本日はＢＭＷ １１６ｉ のフロントドアスピーカー交換をさせていただいた作業を紹介いたします。

こちらのオーナー様は純正オーディオよりももう少し音を良くしたいということでスピーカー交換のお問い合わせをいただきました。
お住まいが熊本ということもあり、メールでお話をさせていただきました。
その中でオーディソンのスピーカーが本命ながらも、フォーカルも気になる。ということで、作業を行う日に実際にスピーカーを聴き比べていただき、今回はオーディソンのスピーカーを取り付けることとなりました。

それでは作業に取り掛かっていきます。

まずは作業前の状態です。
ここから内張を取り外してスピーカーの交換を行なっていきます。

ちなみに今回のお車はノーマルオーディオということでドア上部にミッドレンジがあるのみで、ミラー裏にはツィーターが無いタイプでした。

先程の内張を取り外すとミッドレンジスピーカーが登場します。

近寄ってみるとこのような感じで純正スピーカーが取り付けられています。
こちらのスピーカーを交換していきますので、

とりはずします。
ミッドレンジスピーカーの取り外しが終わったところでお次に

ミラー裏のパネルも取り外します。
今回はこちらのパネルをツィーター有りタイプのパネルへ交換してツィーターを取り付けていきます。

パネルを取り外したところで新しく取り付けるものと並べてみました。
今回のパネルはオーナー様はご自身で用意されたものなのですが、不思議とハーマンのロゴパネルが無いものでした。
ロゴパネルが無いからか定価よりもだいぶお安く手に入ったそうです。
そしてパネルが無くてもオーナー様はそれほど気にならなかったそうでよかったです。
いくら安くてもパネルが無いことが気になってしまったら台無しですからね^^;

先ほどのパネルを裏返してオーディソンのツィーターを取り付けです。
オーディソンのツィーターはＢＭＷ用にサイズが設計されていますのでガタつきなどなく綺麗に取り付けができるのが良いところです。

ツィーター取り付け後、ドアにパネルを取り付けるとこんな感じです。
といってもオーディソンのツィーターは黒いのでほとんど見えないですが^^;

これでツィーター本体の取り付けは完了です。

ツィーターの取り付けが完了したところでお次にミッドレンジスピーカーの取り付けです。
その前に純正のミッドレンジと新しく取り付けるオーディソンのミッドレンジスピーカーを並べてみました。
振動板の入れが若干違いますが、それ以外はこれといった違いが見えにくいですね。

ですが、裏側にははっきりと違いがあります。
純正が傷んできているというのは置いておいて、マグネットサイズがオーディソンの方がだいぶ大きいです。
この違いは一目瞭然ですね！
そして地味にフレームの材質が違ったりします。
純正は樹脂ですが、オーディソンはより強度のあるアルミで出来ております。

ざっと見比べたところでスピーカーをドアに取り付けです。
純正と同形状で設計されていますので綺麗に取り付け完了です。

これにてツィーター取り付けとミッドレンジスピーカーの交換完了です！
後はツィーター用のハイパスフィルターをミッドレンジとツィーターの間のスペースに取り付けです。

ハイパスフィルターは先ほどの状態でも固定はしておりましたが、保険としまして上からスポンジテープを貼り付けて仕上げております。
これにて今回の作業は全て完了ですので、最後に内張を組み付けて完成です！

内張を取り付ければ見た目が変わることなく作業完了です。

見た目が変わってないといってもミラー裏のパネルを交換しましたのでこの部分は少し見た目が変わっております。
でも純正のパネルになりますので大きな違和感は無いかと思います。

最後に純正オーディオに内蔵されている音質調整機能を使って全体の音を整えてから納車させていただきました。

といった感じで本日はＢＭＷ １１６ｉ フロントスピーカー交換作業の紹介でした。

最後にちょっと雑談
自分が仕事をしているので気にしていなかったですが、世の中は３連休だったみたいですね！
この仕事を始めてから（１５年くらい）は３連休なんて年末年始とゴールデンウィーク、盆くらいしか無いのでなんてことない時の３連休の過ごし方が想像できないです^^;
みなさんはこの３連休をどのように過ごされましたか？