カーオーディオ基礎講座第5回

こちらのページではカーオーディオ基礎講座といった形でカーオーディオの基礎知識や用語解説などを行っております。

カーオーディオは専門用語が多く、分かりにくいことが多いと思います。
そういった分かりにくいことを出来るだけ分かりやすくお伝えしていこうと思っていますので厳密にはちょっと違うところもあるかと思いますが、まずは大きなイメージをつかんでいただきたいと思っております。
ですので、そういう気持ちで見ていただけたら幸いです。

それでは早速始めていきましょう!

ユニットの相性

基礎講座 第5回目のテーマは『ユニットの相性』についてです。

カーオーディオのユニットはプレーヤー・ナビゲーション・アンプ・プロセッサー・スピーカーなどいろいろな種類がありますが、今回はその中でも一番基本的な組み合わせである「内臓アンプタイプのプレーヤー・ナビゲーション」と「スピーカー」の相性についてお伝えしていこうと思います。

メーカーが違っても大丈夫ですか?

初めて車のスピーカーを交換するという方から受ける質問なのですが、「カロッツェリアのナビをつけてるんですけど海外製スピーカーをつけても大丈夫ですか?」とか「ダイアトーンのナビをつけてるのでダイアトーンのスピーカーを付けた方がいいんですか?」ということを聞かれます。
もちろんメーカーを揃えたりすることはそれはそれで良いことですが、基本的にはプレーヤーとスピーカーが別々のブランド・メーカーでも大丈夫です!

この質問の理由は2つありそうです

こういった質問をされる理由については色々とあるかもしれませんが、主に2つの理由で質問されているのではないかと思います。
1つ目は動作であったり故障しないか、と言った不安だと思います。
2つ目は音質面について、だと思います。
主に2つのことが気になって質問されているのではないかと思っています。
ですので この2つの理由についてちょっと解説をしていこうと思います。

メーカーが違う場合の動作について

まずは動作についてですが、プレーヤーとスピーカーのメーカーが違っても動作に問題が出ることはありません。

メーカーより気をつけてほしいことがあります

メーカーが違うということよりも気を付けなければいけないのがスピーカーのインピーダンスです。

インピーダンスを気を付けなければいけない。と言いましたが、実はほとんどの場合 気にしなくて大丈夫。
と言いますのが、カーオーディオ用のスピーカーの場合、ほとんどのものが4Ω(オーム)です。
それに対してナビゲーションやプレーヤーなどの内臓アンプはほとんどのモデルが4Ω 〜 8Ω のスピーカーに対応するように設計されています。
ですのでほとんどの場合はメーカーが違ってもインピーダンスについても大丈夫ということになります。

中には4Ω 以外のモノも

スピーカーがほとんどのものが4Ω とお伝えしましたが、『ほとんど』ということなので中には4Ω ではないものもあります。
その4Ω 以外で気を付けなければいけないのが1Ω だったり2Ω などの4Ω 未満のインピーダンスのスピーカーです。
こういった低インピーダンスのスピーカーでも接続をすれば音は鳴るのですが、プレーヤーが対応しているインピーダンスが4Ω までだった場合には長期で使用するとプレーヤーの内蔵アンプが故障してしまう可能性があるので、接続は避けた方が良いと思います。

メーカーが違うことでの音への影響

次に2つ目の理由。
音質であったり音色についてですが、こちらもプレーヤーとスピーカーのメーカーが違っても気にしなくて良いです。

メーカーが違っても大丈夫な理由

メーカーごとに狙った音だったり音色というものがあると思うので、その音だったり音色がとても気に入ってるということであればそのメーカーで統一した方がそのメーカーが狙ってる音になりやすいのでメーカーを揃えるほうが良いと思います。
ただ、メーカーが狙った音に従わなきゃいけない!という決まりはありませんので、ナビゲーションのメーカーに合わせずに違うメーカーのスピーカーを選ぶことは『アリ』ありだと思います。
人によってはカロッツェリアナビにダイアトーンのスピーカーという組み合わせが一番好みに合う!ということもあるからです。
ですので、プレーヤーとスピーカーのメーカーを統一することよりも自分好みの音に仕上がる組み合わせを探していくことのほうが重要だと思います。

メーカーを統一した際のちょっとしたメリット

メーカーを統一することのメリットとしてそのメーカーが狙った音を再現しやすいとお伝えしましたが、その他にメリット(?)があります。
それは『メーカーを統一するとなんとなく気持ちがいい』というものです。
コレクター精神のようなものですが、お気に入りのメーカーでオーディオシステムを全て構築すると音の良し悪しとはちょっと違ったところで満足できる部分になると思います。
そういった点ではメーカーを統一することで得られるメリットなのかな、と思います。

最後におさらい

プレーヤーとスピーカーの組み合わせはメーカーが違っても大丈夫です。
それよりも気をつけなければいけないのはプレーヤーの対応インピーダンスとスピーカーのインピーダンスです。
そして重要となるのはあなたの好きな音になる組み合わせを見つけることです。

といった感じで『ユニットの相性』特に内蔵アンプとスピーカーの相性について簡単にですがお伝えさせていただきました。
カーオーディオ経験者にとっては疑問にも思わないところかもしれませんが、これからカーオーディオを始めてみたいんだ!という方にとっては意外と疑問に思われるところかもしれないと思いお伝えをさせていただきました。

今後もこういった感じでカーオーディオ基礎講座をやっていこうと思いますので、少しでも参考になったなと思っていただけたなら次も見ていただけたら幸いです。

動画もあります

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内容としましてはほとんど同じ内容をお伝えしております。

ただ、僕がカメラの前で喋っているだけの動画ですので面白くはないかもです(⌒-⌒; )

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