントスピーカー交換](https://tone4022.net/wp-content/uploads/2023/11/Q9240193.jpg)
と言った感じで本日は BMW X1(F48)のフロントスピーカーをブラムの『S100N24』に交換させていただいた作業の紹介でした。