カーオーディオ基礎講座 第20回

こちらのページではカーオーディオ基礎講座といった形でカーオーディオの基礎知識や用語解説などを行っております。
カーオーディオは専門用語が多く、分かりにくいことが多いと思います。
そういった分かりにくいことや、これからカーオーディオを始めようと思っておられる方が疑問に思うことなどを出来るだけ分かりやすくお伝えしていこうと思っています。
分かりやすくお伝えすることを目指していますので厳密にはちょっと違うところもあるかと思いますが、まずは大きなイメージをつかんでいただきたいと思っておりますので、そういう気持ちで見ていただけたら幸いです。

それでは早速始めていきましょう!

DSP・プロセッサーの取り付けからカーオーディオ入門

アンプ内蔵プロセッサー・DSP

カーオーディオ基礎講座 第20回目のテーマは『DSP・プロセッサーの取り付けからカーオーディオ入門』です。

いつもはカーオーディオを始めたい!という方に最初に『スピーカー交換』から始めるとをオススメさせていただいています。
なぜ最初にスピーカー交換をオススメしてるかというと、効果を実感しやすく、費用対効果が高いという理由からです。
ですが、あえてスピーカー交換では無いところからカーオーディオを始める!というテーマで『DSP・プロセッサー』についてお伝えしていこうと思います。

DSP・プロセッサーから始めることをオススメする人・車

まずいきなりですが、『DSP・プロセッサーの取り付け』からカーオーディオを始めることをオススメしたい方・車なんですけども、

1.メインユニット(ナビゲーションやオーディオプレーヤー)が交換できない車

2.目の前で歌ってるような定位感を出したい方

3.設定などをいじったりすることが好きな方

です。

オススメする理由

では上記の方・車に『DSP・プロセッサー』をオススメしたい理由ですが、

メインユニットが交換できない車

1つ目の『メインユニットが交換できない車』についてですが、
メインユニットが交換できるのであればメインユニットをより高音質なモデルや調整機能が豊富なモデルへ交換することで音質を向上させることが出来ます。
ですが、メインユニットが交換出来ない車となると、メインユニットを交換することで音質を向上させることが出来なくなります。
なので、『DSP・プロセッサー』を取り付けることで音質調整機能を追加して、その音質調整の部分で音質を向上させていくことが出来るようになります。
そう言った理由からメインユニットが交換出来ない車に『DSP・プロセッサー』を取り付けることがおすすめとなります。

目の前で歌っているような定位感を出したい方

2つ目の『目の前で歌っているような定位感を出したい方』についてですが、
この理由は1つ目の理由と似ている部分にはなりますが、『DSP・プロセッサー』を取り付けるととで内蔵されている音質調整機能の1つである「タイムアライメント・タイムディレイ」などと呼ばれる音質調整機能が使えるようになります。
簡単に言うとこの「タイムアライメント・タイムディレイ」機能を使うことで定位感を作り出すことが出来ます。
詳しくお伝えしようと思うとこの機能だけで長くなってしまうので今回はお伝えしませんが、「タイムアライメント・タイムディレイ」機能を使うことで自分の目の前、もしくはダッシュボード中央付近にボーカルがいるような、そこで歌ってくれているような感覚で音楽を聴くことが出来るようになります。
自分の目の前で歌ってくれているから音質が良いと言う解釈にはならないかもしれませんが(^^;) 本来であればCDなどに収録されている音楽情報を正しく再生するとセンターでボーカルが歌ってくれているように聴こえます。
ですが、車内の場合ですと「タイムアライメント・タイムディレイ」機能を使わない状態ですとボーカルがどこで歌っているのかわからなかったり、右ハンドルであれば右側のドア(リスニングポジションから近いドア)から聴こえるような状態になったりします。
この状態に比べると目の前だったりダッシュボード中央付近で歌っているように聴こえる状態は正しいステージング感、理想的な定位感に近づいていることになります。

設定などをいじったりすることが好きな方

3つ目の『設定などをいじったりすることが好きな方』についてですが、
『DSP・プロセッサー』を取り付けると音質調整機能が増えます。
ただ、調整機能が増えたからと言って調整をしなければ何も変わらないことになります。
なので『DSP・プロセッサー』を取り付けると音質調整機能を1つ1つ設定していく必要があります。
この設定1つで音の聴こえ方がガラッと変わってきます。
なので、この1つ1つの機能がどう言ったものなのかと言うのを調べたり・試したり・設定したりと言うことが結構楽しいです。(僕は楽しいので好きです!)
音質調整については知れば知るほど難しいですが、それでもやはり1つ学んで、知識を得て、得たものをアウトプットした結果 、音の変化として帰ってくる。と言うのはとても楽しいことです。
ですので『設定などをいじったりすることが好きな方』にとっては音質調整機能が増える、設定項目が増える、と言うことは楽しいことだと思いますのでオススメになります。

DSP・プロセッサーのメリット

ここまではオススメしたい方・車。そしておすすめの理由についてお伝えさせていただきました。
次は『DSP・プロセッサー』を取り付けた際のメリットについてお伝えしてきます。

メリットをお伝えするとは言いましたがメリットの内容についてしっかりとお伝えしようと思うと長く、難しくなってしまう可能性がありますのですごく簡単にお伝えしますと、まずは『音質調整』がより細かく出来るようになります。

音質調整の代表的な物

その『音質調整』の代表的なものとして『イコライザー』『タイムアライメント・タイムディレー』『デジタルクロスオーバーネットワーク』と言ったものが使えるようなります。

音質調整機能がより細かく出来ることによっててスピーカーや車内特性に合わせた音のセッティングが出来るようになりますので、結果として耳に聴こえる音が整った状態。分かりやすく言うと『音が良い』状態に近づけることが出来ます。

いかがだったでしょうか?

と言った感じで今回はちょっとサラッとした感じではありますが、あえてスピーカー交換ではなくて『DSP・プロセッサーの取り付け』からカーオーディオを始めてみる。
『DSP・プロセッサーの取り付け』から始めるといいんじゃないかという方・車。そしておすすめの理由とメリットについてお伝えさせていただきました。

最後にちょっと余談ですが

通常であればカーオーディオを始めるならスピーカー交換を1番最初におすすめいたします。
ですが、今回はあえてスピーカー交換ではなくて『サブウーファー』『デッドニング』『DSP・プロセッサー』と言う話をさせていただきました。
通常のスピーカー交換まで合わせるとカーオーディオを始める際の選択肢が4つとなったのですが、僕が新しく自分の車を買ったとしたら何から始めるだろうか?と考えて見たところ、今回お伝えしました『DSP・プロセッサーの取り付け』から始めるのではないかな、と思いました。
まぁ理由はいろいろあるんですけど(^^;)(少し変わった理由も含まれてます)

といった感じで今回までで『あえてスピーカー交換ではなくて違うところからカーオーディオを始める』と言うテーマでお伝えさせていただきました。
今回の話が面白かった方はまた次回も見ていただけたら嬉しいです(^^)

動画もあります

文字を読み込んでいくことが苦手な方のために動画も用意しております。
動画の内容はこのページの内容とほとんど同じことをお伝えしております。

第19回 デッドニングからのカーオーディオ入門

前回はあえてスピーカー交換ではなくてサブウーファーの取り付けからカーオーディオを始めてみることについてお伝えさせていただきました。
今回はあえてスピーカー交換ではなくてデッドニングからカーオーディオを始めてみる!というテーマでお伝えさせていただきます。

第19回はこちら

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