カーオーディオ基礎講座 第6回

こちらのページではカーオーディオ基礎講座といった形でカーオーディオの基礎知識や用語解説などを行っております。

カーオーディオは専門用語が多く、分かりにくいことが多いと思います。
そういった分かりにくいことやこれからカーオーディオを始めようと思っておられる方が疑問に思うことなどを出来るだけ分かりやすくお伝えしていこうと思っています。
分かりやすくお伝えすることを目指していますので厳密にはちょっと違うところもあるかと思いますが、まずは大きなイメージをつかんでいただきたいと思っております。
ですので、そういう気持ちで見ていただけたら幸いです。

それでは早速始めていきましょう!

ツィーターの取付位置

ツィーターの取付位置について

基礎講座 第6回目のテーマは『ツィーターの取付位置』についてです。

コアキシャルタイプのスピーカーを取り付ける際にはドアスピーカー(ミッドレンジ)とツィーターが一体になっていますのでツィーターの取り付け位置については考えなくて大丈夫なのですが、ツィーターとミッドレンジスピーカーが別々になってるモデル(セパレートタイプ)を取り付ける際にはツィーターの取り付け位置について考えないといけません。
ということでセパレートタイプのスピーカーを取り付ける際のツィーター取付位置についてお伝えしていこうと思います。

ツィーターの取付位置候補

セパレートタイプツィーターの取付位置についてですが、大きく分けて2タイプあります。
まず1つ目が、純正の状態でツィーターが取り付けられている車両の場合はその純正ツィーターと入れ替えで『純正位置』。
2つ目は『純正位置以外の場所』です。

それぞれのメリット・デメリット・特徴

ツィーターを取り付け位置の候補は大きく分けて2タイプありますので、それぞれの場所に取り付ける場合のメリット・デメリット・特徴などをお伝えしていきたいと思います。

純正位置のメリット・特徴

まずは純正位置にツィーターを取り付ける場合の最大のメリットですが、『見た目が変わらない、すっきり取り付けが出来る』というところです。

お乗りの車の内装デザインがすごく気に入ってる方の場合、そのデザインが少しでも変わってしまうことに抵抗があると思います。
そういった方には既に純正ツィーターが取り付けられているのであれば、純正ツィーターと入れ替えで取り付けることで見た目が変わりませんので一番おすすめの取り付け方となります。

『見た目が変わらない』というところがツィーターを純正位置に取り付ける場合の最大のメリットであり特徴となります。

純正位置以外のメリット・特徴

純正位置以外に取り付けた場合のメリットは純正位置に取り付けるよりも『音を良くすることが出来る可能性がある』というところです。

純正ツィーターの表側にはほとんどの場合スピーカーグリルがついているのですが、このスピーカーグリルは音を通す穴が小さく、音の透過性が高くありません。
高音の透過性が低いと高音が聴こえにくくなりますのでどうしても曇ったような感じになったりします。

純正のスピーカーグリルに対して社外品ツィーターのグリルは音の透過性を意識しながら作られていますので、純正スピーカーグリルの中に取り付けるのではなく、ダッシュボードの上などに取り付けることで高音が聴こえやすくなり、結果として『音が良くなりやすい』ということになります。

純正位置以外のデメリット

純正位置以外に取り付けることによって『音が良くなりやすい』というのはメリットなんですけども、純正位置以外に取り付ける事で出てくるデメリットがあります。
それが『元々の見た目を変えてしまう』ということです。

純正以外の場所なので取り付ける場所はダッシュボードの上だったり、サイドミラー裏側パネルのところだったりに取り付けることになります。
そうするとどうしてもツィーターが表に出てきますので見た目がちょっとですけど変わってしまいます。
見た目を変えたくない方にとっては見た目が変わってしまうことはデメリットなので避けたいところですよね。

見た目が変わることはデメリット??

ただ、中にはツィーターが取り付けられていることを主張したい方もおられます。
そういう方にとってはツィーターが見えることは逆に好都合となりますので、見た目が変わってしまうことが一概にデメリットと言えないかもしれないです。
なので見た目がちょっと変わるということはデメリットというより『特徴』ということになると思います。

まとめ

以上のことがツィーターを取り付ける際の純正位置とそれ以外の位置のメリット・デメリット・特徴となります。

なのでツィーターを取り付ける位置をどこにしようかな?純正位置にしようかな?もしくは表に出してこようかな?と悩んだ時に選ぶ基準として『見た目を変えたくないのか、変わっても大丈夫なのか』あとは『見た目よりも音質を重視したいか』という項目を基準に考えていただけたらいいと思います。

ただ、純正ツィーターの取り付け位置が無い車両の場合はそもそも純正位置にツィーターを取り付けるという選択が出来ません。
それでも見た目を変えたくない! ということであればコアキシャルタイプのスピーカーを選んでいただくしかないかと思いますが、コアキシャルスピーカーの場合は今回の話とちょっと違う話になってしまうますのでちょっと置いておきますね(^^;

セパレートタイプのスピーカーを取り付ける際に見た目を変えたくない場合はツィーターの取り付けは『純正位置』がオススメですし、見た目が多少変わってもいいからとにかく音質を良くしたい場合はツィーターの取付位置を『ダッシュボードの上だったりサイドミラーの内側にある三角パネル』という所に取り付ける事がオススメとなります。

どこが正解なのか?より重要な事

ツィーターの取り付け位置を考える際に個人個人見た目を重視したいのか、音質を重視したいのか、といったところがあると思いますので、どこに取り付けることが『正解』というよりは『どうしたのか』というところを考えて頂きながら選んでもらったらあなたにとって最適な場所がみつかるのではないかと思います。

最後に

といった感じで今回はツィーターの取り付け位置についてお伝えさせていただきました。
純正位置にするのか、それ以外の場所にするのか、というすごくライトな内容でお伝えさせていただきましたが、ツィーターを取り付ける際に『どういった角度で取り付けた方がいいのか』とか細かな話もあるんですけどもそういった部分までお伝えしようと思うと長くなりそうでしたので、そういった部分はまた機会がありましたら改めてお伝え出来たらと思います。

今後もこういった感じで基礎知識などをお伝えしていこうと思いますので少しでも参考になったなと思っていただけた方は次回も見ていただけたら幸いです(^-^)

動画もあります

文字を読み込んでいくことが苦手な方のために動画を作りました。
内容としましてはほとんど同じ内容をお伝えしております。

今回も僕がカメラの前で喋っているだけの動画ですので、「観る」というよりは「聞く」と思って見ていただけたらありがたいです(⌒-⌒; )

第5回 ユニットの相性

カーオーディオのユニットはプレーヤー・ナビゲーション・アンプ・プロセッサー・スピーカーなどいろいろな種類がありますが、その中でも一番基本的な組み合わせである「内臓アンプタイプのプレーヤー・ナビゲーション」と「スピーカー」の相性についてお伝えしております。

第5回はこちら

第7回 デッドニングの役割

デッドニングって聞いたことはあるけど『何をやってるのか』とか『何のためにするのか』ということが分からない方のために基本となる部分をお伝えしております。

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